鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

イカル 知らなかったなぁー

2011-03-03 20:21:00 | 鳥撮る
   
嘴の汚れているような褐色。黄色で綺麗な個体をさがして写真にしようと思いきや、図鑑によると繁殖期には褐色の斑が生じると。それに囀りは「お菊二十四」「みのかさ着い」「これ食べてもいい」など多くのききなしが各地にあるとも。
高く澄んだ気持ちのいい口笛のような囀り、こんどこれらのききなしを口にしながら口笛に合わせてみよう。

もっと知りたいと一歩踏み出した私の視界の中に、羽衣伝説とあい重なったシーンをみた。径約50㌢の中に白い小さな羽が草むらの上に密に散らばっていた。頭も足も無いイカルの羽衣、丁寧に見ると長い黒い羽毛も。
この老人に持って帰ってお宝におしと、天に昇ったイカルからのプレゼントだと思い、初列風切羽毛と尾羽の長い羽毛を回収した。gift

羽衣伝説は地方によっていろんな説があるが、この場合、羽衣を脱ぎすて魂だけが天に昇った天女(イカル)と私流の伝説にしてしまった。



持ちかえり整理してみると風切と尾羽は揃ったが次列は数点
羽軸は折れていなかった事は小型のタカ、私はハイタカ♂の仕業と
思い、東のハイタカ先生に問うてみた。分かるわけがないと
一喝され羽軸が折れていないと言うことはハイタカであろうが
性別は無理。やっぱし現場を押さえないと。

初列風切P9は9㌢ 中央尾羽は6.5㌢ カワラヒワより2㌢長い







上面の飛翔を狙った。ぶれているが証明できる一点が決まった
翼を広げた時同じ黒でも次列風切と尾羽が光沢のある青黒色