タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

 ~白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ~~若山牧水

2018-10-24 | 風景

 白鳥(しらとr)は 哀しからずや 空の青 海のあをにも
染まずただよふ        若山牧水


雲ひとつない空の青、深々と澄み渡った海の青にも染まらずに漂う。 この白鳥の姿は哀しいではないか、ほんとうに、えも言われぬ哀しい哀歓を誘うことだ。 孤独な白鳥よ。


世にまじることのない清純な魂、高い志~多感な


    春時代の牧水自らの憧憬を白鳥(しらとり)に託して
。。。。。     



 「白鳥探して昨日は東、今日は西」 10日ほど前にはこの湖へ、白鳥の初飛来があったと報道されていましたが、いつも餌を食べに通勤?して来る水田(一枚田)には、先日よりも「コハクチョウ」の数は、3羽だけ増えて8羽だけしか来ていません。 そこで、一昨日は探鳥マップを頼りに、宍道湖の西岸に位置する斐伊川の河口に出掛けて見ました。 すると「居ましたいました。 残りの約30羽の白鳥が。」 しかし、良~く見てみると、白鳥は「コハクチョウ」では無くて。。。これは「コブハクチョウ」でした。 と言うことは。。。残りの「コハクチョウ」は、一体どこへ行ってしまったのでしょうか。


嘴の上の黒いコブが目印の、「コブハクチョウ」です。



 夕暮れ時が迫って来ました。 カモ達は一斉に塒(ねぐら)に向かって飛び発って行きます。 



 しかしここには、ご覧の様に海中(汽水湖)に水草がたくさん生えている場所なのです。  



つるべ落としに陽が落ちて行くと言うのに、4、5羽の白鳥だけが居残って、夢中で水草を食べている様です。 




「 お腹も膨らんできたから、そろそろ帰ろうよ~~~」と、言ったかどうか分かりませんが、その直後に東の空へと帰って行きました。


こうして見ると「白鳥」は、種毎に集団で行動するものなのでしょうか。




 


 


 


 





ラヴ イズ オーヴァー:欧陽菲菲

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