タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

映画「ニライカナイからの手紙」   蒼井優

2013-12-21 | その他

      ~竹富島の夕暮れの浜辺で、離れて暮らす母に思いを馳せる「風希」~

先日、「レンタル祭り」で1本80円で借りてきた映画「ニライカナからの手紙」、返却期限ぎりぎ

で(最後の1本を)昨夜観賞。

これが適当に見つくろって借りてきたにしては、意外や意外、感動作品でした。

今や若手女優の旗手たる「蒼井優」の主演第1作目で、H5年公開ですから、セーラーも、その

ままで様になっており、初々しい17~8歳の頃の映画です。

この映画は、沖縄から遥か南の八重山諸島の一つ、竹富島でオジイ(祖父)に育てられ成長して

いく娘「風希」の、幼い頃から離れて暮らす母に対する心模様が、沖縄の美しい風景と三線(さん

しん)のもの悲しい音色と共に、綴られて行きます。

(少しネタばれ)

毎年、娘「風希」の誕生日には、東京の母からの手紙をオジン(竹富の郵便局長)が届けてくれ

る。 

この便りには、母のあふれる愛がしたためられており、風希を励まし勇気付け、生きる支えとな

ってをり、彼女にとっては何物にも代えがたい何よりの宝物である。・・・・「風希」は、幼い頃から

父の遺品のカメラを手にし、やがて写真家になる夢を抱く様になる。・・・そして高校卒業と共に

母の住むという東京に、写真を勉強するために旅立つ。・・・「20歳になったらすべてを話す・・」

との母からの手紙を心の支えに、辛い写真修行を積む日々・・・やがて20歳の誕生日がやって

来るのだが・・・・・・物語後半は涙なくして語れない。(感動、感動)

ところで、沖縄の方言と思われる映画の題名、『ニライカナイ』と云う言葉が気になって、しかし映

画を観終わって何となく・・・・・・で、調べてみました。

『ニライ・カナイ』~遙かな遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、海の底、地の底にあるとされる異界

(楽土)

           ~貴方にとって今日も良い一日でありますように~

 

 


   ♪ピエロ♪

2013-12-20 | 静物

 

                                           ~ 『ピエロ』人形~

昨日アップした 『ピエロ』人形に色を乗せてみました。

派手な衣装とメイクが売りだけあって、やっぱり色が入ると、

感じが少し変わり、いつかサーカスで観たピエロらしくなって

きました。


♪ピエロは涙 流しけり~♪    「月光とピエロ」

2013-12-19 | 静物

               我が家の壁に掛かっている『ピエロ』人形

我が家の家族を天井(上)から見下ろして20数年、紅を入れた白塗りの顔、長袖寛衣

の派手な衣装、滑稽な動作でいつも大きな口を開けて笑っています

道化回しの笑いものになるだけの人サーカスのピエロ(クラウン)、ピエロは

どんな時(状況下でも)でも、心の内を隠して、いつも笑って人々に幸せを与え

いますが、凡人の私には、とてもとてもそんな人になれるはずもなく、しかしそ

れでも少しピエロに学んで、「どんな時でも、普通に生きる。」を、我が人生

大かつ永遠のテーマにして頑張っていますが、いつまで経ってもなかなか本物のピ

エロになれそうにありません・・・・・・・

 「月光とピエロ」  (堀口大學作詞)

月の光の照る辻に

ピエロさびしく立ちにけり

ピエロの姿 白ければ

月の光に ぬれにけり

あたりしみじみ見まわせど

コロンビーヌの かげもなし

あまりにことの 悲しさに

ピエロは涙 流しけり

 

                 ~今日も良い一日を           

                     

 


    

 



 

 

 

 


女優・ジュリア・ロバーツ「幸せの教室」

2013-12-18 | その他

                     

                   女優:ジュリア・ロバーツ

ジュリア・ロバーツは、今やハリウッドの高額出演料ランクの上位を占める大女優、その

彼女の映画を私が最初に観たのは1990年(H2)、やはり、あのリチャード・ギアと共演し

た『プリティ・ウーマン』で、コールガールを演じたものだったが、映画の中の役柄とは少し

違った、知的な印象を受ける女優さんだった。

この映画の大ヒットで、彼女は一躍スターダムに・・・そして『エリン・ブロコビッチ』もヒットし

、アカデミー、ゴールディングローブ両賞で、主演女優賞に輝いている。

右目の下の「泣き黒子」から可憐な印象を受けるが、大女優の例に洩れず、恋多き女性で

もあり、私生活では相当我儘なところがあるようだ。(まぁ~それは、女優としての評価とは

全く無関係なのだが・・・)

