巟 コウ 巛部
解字 「川(かわ)+亡(ない)」の会意。川に水がないこと。水のない川原の形。洪水でときどき水が出るが普段は荒れ果てた川原をいう。土地があれている意となる。
意味 あれる。(=荒)。およぶ。いたる。
イメージ
「あれた地」(荒・慌)
音の変化 コウ:荒・慌
あれた地
荒 コウ・あらい・あれる・あらす 艸部
解字 「艸(くさ)+巟(あれた地)」の会意形声で、雑草がしげりあれた土地。
意味 (1)あれる(荒れる)。あらい(荒い)。あれはてた。「荒涼コウリョウ」(あれはててものさびしい) (2)あれはてた土地。「荒地あれち」「荒域コウイキ」 (3)あらす(荒らす)。「車上荒(シャジョウあら)し」(駐車してある車から金品を盗むこと)「なわばりを荒す」(4)すさむ。乱れる。ふける。「荒淫コウイン」(情欲にふける) (5)でたらめ。「荒言コウゲン」「荒唐無稽コウトウムケイ」(でたらめでとりとめない)
慌 コウ・あわてる・あわただしい 忄部
解字 「忄(心)+荒(あれる)」 の会意形声。心の動きがはげしくなり(荒れる)落ち着かない意から、あわただしい・あわてる意となる。
意味 あわてる(慌てる)。あわただしい(慌ただしい)。「恐慌キョウコウ」(恐れ慌てる。パニック)「慌忙コウボウ」(慌ただしく忙しい)
<紫色は常用漢字>
解字 「川(かわ)+亡(ない)」の会意。川に水がないこと。水のない川原の形。洪水でときどき水が出るが普段は荒れ果てた川原をいう。土地があれている意となる。
意味 あれる。(=荒)。およぶ。いたる。
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「あれた地」(荒・慌)
音の変化 コウ:荒・慌
あれた地
荒 コウ・あらい・あれる・あらす 艸部
解字 「艸(くさ)+巟(あれた地)」の会意形声で、雑草がしげりあれた土地。
意味 (1)あれる(荒れる)。あらい(荒い)。あれはてた。「荒涼コウリョウ」(あれはててものさびしい) (2)あれはてた土地。「荒地あれち」「荒域コウイキ」 (3)あらす(荒らす)。「車上荒(シャジョウあら)し」(駐車してある車から金品を盗むこと)「なわばりを荒す」(4)すさむ。乱れる。ふける。「荒淫コウイン」(情欲にふける) (5)でたらめ。「荒言コウゲン」「荒唐無稽コウトウムケイ」(でたらめでとりとめない)
慌 コウ・あわてる・あわただしい 忄部
解字 「忄(心)+荒(あれる)」 の会意形声。心の動きがはげしくなり(荒れる)落ち着かない意から、あわただしい・あわてる意となる。
意味 あわてる(慌てる)。あわただしい(慌ただしい)。「恐慌キョウコウ」(恐れ慌てる。パニック)「慌忙コウボウ」(慌ただしく忙しい)
<紫色は常用漢字>