羌 キョウ <牧羊民>
羌 キョウ・コウ 羊部
解字 甲骨文は羊の頭を持つ人のかたちで、牧羊民族の羌人をさす。金文から「羊+人」の羌になった。羌族は中国の最も古い少数民族のひとつ。現在の四川省の羌族自治県や、甘粛省・陝西省などに住み、伝統文化を保持している。
意味 えびす(羌)。中国西部に住んでいた民族の名。五胡のひとつ。現在、四川省・甘粛省・陝西省などに少数民族として続いている。「羌族キョウゾク」「羌笛キョウテキ」(羌族系の少数民族の使う笛)「羌鷲キョウシュウ」(オオワシ)
姜 キョウ <牧羊民の姓>
姜 キョウ 女部
解字 羌の下部を女にかえて、姜姓を示した字。同じく女偏の姫キ姓などとともに紀元前二千年以上前の母系氏族社会に起源をもつ姓。
意味 (1)姜姓。中国で最も古い姓氏の一つ。中国古代の伝説上の帝王・炎帝を始祖とする伝承をもつ。「姜維キョウイ」(三国時代蜀の将軍) (2)川の名。「姜水キョウスイ」(陝西省を流れる川。炎帝がこの川のほとりで生まれたという伝説をもつ) (3)「生姜しょうが」とは、ショウガ科の多年草。根は横に走り数個のかたまりとなり、黄色で辛味があり食用・香辛料とする。正式な名は「生薑ショウキョウ」で、薑キョウ(はじかみ。ショウガ)を同音の姜キョウに置き換えた字。日本では「生姜ショウキョウ」を、なまって「ショウガ」と発音した。「生姜焼き」(ショウガの汁を加えたタレをかけるか、タレに漬けた肉を焼いた料理)
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
羌 キョウ・コウ 羊部
解字 甲骨文は羊の頭を持つ人のかたちで、牧羊民族の羌人をさす。金文から「羊+人」の羌になった。羌族は中国の最も古い少数民族のひとつ。現在の四川省の羌族自治県や、甘粛省・陝西省などに住み、伝統文化を保持している。
意味 えびす(羌)。中国西部に住んでいた民族の名。五胡のひとつ。現在、四川省・甘粛省・陝西省などに少数民族として続いている。「羌族キョウゾク」「羌笛キョウテキ」(羌族系の少数民族の使う笛)「羌鷲キョウシュウ」(オオワシ)
姜 キョウ <牧羊民の姓>
姜 キョウ 女部
解字 羌の下部を女にかえて、姜姓を示した字。同じく女偏の姫キ姓などとともに紀元前二千年以上前の母系氏族社会に起源をもつ姓。
意味 (1)姜姓。中国で最も古い姓氏の一つ。中国古代の伝説上の帝王・炎帝を始祖とする伝承をもつ。「姜維キョウイ」(三国時代蜀の将軍) (2)川の名。「姜水キョウスイ」(陝西省を流れる川。炎帝がこの川のほとりで生まれたという伝説をもつ) (3)「生姜しょうが」とは、ショウガ科の多年草。根は横に走り数個のかたまりとなり、黄色で辛味があり食用・香辛料とする。正式な名は「生薑ショウキョウ」で、薑キョウ(はじかみ。ショウガ)を同音の姜キョウに置き換えた字。日本では「生姜ショウキョウ」を、なまって「ショウガ」と発音した。「生姜焼き」(ショウガの汁を加えたタレをかけるか、タレに漬けた肉を焼いた料理)
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