毎日楽しみにしていた大相撲春（大阪）場所も、横綱白鵬が全勝優勝で終わ
ってしまった。
隠岐の島出身の「隠岐の海」をずーっと以前から、期待して応援している家
内と私、しかし入幕以来、前頭上位に上がったり、七、八枚目に下がったりの
繰り返し。
解説の元横綱・北の富士や舞の海等多くの先輩も、「欲がない。 もっと稽古
せにゃダメだ！」と、今場所もいつもながらの手厳しい批評である。（期待の裏
返しでもあるが・・・）
最近では、北の湖理事長までが「彼はこんな所じゃなく、もっと上で取ってる力
士だ。」と言う始末。
以前から、専門家諸氏が口を揃えて「素質は非凡」と言うのだから、やはり不
振の原因は稽古不足という他ないだろう！
「稽古は相撲の命でしょう！」・・・「あなたは島根の星でしょう！」・・・目標に向かっ
てひたすらまっしぐら、平素の申し合い・ぶつかり稽古・出稽古等に取り組み、来場
所こそは小結（？）の地位にふさわしい、力強い相撲で上位を撃破してもらいたいも
のである！
・・・とは言え今場所は、以前とは少し違い、立会いの迫力と自分から前に出て攻め
る動きが加わって来たように思う。
その結果が、11勝4敗で、敢闘賞獲得につながった様に思われる。
良い傾向だ！
国技「大相撲」の良さは、何んと言っても取り組みの迫力と、そこから透けて見え
る、平素の血の出る様な努力（稽古）、器はあるのだから、是非とも偉大なる12
代横綱・陣幕九五郎（東出雲町出身）を目指し、人々に勇気を与えて欲しい。
～今日も良い一日であります様に～