室内の物干しが無いので、
今朝、近所の農家の竹林へ行き
ひと事告げ
竹の枯れたのをもらった。
枝を折り、跡をのこぎりで整え
タワシでごしごし水洗いして
拭いてから、部屋の上部に渡した。
しなやかで強靭、見た目も趣きあってよろし。
昼間、自宅にてとある取材があった。
風呂敷関係。
着物姿でふろしきを結んでいる写真を撮るというので、
Tシャツにズボンだった僕は
上だけ脱いで浴衣を羽織り、
ベルト代わりの帯で浴衣を留めた。
足は靴下のまま。写らないけど。
着物もしょせんは服なので、
適当にお氣楽でよいよい。
もっとみんなに着物を着てほしいと思っていますが、
現代、着物を着る機会はほとんどがフォーマルだし
よそいき、というイメージがあるので
女性はいつも以上に化粧もばっちり決めるだろう。
んでも、僕は昔の人と同じようなメイクが
着物にも似合うのではと思っているから、
着物の鮮やかさに負けぬように口紅をする
くらいでいいと思う。本紅の、玉虫色のつやが素晴らしい。
さかのぼれば、洗髪も洗顔も水で流すだけだった。
それにて、髪にも肌にも必要な油分が残り、
肌をいつも清浄に保つ微生物も死なないから
奥から発光するようなまばゆい美しさだったろう。
水で流しもしなければ臭いが生まれるだろうが
水さえかけていれば、乳酸菌によるフルーティな
香りを発する女性になる。
生き物として必要なものをきちんと保っていれば、
乾燥(しわ)や紫外線(しみ)を防ぐ能力も備えて
すっぴんでも十分美しい。
その土台の上に着物を着て、ほんの口紅をさしたら
なでしこのように可憐な女性になるでしょう。
フォーマルぶってガチッと決めなくても、
普段着の感覚で、体に心地よい着付けを
部屋着の自己流からはじめて、だいたい身につけたらOK。
家の中では、浴衣を腰で結んで
すそを引きずって、胸がはだけてたっていいさ。
(外から見られたり、盗撮に注意☆)
引きずるために、毎日部屋をきれいに掃いて拭いておこう。
そして外出時は、胸が出ぬよう帯をちょっと上で結び、
足が出るようにすそをちょいと上げて
ひもで簡単に結んでおけばいい。
帯結びも、小さければ前で結んだままでもいい。
簡単簡単!
そんな感じで、せっかく日本人だから
民族衣装に親しんでほしいと思う。
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