ナ サ
解字 古代文字は左手の象形。三本指の左手を本人から見た形に描く。甲骨文から篆文まで、ほぼ同じ形で使われていたが、楷書になって姿を消した。その字形は、左サ(ひだり)の字に残っている。なお、右手の楷書は又ヨウであるが、右の字で、「ナ+口」に変化しており、左「ナ+工」の「ナ」と同形になってしまった。
意味 ひだりて。
左 サ <工具をもった左の手>
左 サ・ひだり 工部
解字 甲骨文は左手の象形。金文以降は「ナ(左手)+工(工具)」の会意形声。工具(ノミ)を持つ手を描いて左(ひだり)を表した。また、左手に工具をもち右手の働きを「たすける」意もある。
意味 (1)ひだり。「左折サセツ」 (2)たすける。ささえる。「証左ショウサ」(あかし。証拠をささえるもの) (3)右と比べて下の地位。「左遷サセン」 (4)進歩的な考え。「左派サハ」「左翼サヨク」 (5)[国]酒のみ。「左党サトウ」
イメージ
「ひだり」(左)
左手に工具をもち右手の働きを「たすける」(佐)
音の変化 サ:左・佐
たすける
佐 サ・すけ イ部
解字 「イ(人)+左(たすける)」 の会意形声。たすける人。補佐する人の意。
意味 (1)たすける。「補佐ホサ」「佐幕サバク」(江戸幕府の将軍をたすける) (2)すけ(佐)。長をたすける。昔の官名。次官。軍隊の階級。「佐官サカン」(将の下の階級。将をたすける)
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
解字 古代文字は左手の象形。三本指の左手を本人から見た形に描く。甲骨文から篆文まで、ほぼ同じ形で使われていたが、楷書になって姿を消した。その字形は、左サ(ひだり)の字に残っている。なお、右手の楷書は又ヨウであるが、右の字で、「ナ+口」に変化しており、左「ナ+工」の「ナ」と同形になってしまった。
意味 ひだりて。
左 サ <工具をもった左の手>
左 サ・ひだり 工部
解字 甲骨文は左手の象形。金文以降は「ナ(左手)+工(工具)」の会意形声。工具(ノミ)を持つ手を描いて左(ひだり)を表した。また、左手に工具をもち右手の働きを「たすける」意もある。
意味 (1)ひだり。「左折サセツ」 (2)たすける。ささえる。「証左ショウサ」(あかし。証拠をささえるもの) (3)右と比べて下の地位。「左遷サセン」 (4)進歩的な考え。「左派サハ」「左翼サヨク」 (5)[国]酒のみ。「左党サトウ」
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「ひだり」(左)
左手に工具をもち右手の働きを「たすける」(佐)
音の変化 サ:左・佐
たすける
佐 サ・すけ イ部
解字 「イ(人)+左(たすける)」 の会意形声。たすける人。補佐する人の意。
意味 (1)たすける。「補佐ホサ」「佐幕サバク」(江戸幕府の将軍をたすける) (2)すけ(佐)。長をたすける。昔の官名。次官。軍隊の階級。「佐官サカン」(将の下の階級。将をたすける)
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