ふろしき王子のブログ◎
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この季節、庭木のどこかよりしばしば
雨がえるの声の鳴りひびいている。
会えるとすれば、夜に水場のそばに。
メスを呼んでいると思われるものの、
ここにいるのはオス2匹だけかも。
それでも、あきらめずに鳴いていれば
きっとメスも現れるでしょう。

あまがえるの、灰褐色のおたまじゃくしが大好きです。

その他の、庭にひそみたるカエルたち。


あかがえる(山あかがえるかも)


ひきがえる。毎年庭の池で産卵


東京だるまがえる


おまけ。クサガメの亀吉(あるいは、かめちき)
友達が殖やしたちっちゃなゼニガメが、だいぶ成長しました。人に慣れていて、食いしん坊。

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昨晩の激烈の雨、そして雷に洗われて、
街も空氣も清浄な、居るだけでげんきになる日でした。

家族は裏高尾へ散策に行きましたが、
僕は留守番しながら、麻のマスクを縫ったり
庭でいきものを観て過ごし、
夕飯を手がけました。

明日は午前中に縫いものをし、
午後は借りている、山の畑に行く予定。

まだ桑の実あるかな。

本日は、裏庭のセリで育ったキアゲハが羽化しました。

いきものたちは食べ盛りの季節で、
3匹の亀はミミズや団子虫に食らいついている。

姫睡蓮の甕から、久しぶりに、トウキョウダルマガエルが
顔を出していた。
まだ比較的小さな、子どもの蛙だが
どこから来たのか不明。

ひとけを感じれば、シュッと水中へ潜ってしまうものですが、
不思議と末っ子が手を伸ばしても逃げず、
なんとカエルの額をぴとっと撫でていました。

動植物の反応は、人次第で変わる。
まだ見せたことのない動向がたくさん隠されていて、
そこが今世紀最大の秘境ではなかろうか。

それは人にもいえること。

ふわふわと微笑んでいるような人も、
扉がひらけば、熱くて激しい思いを
投げかけてくることだってある。

自分のまなざしが変わることで、
見慣れた風景がまるで新鮮に映り、そして
その見え方にふさわしい状況がしぜんと訪れる。

物は、自分に丁寧に、こまめに手をかけてくれる存在を愛する。

もしも、物がその氣になったら、
生きもの以上にエネルギーを発して、
望む在り方を実現するだろう。

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