撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

サイヨークノイ滝からナムトック駅へ歩いた

2009-02-19 02:16:00 | タイ王国
2月8日(日)、11時前、バスターミナルで今日のこれからの予定を適当に決める。
どうせ今日もカンチャナブリ泊、泰緬国境まで行き、折り返してサイヨーク国立公園を見た後、戻ってくる という馬鹿げた計画をたて、バスターミナル隣のタイ国観光庁事務所へ資料をもらいに行くも、藤村有弘みたいなオヤジに「明日にしなさい」と一蹴され、あえなく断念。
45バーツ(117円)払ってバスに乗る。

途中何もない荒野で下車した白人ギャル3人組。どこへ行ったのかやたら気になる。

着いた先は

サイヨークノイ滝。

案内板。タイ文字が読めないヤツは来るなと言わんばかりであるが

心配無用。国道まで響き渡る キャーキャーという滝で戯れるタイ民衆の叫び声を頼りに ちょっと斜面を登っていけば 迷うことなく到着。

滝の周囲は遊歩道になっていて 散策する人で一杯。佇むたけちゃん(左端)。

滝の下の方では 森林浴を楽しむタイ人並びに白人で賑わっている。

滝壷の水はぬるく、濁っている。日本人なら絶対入らないと思われるが、タイ人は皆喜んで水遊びに興じている。

白人の一団に混じって滝まで登攀を敢行、無事帰投するたけちゃん。

滝の近くには 蒸気機関車が静態保存されており

「ナムトック サイヨークノイ」駅なるもの存在する。この駅には現在定期列車は来ていないはず。

よろず屋兼食堂。昔使われていた駅舎か?

しかし、線路はつながっているようだ。これに沿っていけば、ナムトック駅にたどり着けるのではないか。そう判断した我々は、15時15分ナムトック発最終に乗車すべく、14時40分 サイヨークノイ滝を出発した。

途中、踏み切りでエンストしているカップルが乗ったモトサイを発見。手を貸してやろうと思ったら、自力脱出後、ニュートラルで坂を下っていった。あぶねえなあ。

「おい、こがんとで駅に着くっや」と少々心細くなるが、「こん線路ば見てみろ。こいは使われとっばい。」というたけちゃんの返事。線路のさび具合ではいまひとつわかりづらいが、線路脇にたびたび垣間見える、垂れ流しトイレの証拠がまんざらたけちゃんの説がうそでもないことを証明しているようだ。40超えた男2人の長崎弁が山峡にこだまする。

枕木が ガタガタする小さな鉄橋を渡り

やがて視界が開けてくる。踏み切りを左折すると

駅に着いちゃいました。その間約25分くらい。

駅前のよろず屋。

発車時間に間に合ったので、次回はマジで 世界の車窓から だ~。