今日は、久し振りにそのジュリア・ロバーツの主演映画「幸せの教室:2011年」をレンタル

して来て観たが、大学講師(ロバーツ)と受講生のふれあいと、愛が芽生える過程をコミカ

ルタッチで描いた、どこにでもありそうな、日常的な映画だが、結構、穏やかかつ豊かな気

持ちで鑑賞できた映画だった。

              ~みなさん今日も良い一日を~

 

 


水鳥も 北風さけて 陸をゆく。

2013-12-17 | 風景

寒くなって日課のウォーキングも、スタンバイに少々時間が掛かるようになって

ました。

今日も風は冷たく・・・でも頑張って、敢えて宍道湖岸の遊歩道に出掛けてみまし

が・・・案の定、浅い宍道湖は、強い北風をもろに受けて、あちこちで白波を

てています。

この時期でも、陽が射し波静かな日であれば、数え切れない程の水鳥が浮かび、

水草(餌)を啄むために潜ったり、息継ぎのために「フゥー」と・・・浮き上がったり、

繰り返していて、見ていて飽きませんが・・・・さすがに今日はとても波が荒く、陸

(おか)に上がって遊歩道を占領、ヨチヨチと仲良く連れ立って行ったり来たりの

散歩中、時折通り掛かるジョギングの人に、上手く道を譲る仕がとても愛らしい。

こんな風景を見ながら歩いていると、思わず寒さと時間を忘れてしまいます。

            ~今日も元気で行きましょう~

 


12月16日(月)のつぶやき

2013-12-17 | 植物

~アレクサンドル・カ バネル『ヴィーナスの誕生~ (模 写) goo.gl/LYeH8i


~アレクサンドル・カ バネル『ヴィーナスの誕生』~(模 写) goo.gl/T3wl3g



~アレクサンドル・カ バネル『ヴィーナスの誕生』~(模 写)

2013-12-16 | その他

 アレクサンドル・カ バネルの『ヴィーナスの誕生』~   (模 写)

『ヴィーナスの誕生』の絵と云えば、たしか中学生の頃、教科書で見たイタリアの画家

サンドロ・ポッティチェリの、貝殻の上に立った女神・ヴィーナスの絵がよく知られいま

が、この『ヴィーナスの誕生』の絵も、フランスの画家・カバネルが描いたもので、

リシャ神話の女が、海にわきたつ泡から誕生・出現した様子が描かれており、非常

に有名な絵す。

ヴィーナス(アブロディーテー)は、神話によれば愛と美と性司る女神で、三美神の

審判で最高の美神として選ばれたということになっています。

今から20年前、観光でパリ市を訪れた際、オルセー美術館でこの絵を目の当たりに

時、横たわるヴィーナスが、目覚めて眩しそうに右手で光を遮りながら、見上げる

線に、ドキリ・・・・としたものです。

また女神・ヴィーナスが、あまりにも現実的で豊満、 艶やか、しどけなく描かれていて、

ちょっと異質な感じがたことを記憶しています。

まぁ~「女神:ヴィーナス」と云えど、有名画家が数多く残しており、そのモデルも実際

は、街一美女であったり、画家の奥さんや愛人であったり様々のようです。

この絵には、ほんとうは女神の誕生を祝福して舞うエンゼェル(天使)が、もう一人左

端に描かれているのですが。(割愛しています・・・)

            ~今日も良い一日でありますように~


フラゴナール作:「読書をする娘」    ~模写~

2013-12-14 | その他

 

1776年、フランスの画家フラゴナールの「読書をする娘」、豊かな色彩と大きな

タッチで、読書に熱中する少女が生き生きと描かれています。

この絵は、西洋美術の質の高いコレクションで有名な、「ワシントン・ナショナル

ギャラリー」に展示されています。

原色のイエローを大胆に駆使した絵で、見ているだけで晴れやかな気持ちにな

れる、私の好きな絵の一つでもあり、画集を見ながらパステルで模写して見まし

た。

このところ模写にはまりつつある訳で・・・すが、実際、模写は良い勉強になり

す。

この絵は、今から約240年位も前の作品ですが、アトリエで製作中のフラゴナー

ルが「何を表現したいのだろうか・・・」と、時空を超えて思いを馳せられるのも、

実は、私流の模写の楽しみでもあります。

            今日も良い一日でありますように