タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

   ~田園地帯に「コウノトリ」が飛来しました。~

2020-05-30 | 野鳥

今年初めて蒔いた、ポピーの花がようやく咲き始めました。

 

イングリッシュガーデンの垣根にある蔓バラです。

 



 

コウノトリが、雲南市の野生繁殖地から、当市古江町の田園地帯に、1羽だけでやって来ました。

なぜ雲南市から飛来したかと言うと。。。「足環」の色で見分けられるのです。  2019年6月生まれの雌(♀)でした。  (足環~一羽一羽、個体識別が出来る様に、・青・の、5進法で足環が付けられており、世界のどの国で発見されても、性別・他個体との血縁関係等々が、追跡出来る様になっているのです。)

雲南市の「野生繁殖塔」です。・・・お借りした画像です。)

飛来した「コウノトリ」は、しばらく田んぼで餌を捕食していましたが、餌があまり居なかったのでしょう。   やがて飛び立ち、約500m離れた田んぼに再び舞い降りました。(後は追わず・・・これ、私の「鳥撮り」マナ~です。)

コウノトリの目は、近くに寄って見ると、瞼が赤く、白目が大きく黒目が点で、ちょっと異様な目をしています。  今回、撮って初めて知りました。

素晴らしい嘴をしていますが、大きなウナギやヘビも、飲み込むことが出来るんですよ。

「コウノトリ」の分布域は、東アジアに限られる。   また、総数も推定2,000~3,000羽と少なく、絶滅の危機にある。   日本では、1961年5月25日の、福井県小浜市羽賀で2羽が巣立ち、これが野生絶滅前最後の巣立ちとなった。    この雛も、2羽とも5月17日に死亡が確認された。   絶滅となっている。 

翼開長約2mと、飛翔姿は美しい。

日本では、各地で個体数を回復するため、繁殖見守り・支援が続けられています。 

コウノトリが以前の様に、普通に見られる様に、関係者による様々な努力がなされているのです。