~20世紀のシンデレラ「王妃・グレース・ケリー」~
気品に満ちた美しさが「クール・ビューティー」と賛美され、ハリウッド女優として人気絶頂のグレース・ケリーは、カ
ンヌ映画祭において、モナコ大公レーニエ公と出会い恋に落ち、一年後に結ばれました。
それまでに築き上げた、ハリウッド女優としての、華々しいキャリアのすべてを結婚にかけて、女優業から引退し
ました。(当時、グレース・ケリーは、映画「喝采」でアカデミー主演女優賞を受けている。)
「20世紀のシンデレラ」と呼ばれた、グレース・ケリーは、「虚の自分」と「実の自分」との間で揺れる心の中の葛藤
を、強い信念によって、幸せな未来を切り開いき、二人の子供にも恵まれました。
しかし彼女はそんな幸せの中で、フランス旅行中に、自らが運転する車の転落事故で、52歳と言う若さで亡くなっ
たのです。
彼女は、華やかな女優時代を経て、モナコ王妃として激変する人生の中で、その手に幸せを掴み取るまでの日々
は、一見「人も羨むほど華やかに見える、王妃としての自分」と、「心に言い知れぬ孤独を抱え続けた真実の自
分」・・・その間(はざま)で揺れ、葛藤し続けた人生では無かったでしょうか、そんな彼女はその生涯が想像できる
ような「名言」を残しています。
~モナコ王妃:グレース・ケリーの名言~
〇「私は女優に挑戦したように、結婚にも挑戦したのです。」
〇「私は夫、子供、そして国民のために、愛を守り抜きます。」
〇「私の人生は『おとぎ話のようだ』とよく言われるけど、それ自体が『おとぎ話』だわ。」
〇「落胆することも人生の糧。大切なのは、悔やまず前に進むこと。痛みのない人生は価値がないのです。」
〇「両親であることは、世界で最も難しい骨の折れる仕事です。最も大切な仕事でもあるのです。」
〇「自分の直感や第一印象を信じなさい。」
〇「どの結婚にも嵐のような時間があります。」 ~出典:大人の女性の名言:「生き方バイブル」~
まさに『君看(み)よや、双眼の色。 語らざれば、うれいなきににたり。』白隠禅師・・・である。
波乱に満ちた「王妃・グレース・ケリー」の人となりを知った上で、アカデミー主演女優賞を受けた1955年公開の
映画『喝采』や、没後に制作された『グレース・オブ・モナコ:ニコール・キッドマン主演』を観賞して見たいと思います。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
めっきり寒くなりお布団から出たがらない最近のミカ嬢
ニコール・キッドマン主演:映画「グレース・オブ・モナコ 王妃の切り札」