ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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『ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
 高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
 お金を使ってはいるが 得る物は少なく
 たくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている
 家は大きくなったが 家庭は小さくなり
 より便利になったが 時間は前よりもない
 たくさんの学位を持っても センスはなく
 知識は増えたが 決断することは少ない
 専門家は大勢いるが 問題は増えている
 薬も増えたが 健康状態は悪くなっている
 飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し 笑うことは少なく
 猛スピードで運転し すぐ怒り
 夜更かしをしすぎて 起きたときは疲れすぎている
 読むことは稀で テレビは長く見るが
 祈ることはとても稀である
 持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている
 喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか
 憎むことが多すぎる
 生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
 長生きするようになったが 長らく今を生きていない
 月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない
 世界は支配したが 内世界はどうなのか
 前より大きい規模のことはなしえたが
 より良いことはなしえていない
 空気を浄化し 魂を汚し
 原子核を分裂させられるが 偏見は取り去ることができない
 急ぐことは学んだが 待つことは覚えず
 計画は増えたが 成し遂げられていない
 たくさん書いているが 学びはせず
 情報を手に入れ 多くのコンピューターを用意しているのに
 コミュニケーションはどんどん減っている
 ファーストフードで消化は遅く
 体は大きいが 人格は小さく
 利益に没頭し 人間関係は軽薄になっている
 世界平和の時代と言われるのに 家族の争いはたえず
 レジャーは増えても 楽しみは少なく
 たくさんの食べ物に恵まれても 栄養は少ない
 夫婦でかせいでも 離婚も増え
 家は良くなったが 家庭は壊れている

 忘れないでほしい 愛するものと過ごす時間を
 それは永遠には続かないのだ

 忘れないでほしい すぐそばにいる人を抱きしめることを
 あなたが与えることができるこの唯一の宝物には
 1円たりともかからない

 忘れないでほしい あなたのパートナーや愛する者に
 「愛している」と言うことを 心を込めて
 あなたの心からのキスと抱擁は 傷をいやしてくれるだろう

 忘れないでほしい もう逢えないかもしれない人の
 手を握り その時間を慈しむことを

 愛し 話し あなたの心の中にある かけがえのない思いを
 分かち合おう

 人生は どれだけ呼吸をし続けるかで 決まるのではない
 どれだけ 心のふるえる瞬間があるかだ』

ジョージ・カーリン

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本日は、稲城で風呂敷講座でした。
出発前、庭で骨折中の長女と生き物を観ていた。

娘はおてんばで体温も高い「もえる女」で、真冬でも布団をかけると
熱がって蹴飛ばしてしまう。

自立心旺盛で何でも自分でやりたがり、手を貸すと嫌がる。
バックギアのない彼女は、ほとんど病氣をしない代わりに、
いつか怪我をするのではと思っていたら、先日友人の背中に飛びついて
落下し、右腕を骨折してしまった。

ところがちっともくよくよせず、左手と、口等を使って
変わらず大元氣に遊んでいる。

外科で巻いた固定用の包帯を嫌って暴れるので、許可を得て
見慣れた風呂敷による三角巾と帯で固定している。

通常の三角巾は腕を吊り下げるが、前後には動かせる。
風呂敷を使うと、吊り下げた上に左右の角を
背中側で結んで、胴体にぴたりと固定ができる。
今朝、そこに氣がついた。

思えば、心のままに風呂敷で遊ぶ長女の技法をヒントに、
4月以来、新しい結び方をいくつも発見した。

子どもエプロン
1枚でできる水着
ユニコーン帽子
頭に物を乗せて歩く技
スーパー三角巾

このうち3つを採り入れ、また以前出版して以来ふえた結びから
選んで、防災にとっても役立つ結び方の本を作りたく思っている。

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ようやく子どもが独立して、子育てにひと区切りが付き、
親はさあゆっくりと自分の時間を楽しもうと羽を伸ばすのも
束の間で、今度は孫ができて娘と二人三脚で、
しあわせながらもてんてこ舞い、という流れは一般的でもあるが、
晩婚化時代だから、娘が40歳で子を産めば、おばあちゃんは
アラウンド70で孫と連れ立ちあれやこれ、ということで
大変と思う。

我が家は夫婦それぞれの母親が遠くにいるため、そこは望まずに
近所のママ友同士の助け合いや、僕が自営業なので協力し合って
なんとかやっている。

両親と住み、女性は若く結婚、子育てする昔のやり方は
よい所がいっぱいあるが、現代に即するには、
二世帯住宅のようにしてプライバシーを確保することと、
女性が子育て後に新卒者と同じく仕事に就けるように
制度や常識を変えるべきだな。

娘っこは、将来相性のよいパートナーを見抜けるように、
若いうち、早い頃から他人と触れ、
お付き合いをしておくほうがよい。

あまり大切に箱入り娘にすると、世に出たときに
騙すような人間の餌食になるおそれもあるから。
兄妹に異性がいなければ、中高どちらかは共学に
通ったほうがよいかもな。

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春が来て、うさぎの飼い葉を近所で摘める。
笹ならば周年採れるが、今は
春草(なまえ不知)、カラスノ/スズメノエンドウ、よもぎ、
クローバー、はこべ、たんぽぽ、ギシギシ等が沢山ある。

半年間は乾燥牧草(チモシー)だったので、嬉しかったのか
今朝摘んできたらよく食べていた。
やっぱ生草(なまくさ)はよいな。

肉を食べたり金儲けに走る生臭坊主は嫌だけど。

そういえば、向かいの建物のつばめの巣を今朝
烏が襲撃して、親つばめがきゃあきゃあ騒ぐ中、
卵がぶん盗られて食われていた。

でもカラスもまたその栄養で子育てするから必死だろう。

うっとこら辺は、川も近くて(餌の蚊や虫が多い)
燕がいっぱいいる。
また、鵜(カワウ)もよく見かけるようになった。
潜水も堪能な鵜は漁の名人で、魚の減少が心配されるほどだ。

とにかく多様な種類の居場所があれば、逃げ場、隠れ場となって
生態系は豊かになる。

いのちへの優しさは、表面積と厚みに比例する。

川の表面積が増えれば、しぜん隠れ場も増える。

ふれあいもまた、指先でつんとつつくよりも
手の平全体を当てるほうがたくさん伝わるだろう。
そして両手を重ねて厚みを出すと層倍になる。

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