【東宝特撮Blu-rayセレクション】 連合艦隊 | |
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「群青」で思い出すのは、10年以上前に赴任していた札幌のススキノ。
仕事の関係で時々通っていたスナックのママが、結構辛口のオバサンだった。僕がカラオケで「群青」を歌おうとしたら「この歌は、若い人にはそう簡単に歌えないよ。大丈夫?」みたいなことを言われた。まぁ、いつも歯に衣着せない物言いのママだったから別に気にしないんだけど、ちょっとカチンときて「じゃぁ聞いてよ!」
息子をおぶった時の重さと背中の温もり、図らずも声を荒げて息子を怒ってしまった時の後悔、自分の理想に息子を嵌め込もうとしたことに気付いて落ち込んだこと…。オレだってもう40を過ぎて、それなりの人生を背負って来たんだ!「群青」歌わでか!!ってなもんだね。
万感を込めた(?)僕の群青を、ママはどう聴いたのだろうか。ママは歌い終わった僕に「フフン」と鼻で笑いかけたような記憶がある。でもそれが「意外とやるじゃない」だったのか「まだまだ青いわね」だったのか、覚えていない。今回そんな想いでが蘇り、懐かしくなった。
もう10数年前の話、その後僕は成長したんだろうか。年輪を重ねることが出来たんだろうか。カラオケのみならず、合唱に年輪は活かせているのだろうか。