うん
田んぼの中の農道を探鳥がてら歩いていると、幅1mほどの水路で何かが泳いでいます。 「 うん これ何んだ 」 ネズミをそのまま大きくした様な、「ヌートリア:泥狸」だ。 追う私と並行して泳いで逃げ比べです。(笑) 危害を加えられない様にと、時折、潜水して逃げて行きます。 なんと、ヌートリアは最長3分(人間の約3倍)は、潜れる様です。 ここなら安全と判断したのでしょうか、最後は陸に上がって一目散に逃げて行き来ました。 ヌートリアを、こんなに近くで見るのは初めてなので、記念に撮って置きます。
※ヌートリア~~丈夫で育てやすく、柔らかい上質な毛皮が安価に入手できるため、第二次世界大戦頃には軍隊の防寒用飛行服の裏地として、世界各国で飼育された。
日本では1939年にフランスから150頭が輸入され、飼育が奨励された。 当時は軍隊の「勝利」にかけて「沼狸」(しょうり)と呼ばれ、1944年ごろには、西日本を中心に全国で4万頭が飼育されていた。
中国では1953年当時のソビエト連邦から毛皮と展示目的に移入され、農村経済の自由化が始まった1980年ごろには毛皮が採れると多くの農民が飼育したが、管理の悪さによって死亡率が高く、毛皮の品質も悪く利益が出ないまま、多くは飼育放棄に至った。
水辺に雌雄のペア、または雌を中心とする小さな群れをつくって生活する。 結氷するような寒冷地では、生息できない。 ホテイアオイ等の水生植物の葉や地下茎、淡水産の巻貝を主に食べているが、農作物を食害することもある。※ (出典:WIKIより・・・原文のまま)
生態系を乱す動物に指定されていますが、これも身勝手な人間による、被害動物の一つです。
潜水中に、大きなナマズと遭遇、予期せぬ出来事に、双方ビックリした様でした。
水路の上の段は、菜の花畑が満開で、すっかり春の装いです。
溜池では、たくさんのマガモが泳いでいました。
「ハシビロガモ」の雌雄も泳いでいました。 今季、初めて見ました。