撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

泰緬鉄道の車窓から ナムトック クワイ河鉄橋

2009-02-20 01:00:00 | タイ王国
15時15分発の10分前に到着。満員で席が取れず、

縁台将棋をするときに使うような 木の長椅子が並べられた 荷物室みたいな車両に席を確保。

とりあえず車掌も一緒というしょぼくれたメンツで定刻発車。横のおばちゃんは終始何かを食っていた。


車窓

一路南を目指す。

煙るクワイ河

名もない切通し。


そういや長崎のどっかに「切通し」というものすごい無味乾燥な名前のバス停があったな。

途中から白人が大量に乗り込んできた。

タムクラッセを過ぎると いよいよ白人さんお待ちかねの

アルヒル桟道です。

オーストラリアオヤジの頭と


たけちゃんのでか頭がかぶっていますが 平にご容赦願う。


筏にも白人が

このハイライトを過ぎると

白人の皆さん

大量に下車

しょぼくれた車内風景が戻ってきた。

そこへ 昼下がりの静寂を突如つんざく一団が。隣の箱から韓国ギャル2名とあんちゃん1名が乱入。少しむっとする白人じいさん。

韓国軍団は何しに来たのかよく判らなかったが、彼らが去ると再びのんびりした昼下がりの空気が車内に満ち溢れた。

物売りの少女が、幼い弟のものであろうか、壊れたギターのおもちゃを修繕していた。

そして彼の優しいお兄ちゃんであろうか、この後 お姉ちゃんがもてあましたおもちゃのギターを力技で修理、弾き語りをやっていた。結構うまかった。ミュージシャン志望かな。

赤土の荒野

我らの確保した席。なぜかドラエモンのビニールシートが敷かれていた。

対面の席の中華系タイ人オヤジ。車窓にかぶりつき、童心に帰っている。

列車はとことこ進み

右手に再びクワイ河を望み

チョンカイの切り通しを過ぎると

クワイ河鉄橋。世界の車窓から見た 退避場所の人々。ワタクシも列車の乗客から こんな風に見られてたのね。

クワイ河鉄橋駅に到着。約2時間半の旅。

鉄橋上では ものすごく恰幅のいいおばちゃんが 白人マウンテンバイク軍団と、スリル満点の離合を行なっていた。

離合完了。めでたしめでたし。

今日もクワイ河は 平和のうちに暮れていくのであった。

今日の列車の旅はたけちゃんも大満足。
腹減ったから、晩メシ行くぞ。