鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

大授搦行き中止

2011-03-18 20:59:00 | 鳥撮る
   
19、20、21日土曜日を休業にし三日間、大潮の大授搦へと一ヶ月前から計画しビジネスホテル予約も済ませていた。
しかし東日本大震災の想像を絶する報道番組を見ていると大授搦行きを中止にすべきか、いや行くべきか心は揺れに揺れていた。
大授搦はダイシャクシギの群れは3月いっぱいで北上してしまう。越冬しているオオハシシギ数羽の夏羽へと変身しているであろう、このチャンスは私にとってページを埋める貴重な旅。

だが17日の朝刊に「命のガソリンだ」と横転した車からガソリンを抜き取る写真と記事を目にし、これで大授搦行きは中止と決めた。
協力しなくてはいけないのは義援金寄付だけではない。長距離のガソリン消費も控える事で小さな協力になる。
シギ・チはまた別の機会にチャンスがあるはず、それを期待しよう。



東日本大震災

2011-03-15 20:17:00 | 鳥撮る
   
新聞、ラジオ、テレビ等、大地震大津波の特別番組から被災地の情報を目に耳にする。
あまりにも被害の大きさに唖然とし被害者の方々にお見舞いを申し上げるという言葉しか浮かんでこない。

数十年前、私が30歳後半の時広島県三次市の水害時、日曜日の一日だけであったがボランティアに出かけた。7時から一般車両は入れないと言うことで、我が家を5時スタートし三次市内に潜り込んだ。
水を含んだ一枚の畳を大の男が4人でないと運び出せない。そして泥をかき出すのに大変な重労働を経験。昼はあき手作りおむすび弁当を知らない年配の男性と分けて食べた事がいまだに記憶にある。

東日本大震災は想像を絶する光景、人ごとではない。被災地での対応にあたる関係者のご苦労も察しする。できればガレキの一本でも片づける手伝いをしたいと思うが、今の私は募金という協力しか出来ない。
一日でも早く普通の生活にもどられる事を祈るだけである。


大地震大津波から五日目、それに原発事故の事、心が重い。
そんな中で鳥の話は出来ないなぁー



イカル

2011-03-08 20:03:00 | 鳥撮る
   
マイフィールド内でのイカル生態のストーリーをと、またまた懲りもせず撮影会に出かけた。モデル代場所代もNO、だからなのだろう思うようにならずである。smile
やっとイベント広場の舞台にモデルが現われたが、日曜日と言うのに公園管理の軽トラが入って来て電動の草刈り機での作業、おまけに近所のおばさん、頭のこげいになったとジェスチャーしながら(ヤツガシラがいた時)こんなカメラをもって沢山人が来たとか長々と話をしんさる。舞台前が歩きやすい歩道なので、杖をつきながら時間をかけて往復する人、自転車に乗った人がわざわざ降りて話しかけたり。
モデルさんたちは舞台に上がりたかったのにすぐ楽屋裏へ消えていく。

6日は疲れが倍増。昼から雨になり15時切り上げて高速道に入った。
乗用車5台が絡む8人が重軽傷で福山西→本郷IC間約4時間通行止めの真っ只中へ。福山西ICを出るのにまず渋滞、やっと出たと思ったら尾道、三原バイパスも渋滞のまた渋滞。car taxi 
本郷ICまで4時間20分。何時も帰りは2時間弱なのに6時間以上、あぁーー疲れは今日も続く。



やっと舞台で演出、次列、尾羽の光沢のある青黒色の衣装を見せてくれた





今度は芝生の上で演技





やっぱり主役は強い 
今日は数ページは埋まったがまだ先は長いなー



イカル 知らなかったなぁー

2011-03-03 20:21:00 | 鳥撮る
   
嘴の汚れているような褐色。黄色で綺麗な個体をさがして写真にしようと思いきや、図鑑によると繁殖期には褐色の斑が生じると。それに囀りは「お菊二十四」「みのかさ着い」「これ食べてもいい」など多くのききなしが各地にあるとも。
高く澄んだ気持ちのいい口笛のような囀り、こんどこれらのききなしを口にしながら口笛に合わせてみよう。

もっと知りたいと一歩踏み出した私の視界の中に、羽衣伝説とあい重なったシーンをみた。径約50㌢の中に白い小さな羽が草むらの上に密に散らばっていた。頭も足も無いイカルの羽衣、丁寧に見ると長い黒い羽毛も。
この老人に持って帰ってお宝におしと、天に昇ったイカルからのプレゼントだと思い、初列風切羽毛と尾羽の長い羽毛を回収した。gift

羽衣伝説は地方によっていろんな説があるが、この場合、羽衣を脱ぎすて魂だけが天に昇った天女(イカル)と私流の伝説にしてしまった。



持ちかえり整理してみると風切と尾羽は揃ったが次列は数点
羽軸は折れていなかった事は小型のタカ、私はハイタカ♂の仕業と
思い、東のハイタカ先生に問うてみた。分かるわけがないと
一喝され羽軸が折れていないと言うことはハイタカであろうが
性別は無理。やっぱし現場を押さえないと。

初列風切P9は9㌢ 中央尾羽は6.5㌢ カワラヒワより2㌢長い







上面の飛翔を狙った。ぶれているが証明できる一点が決まった
翼を広げた時同じ黒でも次列風切と尾羽が光沢のある青黒色




イカル

2011-03-01 20:10:00 | 鳥撮る
   
ビギナーでも知っているごく普通に見られるイカル。私も野外では間違うことは無い、ただそれだけの知識である。

2010年11月末冬のマイフィールドの公園に100羽ぐらいの群れが居ると聞いた。私のテリトリー内、この数で越冬すればその生態を見てやろうとストーリーをイメージしていたが時間が無かった。やっと2月20日午後現場に立ったが数は半分以下に減っていた。整備管理された桜並木がある公園の北側は遊戯設備が無い、がやっぱし人間様がうろちょろ。散歩やら自転車、犬のお供でなかなかイカルと向き合えない。 
春うららでは人が多くやってくるが、寒い日のほうが少なくてよかったのに。何時でも撮影できると思っていたのにもう遅すぎだぁー。meromero



桜並木の木の下の採食あと、指で力を入れて割ろうとしても割れない種子



イカルもシメも上嘴の表面が脱皮状態、春が来たからであろうか





堅い種子を割る嘴、これが武器だ。けんかする時この嘴で攻撃する