先住民族関連ニュース

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【白老】各国の在日大使夫人らがアイヌ民族文化に触れる

2011-06-07 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 6/6)

 各国の在日大使やその夫人たちによる「フラワーマダムの会」が5日、白老町のアイヌ民族博物館を訪問し、文化体験を楽しんだ。
 東日本大震災以降の外国人旅行者激減を受け、白老町以西の7市町で構成する「北海道登別洞爺広域観光圏協議会」(会長・小笠原春一登別市長)が、圏域の安全を各国へ広く発信してもらおうと企画。鳩山幸・前首相夫人をはじめ、ウルグアイ、ノルウェー、中国、ギリシャなど10カ国・14人の関係者を招いた。
 一行はユネスコ無形遺産のアイヌ古式舞踊を体験したり、ガマの木皮を使って「キナ(ゴザ)」を編む伝統工芸の作業を見学。神々や自然との結び付きが深い風習に、関心を持った様子だった。
 マダムの会は3日から2泊3日の予定で来道。豊浦町でイチゴ狩り、伊達市では日本刀の鍛錬体験、洞爺湖町で火山見学などで胆振の魅力を満喫した。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11060603.html

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AKIRAライブ熱く~魂を揺さぶる歌、会場いっぱいに

2011-06-07 | アイヌ民族関連
(北海民友新聞社6月3日付け)

 ミュージシャン、作家、美術家として活躍するAKIRA(杉山明)さんのライブ「魂の歌すべての人へ」が5月27日、オホーツク流氷公園あおぞら交流館(紋別市元紋別)で開催された。市民ら約50人が来場し、AKIRAさんのパワフルで優しい歌に聞き入った。紋別市芸術文化機構ホットランドオホーツク(丸田教雄会長)が主催し、玄氣会21世紀(川崎代氣子代表)が主管した。
 心にしみいる歌声と深い歌詞で多くの信奉者を持つAKIRAさん。19歳で渡米し、美術活動を展開。アジア、中東、南米など世界中を放浪し、時には麻薬の売人、ホームレスにも身をやつし、人生のどん底を経験した。作家としても活動している。
 2度目となる紋別公演は、美唄出身のドラムス・パーカッション奏者、Johnny(ジョニー)さんとの共演。1曲目、アイヌ民族の生き方に共鳴してつくったという「ウレシパモシリ(育み合う大地)」では叫びにも似たボーカルで会場を圧倒。すべてと共鳴し溶け合う世界観を表現したメロディと歌詞に聴衆もじっと聞き入った。
 負けることの尊さを訴え、聴衆に「負けろ、負けろ」と呼びかける「敗北の歌」、障害者は「勇者の魂」を持っているというインディアンの考え方に学んだという「車椅子の上の魂」など、深いメッセージを持った歌を次々と披露した。
 AKIRAさん自身が会場との一体感を楽しむような雰囲気で、歌の合間のトークもふんだん。「麻薬の売人をやっていた頃は、ピストルを突きつけたり、突きつけられたこともありました」と壮絶な半生も振り返った。
 アンコールでは聴衆同士が手を握り合い、AKIRAさんと大合唱する盛り上がりを見せていた。
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/110603_1.htm

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