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日曜日に、仙台の東北に位置する登米市の女声合唱団「ハーモニーなでしこ」の第2回定期演奏会を聴きに行った。
仙台から直接車で行って約1時間半。なんでそんなところまで?
この合唱団の指導者の一人が、東京混声合唱団(プロです)のCさん(地元登米出身)。Cさんとはちょっとした知り合いで、お誘いをいただいたので、お袋を乗せてドライブを兼ねて聴きに行ったんです。
最初はフォーレの「女声合唱のための小ミサ曲」、まだ2回目の演奏会ということもあり、1曲目ということもありで、結構硬さが聴衆に伝わってきた。あー、緊張しているんだろうなぁー。そんな感じの演奏だった。
でもプログラムが進むに連れて、曲もポピュラーになってきたこともあり、だんだん硬さがほぐれてきた。そうするとソプラノで数人、カ~ンと突き抜ける高音を正確に発声する方がいらして、これが効いていた。
ロンドンデリーやアニーローリーなどの聴き慣れた曲を女声合唱にアレンジした組曲や女声の定番「今日もひとつ」も演奏された。
なかなか良いじゃないですか。会場の登米祝祭劇場(水の里ホール)は、残念ながらお世辞にも響きが良いとは言えないホール(演劇とかをやるためのホール?)だったので、歌う方も大変だったろう。
新しい女声合唱団で、みんな一生懸命頑張っているし、それなりに声も出ている。
僕みたいな合唱初心者が言うのも大変おこがましいが、ならばもっと響きの良いホールで演奏会をやらせてあげたい。
響きの良いホールで、自分たちの歌声に包まれる喜びは、なにものにも代え難いものだから…。
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追伸)
Cさんは、そのうち仙台で混声合唱団を結成したいとか。うーん、それが実現したらおもしろそうだ。
「既存勢力VS新興合唱団」…、なんちゃって!