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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民族刺しゅうを体験

2009-07-27 | 日記
(中国新聞'09/7/26)
 アイヌ民族の古布絵作家宇梶静江さん(76)=千葉県在住=が27、28の両日、安芸高田市高宮町で「アイヌの絵本と刺しゅうのつどい」を開く。
 宇梶さんは北海道浦河町出身。古布にアイヌ刺しゅうをした古布絵作家として知られ、アイヌ文化を伝える講演活動も行っている。つどいでは刺しゅうのはちまきを製作。民話を題材にした宇梶さんの絵本の朗読もある。材料費500円。はさみを持参。両日とも午前9時と午後1時の2部制。
 27日は会場がたかみや人権会館。ネットワークささゆり、電話0726(57)2941。28日はエコミュージアム川根で開催。電話0826(58)0001。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200907260057.html

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アイヌの明日:有識者懇報告を前に/上 文化学習、道のり遠く

2009-07-27 | 日記
(毎日新聞 2009年7月26日 北海道朝刊)
 衆参両院は昨年6月、アイヌを先住民族と認定することを政府に求め決議した。これを受け、政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京都大名誉教授)は、1年間にわたり議論を重ねてきた。29日、その締めくくりとなる報告書が提出される。アイヌ政策の現状と課題を探った。
 ◇差別、偏見なくす出発点が…副読本の活用不十分
 「糸を回して針を通し、やさしく引っ張るのよ」。7月中旬、胆振管内白老町のアイヌ民族博物館であった白老中学校のアイヌ体験学習。民族衣装の女性職員が、アイヌ刺しゅうを手ほどきする。とげのある独特の文様。木綿のハンカチに縫い針を刺した1年生の矢吹凪紗(なぎさ)さん(12)は「小学校でもやったことがある。本当に楽しい」。
 道教委は08年度から、アイヌや北方領土、石炭などの文化遺産といった郷土に根ざしたテーマを学ぶ事業を実施している。町内にアイヌが多く暮らしている白老中も指定され、白老小学校と連携してアイヌ学習を始めた。今年度は総合学習の授業で、生徒一人一人がアイヌの文化や歴史から興味のあるテーマを選んだ。
 体験学習もその一環。刺しゅうのほか楽器のムックリ製作や木彫りの三つから選び、学んだ成果を新聞にまとめて発表する。名須川敏雄校長は「アイヌ学習は避けて通れないテーマ。アイヌ理解の基礎ができれば」と期待する。
 アイヌ教育の指定校は白老町と釧路管内白糠町の2カ所だけ。自主的に取り組む小中高校もあるが、数はまだ少ない。
   ■  ■
 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)は昨春、アイヌの歴史や文化、言語などを小中学生向けに解説した副読本を一新した。写真や図を多用し、以前より格段に親しみやすくなった。道内の全小4、中2の児童・生徒向けに15万冊、道外の小中学校にも1冊ずつ配布する。
 しかし、せっかくつくった副読本も、現場では有効に活用されていないのが実情だ。
 編集に携わった小樽市立北手宮小の平山裕人教諭は過去に、アイヌ民話の劇やアイヌ語学習を試みた。しかし、副読本については「教育課程に組み込まれていないので、今は使用を見合わせている」と話す。指導できる教諭も限られている。機構の担当者は「配布だけで精いっぱい。利用を強制する権限もない」。活用を図るため、教諭向けの指導書作成も検討している。
   ■  ■
 アイヌへの正しい理解が差別や偏見をなくす出発点となる。
 6月末、懇談会がまとめた報告書の素案は学校教育の充実をうたっている。しかし、道内ですらその道のりは遠い。
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20090726ddr041040007000c.html

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今週の本棚:池澤夏樹・評 『インディアス史 全7巻』=ラス・カサス著

