今日の散歩は久し振りに、城山(松江城)の方に行って見ました。
最近どういう訳か、同伴の愛犬ミカ嬢が、城山の二ノ丸の段辺りまで来ると、急に立ち止まり風の音
に耳を澄まして怯え、「抱っこして、抱っこして」と、自分では一歩も歩こうとしなくなりました。
止むなくベンチに腰を下ろしてしばらく休憩。・・・・・
その間、携帯用のスケッチブックを取り出して、天守閣を望みつつ素描をして見ました。
ここのお城も、国宝に指定されてから後、平日でも多くの観光客の人達で賑わっています。
ちょうど外人の団体客の中の優しそうなご婦人が、「どうしたの? 疲れたの?」と、流暢な日本語で
ミカ嬢に声を掛けて行きました。
観光都市松江も、ひとむかし前に比べたら、随分グローバル化?したものです。
お城と言えば、私の子供の頃に流行った、三橋美智也の「古城」の歌詞が、どこのお城にもピッタリく
ると思いませんか。
古いのかな~・・・私が。
古 城
松風騒ぐ 丘の上
古城よ独り 何偲ぶ
栄華の夢を 胸に追い
あぁ仰げば詫びし 天守閣
崩れしままの 石垣に
哀れを誘う 病葉(わくらば)や
矢弾(やだま)のあとの ここかしこ
あぁ往古を語る 大手門
甍(いらか)は青く 苔むして
古城よ独り 何偲ぶ
たたづみ折れば 身にしみて
あぁ空行く雁の 声悲し
「古城」~三橋美智也