農家の庭先の花畑でひと際美しい、葉鶏頭(ハゲイトウ)とサルビア、いずれも夏から秋に掛け
て色づく花である。
実は、老人会が主催する団地の「文化祭」に、「絵を出品してもらえないだろうか」と依頼を受け
随分前に描いた展覧会用に描いた、50号、20号の2点を出すこととした。
10年以上も前に描いたものだから、それでもと思いながら少し加筆(彩色)してみた。
そう言えば、この絵を描いた頃は、まだ元気一杯で県の「総合美術展」に「毎年出品していたな
~」と思い出し、今はほとんど使わなくなった二階のアトリエを、ガサゴソと捜し、今の時期に合
うこの絵を捜し出してきたと言う次第である。
多くの作品の中には、もうすっかり忘れてしまっていた絵も数点あった。
マレーネ・デエートリッヒ「リリー・マルレーン」