2009-07-27 | 日記
(毎日新聞 2009年7月26日 東京朝刊)
(岩波文庫・840~1155円)
 ◇スペイン人は新大陸で何をしたか
 一四九二年の秋、コロンブスは新大陸を発見した。誰もが知るように、これが近代世界史の原点である。
 もともとそこに住んでいた人々にとっては「新」大陸も「発見」もナンセンスだが、しかしこの出会いは人類の歴史を大きく変えた。
 では、なぜその出会いはあれほど不幸な結果を生んだのか? 「新大陸」に数千万はいたはずの先住民(インディオ)がほとんどいなくなったのはどういう事情によるのか? 五百年前の出来事だけれども、これはそのまま今に直結している。
 ラス・カサスは同時代の歴史家である。コロンブスの最初の航海から十年後に十八歳でインディアス(新大陸のもっぱらカリブ海とその周辺を指す地名)に渡り、先住民に対するスペイン人の暴虐のふるまいを目撃し、時には結果として荷担もした。やがてヨーロッパに戻って聖職者の資格を得た。
 三十歳を過ぎた時、司祭としてインディアスに赴任し、先住民を財産として植民者に分配するレパルティミエントという制度に公然と反対を表明した。以後八十二歳で没するまで一貫して先住民の側に立って、人間的な扱いを求め続けた。
 『インディアス史』は彼の主著であり、コロンブスによる発見から一五二二年までの三十年間にこの地域で起こったことを記した史書である。たったの三十年でこの地域の社会は根底から変わってしまった。
 何が起こったかといえば、スペイン人は彼らをひたすら酷使して死に追いやったのであって、それに彼らにはヨーロッパ人がもたらす病気に対する免疫がなかったことも手伝って、彼らはみな死んでしまったのだ。だから今もカリブ海の島々には先住民がいない。
 ラス・カサスは『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という小さな本で、スペイン人の悪逆非道をきつい口調で告発している。しかしこの『インディアス史』ではもっと静かで思弁的な文体で史実を一つ一つ冷静に記述する。
 先住民は善良すぎたのかもしれない。最も早い段階でコロンブスは「インディオたちは、われわれが命令を与え、労働と農耕や、その他必要なことをすべて実行させるために、また居住地を建設させたり、衣服を着用させたり、われわれの習慣を教えたりするために、よく適した人たちなのであります」と言っている。彼は自分たちヨーロッパ人の優越性をまったく疑っていない。
 このコロンブスの言葉をラス・カサスはこう解釈する--「インディオたちの生来の温順さや、純朴で親切で謙虚な性質や、武器というものをもたず、裸のままという習慣が、エスパーニャ人たちを傲慢(ごうまん)にしてしまった」。
 実際、カリブ海で起こったことがマヤでもアステカでもインカでも、もっとずっと大きな規模で繰り返された。ラテン・アメリカは今もこの歴史を引きずっている。
 ラス・カサスは実はこの前、コロンブスの発見の以前、西アフリカでポルトガル人が黒人を相手に「大規模な殺戮(さつりく)、騒乱、強奪、人間捕獲と村落破壊といった悪行」を行っていたと記す。他の例をもってスペイン人の所行を弁護するためではなく、人間のふるまい全般を嘆くために。
 だから、この本は近代史を考える土台として大事なのだ。異文化同士の出会いがすべて悲劇に終わるわけではないが、そうなった例は少なくない。早い話が今の日本にはアイヌ語を日常語とする人はもういない。
 ある状況で、スペイン人は婦女子や老人を剣に掛けて殺した。「そのわけは、彼らの目指した主な目的は、全土を恐怖に巻き込んで降伏させるために、残虐と破壊のかぎりを尽くすことだったからである」とラス・カサスは報告している。
 先住民が善良だったから殺した。今ならば「攻撃誘発性(ヴァルネラビリティー)」という言葉が使われる場面だ。弱い方が悪い、弱いことが悪いと言わんばかり。人間の歴史はこういう惨劇に満ちているが、しかし新大陸で起こったことは規模において格段に大きかった。文庫にして総計二千八百ページを要する事実の重みである。
 もう一つ、『インディアス史』について特徴的なことは、著者が自分の過去も廉直に記述していることだ。この本はラス・カサスの自伝という一面を持っている。彼は本書の筆者である「私」と、征服者の悪行に対抗した「司祭ラス・カサス」、そしてそれ以前の一スペイン人であった自分を分けて書いている。この客観化は(おそらく、神の前における)彼の誠意を担保するものだ。
 先行する版(『大航海時代叢書(そうしょ)』)のテクストを七割まで圧縮したものであるが、一般の読者にとってこの新しい版は険峻(けんしゅん)な高峰にルートを作り、登攀(とうはん)を容易にしてくれる。また最後に添えられた周到な「解説」は非常に役に立つ。
 われわれは一四九二年に戻って世界史を読みなおさなければならない。(長南実・訳、石原保徳・編)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20090726ddm015070018000c.html

