白鳥(しらとr)は 哀しからずや 空の青 海のあをにも
染まずただよふ 若山牧水
雲ひとつない空の青、深々と澄み渡った海の青にも染まらずに漂う。 この白鳥の姿は哀しいではないか、ほんとうに、えも言われぬ哀しい哀歓を誘うことだ。 孤独な白鳥よ。
世にまじることのない清純な魂、高い志~多感な青
春時代の牧水自らの憧憬を白鳥(しらとり)に託して
。。。。。
「白鳥探して昨日は東、今日は西」 10日ほど前にはこの湖へ、白鳥の初飛来があったと報道されていましたが、いつも餌を食べに通勤?して来る水田(一枚田)には、先日よりも「コハクチョウ」の数は、3羽だけ増えて8羽だけしか来ていません。 そこで、一昨日は探鳥マップを頼りに、宍道湖の西岸に位置する斐伊川の河口に出掛けて見ました。 すると「居ましたいました。 残りの約30羽の白鳥が。」 しかし、良~く見てみると、白鳥は「コハクチョウ」では無くて。。。これは「コブハクチョウ」でした。 と言うことは。。。残りの「コハクチョウ」は、一体どこへ行ってしまったのでしょうか。
嘴の上の黒いコブが目印の、「コブハクチョウ」です。
夕暮れ時が迫って来ました。 カモ達は一斉に塒(ねぐら)に向かって飛び発って行きます。
しかしここには、ご覧の様に海中(汽水湖)に水草がたくさん生えている場所なのです。
つるべ落としに陽が落ちて行くと言うのに、4、5羽の白鳥だけが居残って、夢中で水草を食べている様です。
「 お腹も膨らんできたから、そろそろ帰ろうよ~~~」と、言ったかどうか分かりませんが、その直後に東の空へと帰って行きました。
こうして見ると「白鳥」は、種毎に集団で行動するものなのでしょうか。
ラヴ イズ オーヴァー:欧陽菲菲
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