福島は、照れた桃のような顔なのに
現在、大変な重荷を背負っている。
一人では重いけれど、
二人、三人で協力しながら
一歩一歩歩んでいくのだ。
抱えきれない事案に
胸ははちきれそうだけど、
素朴なまごころを
草木と風が守っていく。
この先、このふるさとで採れたものを
美味しく安全にいただくために、
ひと口を涙と噛みしめながら、
美しい大地へ蘇生させる。
明るいきみと、
可愛いあなたが出逢って結ばれた
この丘、細道、海の風。
日本は一本。歩いて歩いて、
時には避難、必ず再生。
いま、ここから
新しい渦がおこり
全世界、全宇宙に
すてきな、すてきなひと粒を
届けることができるように。
まんまるの中の一人、
小さくて、うんと強い。
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