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アイヌ文化、義務教育で…理解促進へ有識者懇

2009-07-27 | 日記
(読売新聞2009年7月25日09時06分 )
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長=佐藤幸治・京大名誉教授)が、29日の最終会合に向けてとりまとめを進めている報告書案が明らかになった。
 中学卒業までにアイヌ民族に関する基礎的な知識を市民が身に着けられる環境整備を図るほか、アイヌ民族を積極的に雇用する取り組みを企業側に促すなど、素案段階より踏み込んだ内容となっている。
 報告書案は資料も含め約80ページ。懇談会委員による最終調整を経て、29日の最終会合で決定し、河村官房長官に提出する。
 報告書案では、国民理解の促進について「義務教育終了時までに、アイヌに関する歴史や文化等に関する基礎的な知識の習得や理解の促進が可能となるような環境整備が重要」と、具体的目標を設定した。またアイヌ民族の雇用促進については、「企業等においても積極的に受け入れるなどの取り組みがなされることが期待される」と民間の努力を求めた。
 前回の会合で報告書に盛り込むことで一致したアイヌ新法については、「国の姿勢と覚悟を法律のかたちで具体的に示す」との表現で検討を求め、「立法措置がアイヌ政策を確実に推進していく上で大きな意義を有する」などとしている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090725-OYT1T00053.htm

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アイヌ文化にふれる

2009-07-27 | 日記
(北日本放送 2009 年 07 月 25 日 11:16 現在)
富山市の北代縄文広場のオープン10周年を記念して、25日からアイヌ文化の保全活動をしている北海道の団体との交流会が始まりました。
 北代縄文広場は、縄文時代中期の北代遺跡の上に当時の集落を再現した場所で、平成11年に完成しました。
 25日は10周年を記念し、いにしえに思いをはせようと、アイヌ文化を現代に継承している北海道の鵡川アイヌ文化協会のメンバーが招かれました。
 交流では地元の小学生と一緒に、打製石器を使ってクリの木を植樹した後、古式舞踊が披露されました。
 また、ムックリと呼ばれる竹を使った楽器の演奏も披露され、訪れた人々はその不思議な音色に聞き入っていました。
午後からは近くのお寺に場所を移してアイヌ舞踊の披露や記念講演が行われる事になっています。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090725_20769.htm

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アイヌの祈り、歌、踊りを実演 北海道白老町で「ポロトコタンの夜」始まる

2009-07-27 | 日記
(MSニュース2009.7.24 13:41)
 アイヌの人々の間に伝わる伝統的な祈りや歌、踊り、食文化を紹介する夜間特別プログラム「ポロトコタンの夜」が北海道白老町のアイヌ民族博物館で、24日から始まる。
 平成15年から行われている夏の恒例プログラムで、今年は24日から8月15日までの毎週金、土曜日の夜に行われる。
 会場となるのは、チセと呼ばれるかつてアイヌの人々が住んだ伝統的な家屋。そばには、「大きな湖」(ポロト)があることから、施設周辺はポロトコタン(大きな湖の村)と呼ばれる。
 開催期間中、森と湖に囲まれたポロトコタンはライトアップされ、チセ周辺にはかがり火がたかれ、夜の幻想的な雰囲気の中で、アイヌの人々の伝統文化が披露される。
 プログラムは、カムイノミと呼ばれる古式にのっとった神への祈りから始まり、アイヌの人々の代表的な楽器ムックリの演奏や伝統的な歌が披露される。
 さらに、アイヌの人々にとって最も重要な行事であるイヨマンテ(熊の霊送り)の踊りなどが披露される。

開催は7月24、25、31日と8月1、7、8、14、15日の計8回。博物館の学芸員を中心とする専門スタッフが解説する博物館見学(午後6時40分~午後7時15分)の後、午後7時半から午後8時15分まで、「ポロトコタンの夜」の公演が行われる。
 先着順の予約制で、料金は大人2000円、中学生以下は1000円。詳しい問い合わせは、アイヌ民族博物館(電)0144・82・3914まで。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090724/acd0907241344001-n1.htm

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「地の果て」のぜいたく 羅臼温泉(北海道)

