先住民族関連ニュース

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【安平】アイヌ衣装で初の先祖供養

2009-07-16 | 日記
(苫小牧民報2009年 7/13)
 アイヌ民族の伝統的儀礼、カムイノミとイチャルパが12日、安平町の鹿公園で行われた。関係者約70人が民族衣装に身を包み、神々に感謝しながら祈りをささげ、厳かに先祖の供養を行った。
 道アイヌ協会胆振地区支部連合会(加藤忠会長)、道アイヌ協会追分支部(板狩政二支部長)が開催した。同支部が町内のアイヌ民族の歴史を調べ直したのを機に、安平で初めて儀式を行うことになった。
 近隣支部の協力を受け、祭司は苫小牧支部の沢田一憲さん、副祭司を2人ん゛務め、厳かに伝統儀式を行った。参加者は祭壇の前で炭火の炉を囲み、アイヌ語で神々に祈りをささげ、先祖を供養した。
 来賓、一般住民を含め100人以上が訪れ、町内でも関心が高まったよう。板狩支部長は「先祖も喜んでいると思う」と感慨無量の面持ち。同支部はこの日の様子をビデオ撮影し、今後の活動に役立てるという。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09071302.html

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カムイノミ厳かに 伝統儀式や古式舞踊も披露 アイヌ協会追分支部

2009-07-16 | 日記
(北海道新聞07/13 14:21)
 【安平】アイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ(神への祈り)・イチャルパ(先祖供養)」が12日、安平町追分白樺の鹿公園で行われた。来賓、関係者含め約70人が集まり、緑あふれる会場が厳かな雰囲気に包まれた。(安藤徹)
 北海道アイヌ協会追分支部が、同町早来地区を中心にアイヌコタンがあったことから先祖を祭ろうと同協会胆振地区支部連合会と共催した。同支部が主体となって町内で民族の伝統儀式を行うのは初めて。
 同支部に伝統儀式が伝承されていないため、苫小牧支部の沢田一憲支部長が祭司を務めるなど近隣支部が協力。火をおこしたいろりにどぶろくをかけ、祈りをささげるなどのカムイノミ、果物などを備えるイチャルパを執り行った。
 鵡川支部や苫小牧支部メンバーの輪踊りなどの古式舞踊も披露され、最後は会食して交流を深めた。板狩政二追分支部長は「念願の供養ができて感無量。これからも開きたい」と話した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/177021.html

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