山口百恵:曼殊沙華
今年初めて蒔いた、ポピーの花がようやく咲き始めました。
イングリッシュガーデンの垣根にある蔓バラです。
コウノトリが、雲南市の野生繁殖地から、当市古江町の田園地帯に、1羽だけでやって来ました。
なぜ雲南市から飛来したかと言うと。。。「足環」の色で見分けられるのです。 2019年6月生まれの雌(♀)でした。 (足環~一羽一羽、個体識別が出来る様に、黒・黄・赤・青・緑の、5進法で足環が付けられており、世界のどの国で発見されても、性別・他個体との血縁関係等々が、追跡出来る様になっているのです。)
(雲南市の「野生繁殖塔」です。・・・お借りした画像です。)
飛来した「コウノトリ」は、しばらく田んぼで餌を捕食していましたが、餌があまり居なかったのでしょう。 やがて飛び立ち、約500m離れた田んぼに再び舞い降りました。(後は追わず・・・これ、私の「鳥撮り」マナ~です。)
コウノトリの目は、近くに寄って見ると、瞼が赤く、白目が大きく黒目が点で、ちょっと異様な目をしています。 今回、撮って初めて知りました。
素晴らしい嘴をしていますが、大きなウナギやヘビも、飲み込むことが出来るんですよ。
「コウノトリ」の分布域は、東アジアに限られる。 また、総数も推定2,000~3,000羽と少なく、絶滅の危機にある。 日本では、1961年5月25日の、福井県小浜市羽賀で2羽が巣立ち、これが野生絶滅前最後の巣立ちとなった。 この雛も、2羽とも5月17日に死亡が確認された。 絶滅となっている。
翼開長約2mと、飛翔姿は美しい。
日本では、各地で個体数を回復するため、繁殖見守り・支援が続けられています。
コウノトリが以前の様に、普通に見られる様に、関係者による様々な努力がなされているのです。