先住民族関連ニュース

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【白老】アイヌ民族の知恵学ぶ 「山のイオル 自然観察」

2011-06-28 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 6/27)
 国が白老町で進めるイオル(アイヌ民族の伝統的生活空間)再生事業の体験企画「山のイオル 自然観察」(一般社団法人白老モシリ主催)が25日、同町ポロト自然休養林などで開かれた。一般参加者約10人が、樹木を生活や信仰の道具に活用したアイヌの人々の知恵を学んだ。
 山、川、海をテーマに開いているイオル体験は、アイヌ民族と自然がどのような関わりを持っているか、伝承者の話や実体験を通じて学ぶのが特徴。ポロト自然休養林では、地元の自然ガイド・鈴木克司さん、しらおいイオル事務所「チキサニ」学芸員・押野里架さんの案内で林内を散策。ハリギリは丸木舟、ホオノキは矢筒として活用、カツラはアイヌ語で「ランコ」と呼び、後志管内蘭越町の地名由来になったことなどを学んだ。
 このほか、昼食にはアイヌの食文化に関連付け、シカ肉カレーやコクワの実ジャムで味わうヨーグルトが振る舞われたほか、「カリプ」と呼ばれる輪投げに似たアイヌの子供たちの遊びにも挑戦。参加者たちはアイヌ文化への関心が一層高まった様子だった。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11062703.html

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伊達・有珠善光寺自然公園でカムイノミ・イチャルパ祭

2011-06-28 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 011年6月27日(月)朝刊】

 アイヌ民族の伝統儀式「第17回カムイノミ・イチャルパ祭」が26日、伊達市の有珠善光寺自然公園内に立つアイヌ慰霊碑前で行われ、見学者を前に神や先祖へ祈りがささげられた。
 北海道アイヌ協会伊達支部(小野祐照支部長)と伊達市、市教育委員会が主催。神々の守護に感謝し平和な暮らしを願うカムイノミと、女性たちが先祖の霊を供養するイチャルパが執り行われた。
 この日は同支部会員はじめ室蘭や白老、登別などのアイヌ協会員、菊谷秀吉市長らが参列し、市民や観光客らが厳かに進められる儀式を見学。終了後は、昔から伝わる料理・チェプオハウ(サケの汁物)などの試食、古式舞踊やムックリ演奏を体験し、アイヌ文化を肌で感じていた。
(西村昌幸)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/06/27/20110627m_06.html

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国立のアイヌ博物館、白老町に建設へ

2011-06-28 | アイヌ民族関連
Interenet Museum 2011年06月27日

2011年6月24日(金)、政府は「アイヌ政策推進会議」の報告書をまとめた。
今後のアイヌ政策推進の中心拠点となる国立の複合施設「民族共生の象徴となる空間」を、白老町のポロト湖畔に整備。アイヌ文化の復興と国民へのPRを目的に、アイヌの歴史・文化を展示する博物館、アイヌ文化の伝承・体験施設などが設けられる
今後、国が主体的に整備を進め、アイヌ政策推進会議が引き続きフォローアップしていく。
白老町には現在も、地元のアイヌ自らが運営するアイヌ民族博物館がある。
 発信:毎日jp
http://www.museum.or.jp/modules/topNews/index.php?page=article&storyid=1060

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