タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

  ※五月雨(さみだれ)に 鳰の浮巣を 見に行かむ(貞享4年 吟)※

2019-12-21 | その他

 カイツブリ(冬羽) 

 

 

全長26cm。  夏羽では首は赤茶色、冬羽では黄茶色です。  足には各指にみずかきがあり、潜水は大得意で、足だけで泳ぎます。  小魚、ザリガニ、エビ類、大きな水生昆虫などを食べています。  日本では全国に分布しています。  
水ぬるむ春(夏羽)、池や沼や湖で、そこに浮いていたかと思うとアッという間にもぐってしまい、随分離れた所でポッカリ浮かび上がる、潜水の名手です。  超敏感な鳥で、遠くの方に人影を見ても、素早く潜って避難します。  時には浮き巣を危険回避のため、捨てることさえあります。(春に経験済み)  カモなどと一緒にいると、カモの子供に見られてしまうことがありますが、親鳥です。  水草を積み重ねて水面に浮巣をつくり、夏のはじめ、綿毛のようなかわいいヒナを連れて泳いでいます。(春には、背中に雛をおんぶしているところを、見掛けます。~とても愛情深い鳥です。) 

出典:「サントリー愛鳥活動」より

※五月雨(さみだれ)に 鳰の浮巣を 見に行かむ(貞享4年 吟)※

と詠まれている様に、古より「鳰の海」とは、琵琶湖をさす言葉であった様です。 ↑↓ 3枚の写真は夏羽カイツブリで、初夏に「野鳥の宝庫・楽山公園天神池」で撮ったものです。