薏ヨクを追加しました。
意 イ・こころ・おもう 心部

解字 「音(音のひびき)+心(こころ)」 の会意。心のひびき、すなわち、言葉になる前の自分の思い・気持ちをいう。
意味 (1)こころ(意)。気持ち。思い。「意志イシ」「意外イガイ」 (2)考え。見解。主張。内容。「意味イミ」(表される内容)「意義イギ」(①内容。意味。②価値。重要性)」「寓意グウイ」(他の物事にかこつけて、ある意味をほのめかす) (3)おもう。推測する。
イメージ
「こころ・気持ち」(意・億・臆・憶・噫)
「形声文字」(薏)
音の変化 イ:意・噫 オク:憶・臆・億 ヨク:薏
気持ち・思い
億 オク イ部
解字 「人(ひと)+意(気持ち・思い)」 の会意形声。意(気持ち・思い)に人をつけて、人が思いめぐらす・推し量る意を表した。のち、人が推し量れる大きな数の意味になった。
意味 (1)数の名。おく(億)。1万の1万倍。また、数の極めて多いこと。「3億円」「億万長者オクマンチョウジャ」「億劫オックウ」(オク・コウの転。億は、きわめて大きな数、劫はきわめて長い時間の意。あわせて無限の数と時間の意から、考えるだけで面倒くさくて物事をする気になれないさま)(2)推し量る。(=臆) (3)やすんじる。
臆 オク・おくする 月部にく
解字 「月(からだ)+意(=億。おしはかる)」 の会意形声。億が、数の名に使われるようになったので、人の代わりに月をつけた臆で、おしはかる意を表した。日本では「おじける」「おくする」意が加わった。
意味 (1)おしはかる。「臆測オクソク」(想像によるいいかげんな推測)「臆説オクセツ」(推測や仮定にもとづく意見) (2)[国]おくする(臆する)。おじける。気おくれする。「臆病オクビョウ」(すこしのことでも怖がること)「臆面オクメン」(気おくれしたようす)
憶 オク・おぼえる・おもう 忄部
解字 「忄(心)+意(気持ち・思い)」 の会意形声。気持ち・思いを、心にとどめること。心が二つ付いた字で、最初の思い・気持ちを、さらに心にとどめて、おぼえる・おもいだす意となる。なお、以前は臆オク(おしはかる)が常用漢字でなかったため、臆の書き換え字としても使われた。
意味 (1)おぼえる(憶える)。忘れない。「記憶キオク」「憶念オクネン」(深く心に銘記して忘れぬ考え) (2)おもう(憶う)。おもい出す。「追憶ツイオク」(過ぎ去ったことを思い出す) (3)おしはかる。「憶測オクソク」(=臆測)
噫 イ・アイ・ああ 口部
解字 「口(口からでる声)+意(こころ・気持ち)」 の会意形声。気持ちのたかまりによって口から出る声。
意味 (1)ああ(噫)。嘆きの声。驚きの声。 (2)おくび。げっぷ。「噫気アイキ」
形声文字
薏 ヨク・オク 艸部
薏苡仁ヨクイニン
解字 「艸(植物)+意(ヨク)」 の形声。ヨクという名の植物。ハトムギを表す「薏苡ヨクイ」に使われる。
意味 「薏苡ヨクイ」とは、草の名。イネ科ジュズダマ属の一年草。ハトムギ。「薏苡仁ヨクイニン」(ハトムギの種子。引き割って粥・スープなどに作り、また生薬として利尿剤・鎮痛・消炎などに用いる)
<紫色は常用漢字>
意 イ・こころ・おもう 心部

解字 「音(音のひびき)+心(こころ)」 の会意。心のひびき、すなわち、言葉になる前の自分の思い・気持ちをいう。
意味 (1)こころ(意)。気持ち。思い。「意志イシ」「意外イガイ」 (2)考え。見解。主張。内容。「意味イミ」(表される内容)「意義イギ」(①内容。意味。②価値。重要性)」「寓意グウイ」(他の物事にかこつけて、ある意味をほのめかす) (3)おもう。推測する。
イメージ
「こころ・気持ち」(意・億・臆・憶・噫)
「形声文字」(薏)
音の変化 イ:意・噫 オク:憶・臆・億 ヨク:薏
気持ち・思い
億 オク イ部
解字 「人(ひと)+意(気持ち・思い)」 の会意形声。意(気持ち・思い)に人をつけて、人が思いめぐらす・推し量る意を表した。のち、人が推し量れる大きな数の意味になった。
意味 (1)数の名。おく(億)。1万の1万倍。また、数の極めて多いこと。「3億円」「億万長者オクマンチョウジャ」「億劫オックウ」(オク・コウの転。億は、きわめて大きな数、劫はきわめて長い時間の意。あわせて無限の数と時間の意から、考えるだけで面倒くさくて物事をする気になれないさま)(2)推し量る。(=臆) (3)やすんじる。
臆 オク・おくする 月部にく
解字 「月(からだ)+意(=億。おしはかる)」 の会意形声。億が、数の名に使われるようになったので、人の代わりに月をつけた臆で、おしはかる意を表した。日本では「おじける」「おくする」意が加わった。
意味 (1)おしはかる。「臆測オクソク」(想像によるいいかげんな推測)「臆説オクセツ」(推測や仮定にもとづく意見) (2)[国]おくする(臆する)。おじける。気おくれする。「臆病オクビョウ」(すこしのことでも怖がること)「臆面オクメン」(気おくれしたようす)
憶 オク・おぼえる・おもう 忄部
解字 「忄(心)+意(気持ち・思い)」 の会意形声。気持ち・思いを、心にとどめること。心が二つ付いた字で、最初の思い・気持ちを、さらに心にとどめて、おぼえる・おもいだす意となる。なお、以前は臆オク(おしはかる)が常用漢字でなかったため、臆の書き換え字としても使われた。
意味 (1)おぼえる(憶える)。忘れない。「記憶キオク」「憶念オクネン」(深く心に銘記して忘れぬ考え) (2)おもう(憶う)。おもい出す。「追憶ツイオク」(過ぎ去ったことを思い出す) (3)おしはかる。「憶測オクソク」(=臆測)
噫 イ・アイ・ああ 口部
解字 「口(口からでる声)+意(こころ・気持ち)」 の会意形声。気持ちのたかまりによって口から出る声。
意味 (1)ああ(噫)。嘆きの声。驚きの声。 (2)おくび。げっぷ。「噫気アイキ」
形声文字
薏 ヨク・オク 艸部

解字 「艸(植物)+意(ヨク)」 の形声。ヨクという名の植物。ハトムギを表す「薏苡ヨクイ」に使われる。
意味 「薏苡ヨクイ」とは、草の名。イネ科ジュズダマ属の一年草。ハトムギ。「薏苡仁ヨクイニン」(ハトムギの種子。引き割って粥・スープなどに作り、また生薬として利尿剤・鎮痛・消炎などに用いる)
<紫色は常用漢字>