GWの川崎からの帰りに、福島の奥土湯・川上温泉に浸かってきた。「日本秘湯を守る会」会員の一つだそうだ。
東北道の福島西ICを降りて、国道118号線を猪苗代方面に20分ほど走って、右に折れると「土湯温泉郷」、その温泉街を抜けて細い山道を登っていくと、奥土湯「川上温泉」がある。道を間違えたかと思うほどの山道だ。さすが秘湯!
入浴料500円也を支払って、「立湯・万人風呂」に入る。旅館そのものは歴史を感じさせる風情あるもので、近代的ホテルとはまさに正反対のものだ。
お風呂は立湯というぐらいなので、湯船の手前から3mぐらい進むと、そこは水深1.3mぐらい。でも湯船の縁のところはお湯の中で腰掛けられるようになっていて、なかなか塩梅が良い。
相当量のお湯が注いでおり、完全掛け流しだ。ちょっとした幼稚園のプールぐらいある大きな湯船で、深いし、ちょうど良い熱さだし、とてもゆったりできて良いお湯でした。
家に戻ってからHPを見たら、「がんばっペ福島絆プラン」で一部屋一人宿泊でも2食付きで9,450円。う~ん、これは安い。
「秘湯なので不便でゴメンなさい」とか「カラオケはありません、タバコは売っていません」など、ある意味真っ正直で好感が持てる。今度はぜひ連泊でのんびり行きたい。
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ロビーに「日本秘湯を守る会」のチラシが置いてあった。これに秘湯を守る会の東北・栃木・茨城・新潟の会員旅館が90ぐらい掲載されている。
この中で浸かったことがあるのは「鶴の湯(秋田・乳頭温泉)」「最上屋旅館(宮城・鎌先温泉)」と今回の「川上温泉」の3つだけ。行ってみたい近所の温泉が「元湯夏油温泉」「峩々温泉」「能登屋旅館」等々。
宮城や山形も良いけど、福島には良い温泉・秘湯がたくさんある。こっちにいる間に、ぜひ一つでも多くの秘湯に浸かりたいと思っている。