十勝毎日新聞 2011年06月08日 14時56分
【音更・豊頃】十勝エコロジーパーク財団(音更町、高橋勝坦理事長)は7月2日、初の広域体験事業として2年前から行ってきた川下りイベント「十勝川をどんぶらこ〜先人の足跡をたどる」の最終回を、豊頃町茂岩から大津までの17.6キロで実施する。大型ゴムボート「Eボート」をこぎながら、明治時代中期まで内陸への移動ルートだった十勝川の歴史と自然を体感する。現在、参加者(小学4年生以上、定員40人)を募集しており、最終の4回目で帯広から大津まで約50キロ、3年がかりの旅が完成する。
1892(明治25)年に大津街道(大津から芽室まで)が囚人労働によって開削されるまで、当時の十勝の玄関口・大津から内陸部への移動手段は十勝川の水運しかなかった。今回のイベントにも参加、ボートの上から歴史と自然を解説する内田祐一帯広百年記念館副館長(学芸員)は「アイヌ民族にとっては川が道路で、丸木舟で十勝川の河口から内陸まで行き来した。明治時代に入っても舟が人と荷物を運んだ」と語る。
この十勝川の歴史を学び、次世代に受け継ぐために同財団は2009年8月から3回の川下りを実施して計103人が参加、これまでに帯広の札内川沿いにあるエールセンターから豊頃町茂岩までのルートをたどり終えた。「3年かけた旅の最後に、先人が舟に乗ってスタートした大津を目指す」(鹿嶋広美総務主任)。
当日は午前8時に同パーク集合、豊頃町・茂岩橋下流から10人乗りのEボート5艇に乗り、全員でこぎながら大津を目指す。途中、川岸に上がって昼食を取り午後1時半ごろ到着の予定だ。参加費1人2500円(昼食・保険・ライフジャケットなどの装備代込み)。ぬれても動きやすい服装(ジャージーなど)、防寒着、運動靴を用意。申し込み・問い合わせは同財団(0155−32−6780)へ。
http://www.tokachi.co.jp/news/201106/20110608-0009441.php
【音更・豊頃】十勝エコロジーパーク財団(音更町、高橋勝坦理事長)は7月2日、初の広域体験事業として2年前から行ってきた川下りイベント「十勝川をどんぶらこ〜先人の足跡をたどる」の最終回を、豊頃町茂岩から大津までの17.6キロで実施する。大型ゴムボート「Eボート」をこぎながら、明治時代中期まで内陸への移動ルートだった十勝川の歴史と自然を体感する。現在、参加者(小学4年生以上、定員40人)を募集しており、最終の4回目で帯広から大津まで約50キロ、3年がかりの旅が完成する。
1892(明治25)年に大津街道(大津から芽室まで)が囚人労働によって開削されるまで、当時の十勝の玄関口・大津から内陸部への移動手段は十勝川の水運しかなかった。今回のイベントにも参加、ボートの上から歴史と自然を解説する内田祐一帯広百年記念館副館長(学芸員)は「アイヌ民族にとっては川が道路で、丸木舟で十勝川の河口から内陸まで行き来した。明治時代に入っても舟が人と荷物を運んだ」と語る。
この十勝川の歴史を学び、次世代に受け継ぐために同財団は2009年8月から3回の川下りを実施して計103人が参加、これまでに帯広の札内川沿いにあるエールセンターから豊頃町茂岩までのルートをたどり終えた。「3年かけた旅の最後に、先人が舟に乗ってスタートした大津を目指す」(鹿嶋広美総務主任)。
当日は午前8時に同パーク集合、豊頃町・茂岩橋下流から10人乗りのEボート5艇に乗り、全員でこぎながら大津を目指す。途中、川岸に上がって昼食を取り午後1時半ごろ到着の予定だ。参加費1人2500円(昼食・保険・ライフジャケットなどの装備代込み)。ぬれても動きやすい服装(ジャージーなど)、防寒着、運動靴を用意。申し込み・問い合わせは同財団(0155−32−6780)へ。
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