タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

 ♪  李香蘭~『蘇州夜曲』♪

2017-06-27 | その他

今日は少し曇り空の一日、残念ながら「アジサイに雨」とは行かないが、城の西の森にある、通称「アジサイ寺」と呼ばれる月照寺(松江藩主松平家九代の墓所)に、お参りに併せて写真を撮りに行って来た。        例年、梅雨のこの時期に行っていたのだが、今年は数年振りの事であった。

閲覧受付場所でもある、この日本庭園のある大広間で、先ずは抹茶を心静かに頂き、撮影スタートである。

紫陽花寺と呼ばれるほどに、点在する墓所に通じる石踏みにはたくさんのアジサイの花が、しっとりと咲いている。

 雨に濡れたアジサイは色鮮やかなのだが、生憎今日は終日曇り空。

 墓所に続く細道には、鬱蒼とした森が影を落として、アジサイとの対比でとても美しい。

アジサイのきれいな花房が、ところ狭しとばかりに道に迫り出してきている。

 

 

 

 

 

今日は観光客の方が非常に多かった。        ここは、シャトルバスの観光コースに組み込まれているからでもあるのだろう。        観光客風のお嬢さん(一人旅?)と一緒に、カメラでパチリパチリ、利けば県外から島根大学に今年入り「地域に溶け込むためにも、名所は見て置きたい。。。」とのことであった。

 この森の中でもひと際目を引く「石造を背負った大亀」には皆ビックリした様子。        この大亀にはこんな言い伝えがある。                                       ある藩主が亡くなった後、亀を愛でていた藩主を偲んで大亀の石像をつくった。       ところが、この大亀が夜になると城下で暴れ人を食らうようになった。         困り果てた当寺の住職が、深夜その大亀に説法をすると、大亀は涙を流して住職にこう頼んだという。        「わたしにもこの奇行を止められません。 貴方にお任せいたします」と。。。そこで亡くなった藩主の功績を石碑に彫り込み、その石碑を大亀の背中に背負わせて、この地に封じ込めたと言われている。

 

 

 

 

 

この地にお出掛けの際には、是非お立ち寄りになられことをお薦めします。 

 

 

 

李香蘭(山口淑子)~蘇州夜曲

 

 

 

夏川りみ~蘇州夜曲