白いくちなしの、優しいかおり。
可憐な、ユリのオーラ。
ムクドリの若鳥。
ノウゼンカヅラの夏色。
今日は、愛知県の春日井市でふろしき講座です。
テーマは防災。
とゆうても、風呂敷の使い方はいつでも臨機応変なので、
非常用の特別なむすび方があるのではなく、
応用、アレンジ、見立ての1つになる。
状況と環境によって、答えも変化する。
その問題を、その場にある素材を生かし組み合わせて
するりと解決する。
選択肢が少ないと、ときに致命的な無理をしかねないので、
日々の日常の暮らしのなかで風呂敷の技を
身につけていれば、涼やかに事もなげに対処できる。
技といっても、ふろしきはとてつもなく簡単だ。
大切なのはさじ加減で、
結び目の大きさの調節次第でも結果は変わる。
現代は、既に使い方が決まって、用意されており、
誰がやってもそこそこ形になるという商品に
囲まれているため、小刀のように、初めはおぼつかなくとも
使いこなせば便利至極、という身体化の感覚が減っていると
思われる。
失敗しない、無難で表面的な道具やレシピは、
勘や身体感覚を低下させる。
本来、1人1人の体の癖は異なるため、道具も自分に
合わせて作ったり改造するのも自然であるし、
逆に、どんな道具も使いこなせる、柔軟な身体性の、
双方の歩み寄りあって、まほう使いとなれる。
ともあれ、本日の講座は、非常時における
様々な場面で、風呂敷をどう生かして解決へつなげるかを
まずは受講者が自分で考えて試してみる、
というスタイルを主にしよう。
みんなで先生のいう通りに、1から順を追い真似てゆく
ような、駄目な学校のようなやり方はしたくない。
それでは暗記すれば成績がとれるのと同じだが、
実際はリアルにどんな状況が訪れるかは未知なので、
先生のいう通りにやったけど、
中身がでかくて風呂敷の角が届かなかったから
無理でした、ということにならないよう、
ゼロから自分で、不器用でも愚直に試して、
たくさん失敗する中に発見や感動も得、
自分のからだを、
自分のふろしきを
見つけ育てていく、
そういう人がふえていったら、
世の中はもっと、
たのしくなるだろう。
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