2009-07-27 | 日記
(朝日新聞2009年7月24日10時19分)
 ここは知床。アイヌ語で「シリエトク(地の果て)」。羅臼岳のすそ野に広がる森は、短い夏の光を浴び、緑濃く茂る。その奥でヒグマがうごめき、鳥たちは声を弾ませる。
 朝5時すぎ、エゾシカが人里にひょっこり顔を出した。「熊の湯愛好会」会長の太田久信さん(71)の一日が始まる。
 羅臼温泉「熊の湯」は、ヒグマが現れても不思議はない、世界自然遺産の大自然にたたずむ露天風呂。「北海道らしい秘湯」を求めて、夏の多い日には千人が訪れる。愛好会メンバーの清掃ボランティアは欠かせない。
 太田さんも25年間、清掃に励んできた。大雨の日も、大雪の日も。岩風呂の湯を抜き、デッキブラシで湯船や床を磨き、清潔な湯がたまるまで1時間半。「夏のコンブ干しで疲れた体を湯に浸すと、また元気になるんだよ」。何ともぜいたくに、ざぶんと「一番風呂」に入るのが何よりの楽しみという。
 一番風呂に私も浸(つ)かる。でも、30秒も我慢できない。湯温が45度以上あるという。困っていると、地元の女性が教えてくれた。「出たり入ったりを繰り返すと、慣れてくるよ」。試すと、心地よさが肌にじんわり、ほんわり。
 女性は、オホーツク海の冷たい風を受けながら働く「浜の母ちゃん」。「私らにはこの熱さがちょうどいい」とほほ笑んだ。
 頭上を仰ぐと、樹木がみずみずしい枝葉を広げていた。澄んだ空気に溶け込むように、湯煙が舞い上がった。(上原理恵)
●羅臼温泉 羅臼岳のふもとに3軒の温泉宿がある△熊の湯 湯船、脱衣所は男女別で、女湯は塀で囲まれている。地元の「熊の湯愛好会」(約150人)が管理・運営する。入浴料は寸志。[前]5時すぎ~7時の清掃時間以外は入浴可。電話町環境管理課(0153・87・2126)。
●知床 世界自然遺産に05年登録。羅臼、斜里両町にまたがる知床半島の一部と、その沿岸の海域が対象。シマフクロウやオジロワシ、オオワシなどの希少動物が生息する。最高峰は標高1661メートルの羅臼岳。羅臼ビジターセンター(電話0153・87・2828)では、パネルや動物のはく製の展示、映像上映などで知床の自然を紹介している。
●クジラ・イルカ・バードウオッチング 羅臼港からクルーザーで沖合へ。季節や状況によりクジラやシャチ、海鳥などを観察できる。5~10月の毎日[前]9時、[後]1時。所要約2時間半。要予約。8000円、3歳~小学生4000円。電話知床ネイチャークルーズ(0153・87・4001)。
    ◇
(2009年7月21日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
http://www.asahi.com/travel/yunotabi/TKY200907230201.html

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アイヌ懇報告書 「同化政策で深刻な打撃」 国の責任初めて明記

2009-07-27 | 日記
(北海道新聞07/24 10:14)
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」の報告書の全容が23日、明らかになった。アイヌ民族の歴史を報告書の半分近くを使って詳述。政府機関の報告書としては初めて、過去の国の同化政策がアイヌ民族に打撃を与えた責任を明記した。また、アイヌ民族の生活・教育支援などに関する新法制定の必要性については「国の姿勢と覚悟を法律のかたちで具体的に示すことが大きな意義を有する」と記した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/178903.html

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アイヌ新法の必要性明記 政府有識者懇の報告書案

2009-07-27 | 日記
(北海道新聞07/23 01:47)
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京大名誉教授)の報告書案全文が22日、明らかになった。政府がアイヌ民族を対象に生活・教育支援などに取り組むとの「国の姿勢と覚悟を法律で示すことが大きな意義を持つ」と指摘し、新法制定の必要性を明記した。
 一方、政府は同日までにアイヌ政策の具体的な内容を審議する新たな機関を年度内にも設置し、2010年度にはアイヌを対象とした全国規模の生活実態調査を実施する方針を固めた。これまでは道内に限定されてきたアイヌの生活実態が初めて明らかになりそうだ。
 報告書案は29日の会合で正式決定され、同日、河村建夫官房長官に提出される。同案は、一般の国民より厳しい水準にある生活の向上施策の必要性を打ち出す一方、アイヌ語継承が極めて深刻な状況にあるなどと指摘。文化振興や伝承を担えるようにするための生活支援や、アイヌ語指導者の育成など、報告書が示している政策に直ちに取り組むことも求めている。
 アイヌの歴史や現状に対する理解が、一般の国民や企業のレベルで深められるべきだとも強調。一部の私立大がアイヌの優先入学枠を設けていることを例に挙げ、一般企業もアイヌの大学卒業生を積極的に受け入れるよう期待を示している。
 報告書案は約40ページで、半分近くを使い、アイヌの歴史などを説明。「国には先住民族であるアイヌの文化の復興に配慮すべき強い責任がある」と繰り返し強調している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/178638.html

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