先住民族関連ニュース

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アマゾンに新たな先住民 ブラジル、空から集落確認

2011-06-23 | 先住民族関連
【共同通信 2011/06/22 09:43】

 ブラジル・アマゾン地域の熱帯林(NASA提供・共同)
 【リオデジャネイロ共同】ブラジル国立先住民財団は21日、ペルー国境に近い北西部アマゾナス州のアマゾン熱帯雨林で、文明社会と接触したことがない先住民約200人が住むとみられる集落を上空から確認したと発表した。
 同財団は、人工衛星から撮影した画像で開墾の痕跡3カ所を発見。専門家が4月に小型機で周辺を飛行し、わらぶき屋根の小屋や農地を確認した。住民を目撃したかどうかは公表されていない。
 トウモロコシ栽培のほか、ピーナツとみられる作物など複数の農作物が確認され、バナナの木もあった。小屋や農地はいずれも1年以内につくられたとみられるという。
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062201000191.html

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白老町がアイヌ共生空間大規模化の見通し示す

2011-06-23 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年6月22日(水)朝刊】

 白老町議会第1回定例会6月会議が21日開かれ、前田博之(無会派)吉田和子(公明党)大渕紀夫(共産党)本間広朗(新風)の4議員が一般質問に立った。国が進める「アイヌ民族の象徴となる空間」に関し、町側は整備対象地は「かなり大規模になるのではないか」との見通しを示した。大渕議員の質問に答えた。
 同議員は「共生空間」整備においてアイヌ文化伝承の「基準」づくりを指摘した。飴谷長蔵町長は「あくまでも全国にいるアイヌの人たちのため、アイヌ文化をきちっと正しく理解していただくための施設。そしていろいろな背景の中で場所が白老に決まった。その基本姿勢は貫くべきだ」と強調。
 さらに「イオルを展開する地域が連携する時期が必ずや来る。うちのマチだけに特化すべきでないというのが私の考えだ」と述べた。 
 24日に開催予定のアイヌ政策推進会議(座長・枝野幸男官房長官)に、作業部会による「白老町ポロト湖畔周辺の区域が象徴空間の中心的区域として最もふさわしい」などを内容とする報告書が示されることになっており、国はこれを受けて正式決定する見通し。
 前田議員は大町商店街の環境整備について質問。町側は相次ぐ店舗閉鎖や事業者の高齢化、街路施設の劣化など「地域課題が顕在化している」とした上で「空き店舗対策を含め、商店街再生に向け関係者や利用者などとの協議を進めたい」と答えた。
 吉田議員は小中学校校舎の耐震化を取り上げ、町側は「耐震化率は小学校50%、中学校63・6%となっており、耐震化推進計画に基づき整備を進めているが、課題は財源の確保」と述べた。
 本間議員は3中学校統合後の虎杖、竹浦両中の利用計画を質問。町側は「教育施設、生涯学習施設、福祉施設、地域振興につながる民間施設など幅広く模索し、役場内で利活用を協議している」と述べたが、統合時期がおよそ2年後であることなどを踏まえ、方向性の明示には慎重な姿勢を見せた。
 22日は斎藤征信(共産党)松田謙吾(清風クラブ)及川保(同)の3議員が登壇する。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/06/22/20110622m_08.html

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米アリゾナのウラン新規採掘、政府が20年間禁止を検討

2011-06-23 | 先住民族関連
朝日新聞 2011年6月21日16時46分

 米内務省は20日、アリゾナ州の世界遺産、グランドキャニオン国立公園の周辺でのウラン新規採掘を20年間禁止するための検討に入った、と発表した。一帯はウラン埋蔵で知られ、開発計画が目白押しだが、景観や自然環境を損なうとして環境団体が反発してきた。
 毎年約440万人の観光客が訪れる同公園には、自然と共生する先住民の保留地もあり、希少な動植物なども豊富だ。発表によると、公園の境界地域約4千平方キロ内での新規採掘計画の受け付けを半年凍結。今後20年間禁止するかを決める環境影響調査を進める。
 原子力発電の原料となるウランを豊富に埋蔵しており、内務省によると過去20年間で8鉱山が稼働してきた。新興国の原発計画の増加を背景にウラン価格の高騰が続いていることから、このところ採掘計画が急増。現在約3500もの計画申請が寄せられている。
http://www.asahi.com/international/update/0621/TKY201106210397.html

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室蘭の地球岬などが名勝ピリカノカ事業の指定候補に

2011-06-23 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年6月21日(火)朝刊】

 国はアイヌ語地名などが残る名勝を文化財として保護する「名勝ピリカノカ」事業を進めているが、室蘭市内で指定候補になっている地球岬などの「室蘭市外海岸」が来年2月にも指定される見通しとなった。
 20日の市議会総務常任委員会で生涯学習課・矢元富子主幹が報告した。「室蘭市外海岸」はトッカリショ浜、地球岬、増市浜、ハルカラモイの4カ所をまとめた海岸線。総面積は54万3554平方メートルとなっている。
 今後のスケジュールは7月に同市教委が文部科学省に意見を述べた後、11月の文化審議会で答申。24年2月ごろには正式指定となる見通しだ。指定されれば、国の支援を受けて景観保全ができ、文化振興にもつながるという。
 国はアイヌ文化の世界遺産登録を目指して道内の名勝を文化財として保護する計画。平成19年に道内21地区を指定候補とした。これまでに豊浦町のカムイチャシなど6カ所が指定されている。
(佐藤重伸)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/06/21/20110621m_04.html

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