ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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無事に楽しんで。布呂敷むすびinきさらづ を終えて、
帰りは鉄道ではなく袖ヶ浦より高速バスで新宿。

海底トンネルをまっすぐ横断で、さすがに早い。交通費も
ほとんど変わらない。

行きは長時間、鉄道で本を読みほうけていたので、
木更津駅に着くと、しゃんとさせる為に自らの体を
ぱっしん、ぱしっと打って、たな心を注入した。
掌は「他の心」とも読め、自身内部とは異なる
天外のどなたか(先祖や守護霊や宇宙?)からの援助を
給わられるのか。

命という字にも「叩」が入っている。

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甘栗は、普通に食事を終えた後であれ
不思議と食べ続けられ、いみじく別腹である。

ほっこらお腹にたまる感じが無く、さながら喉元で消える
岩清水のごとし。

それでは消化がよくてすぐに腹が減ると思いきや、
腹持ちさえもばっちりという、双方併せ持つ
スーパーフードと云えよう。

さらに、ただポンポコ食べるのではなく、自ら手指を動かして
栗の皮を剥くという能動的な手間も心にくい。

縄文以前からの記憶なのか、幼な子まで勇んで食いつき、
至上の笑みをほころばす。

余分な加工をなさずに、まるの栗のままの生命エネルギーをいただく。
皮と渋皮に護られ、酸化もしにくい。

元来山のものだから、栗を主食としたら孤高の領域へと向かう。
浮き世で生きるならば、米を食べる必要があるにはある。

さういえば、元モダンチョキチョキズの濱田マリさんの
主食が甘栗であると、上野駅前ガード下の栗屋さんの
サイン色紙に書かれてあった。

甘栗は寝る前には食べないほうがよい。かといえ朝でもない。

ランチあるいは早めの夕飯に食べて、その後しかるべく
体を律動させ、創造的、生産的に
甘栗のエネルギーを生かし、喜びあふるる世の中を
建設しようでありませんか。

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今日は千葉県の木更津でふろしき講座。
「花とカフェ ハンノ木」というお店で。

陽差しはまぶしいが雲と風の多く、やや肌寒い日。

カラスノエンドウ、すずめのえんどう、ハナニラにポピーと、
道端には世話要らずながら愛らしいとりどりの花咲きたり。

河原からは雉の声。
ぴゅーはーと燕飛び交う。

冬を越した生態系のふくらむ季節。

玄関では、眠りより覚めた大小のサワガニたちが、ご飯粒を挟んで食べている。

木更津といえば、小学生のときにフェリーで東京湾を横断して行った。
今はアクアラインという海底トンネルができ、遠からぬ距離感となってしまった。
ちなみに今日は電車なので海沿いぐるりと、千葉から内房線。

日野から東へ東へ、新宿、お茶の水、錦糸町と
だんだん風が馴染んできて、おひさまの国・千葉へ。
そこから南下していくと、よい意味で隠れ里化してくる。

東京湾は縄文人のゆりかご。元は日本一の干潟で、
貝の宝庫。

遠浅で波緩く、肌に柔らかい栄養豊富の潮水。

その潜在力を持ちながらも、今は過去からのヘドロや
青潮の問題もあり、暮らしに寄り添った身近な
お母さんの海とは言いづらくなってしまった。

東京湾の再生が、自分の使命と思っている。
風呂敷講座を通して家庭排水の工夫を伝えたり、
佳き海のすがたをイメージできるようなイラストを描いていきたい。

過日に焦がれるのではなく、より進化した形を見よう。

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