先住民族関連ニュース

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ボリビア、米と関係正常化 協調姿勢で支持回復狙う

2011-11-09 | 先住民族関連
U.S.FrontLine 更新2011年11月08日 10:51米国東部時間

 ボリビア政府は7日、2008年9月の米大使追放以降、悪化していた両国関係を正常化することで米国と合意したことを明らかにした。AP通信によると、両国はできるだけ早期に大使を派遣する方針という。
 ボリビアでは、先住民居住区域での高速道路建設計画に反対するデモ鎮圧などにより、反米左派モラレス政権の支持率は20%台まで低迷。国民支持の高い隣国ブラジルやペルーの左派政権と同様に米国との協調姿勢を示すことで、支持率アップを図る狙いがあるとみられる。
 モラレス大統領は08年9月、大統領に対する抗議行動を扇動しているとして駐ボリビア米大使に国外退去を要求。米国も駐米ボリビア大使を退去させた。モラレス氏は同年11月には米麻薬取締局(DEA)の国内での活動を禁止した。(共同)
http://www.usfl.com/Daily/News/11/11/1108_005.asp?id=91867

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OKIが音楽を担当するアイヌ影絵プロジェクトの初演が決定!

2011-11-09 | アイヌ民族関連
CDJournal 2011/11/08 15:55掲載

 トンコリ奏者のOKIが原案と音楽を担当、コンテンポラリー影絵劇のパイオニアとして知られるラリー・リード(写真)が影絵を制作し、影絵ユニットのウロツテノヤ子バヤンガンズがパフォーマンスを行なうアイヌ影絵プロジェクト『ポロ・オイナ~超人アイヌラックル伝』の初演が、12月15日(木)に東京のアサヒ・アートスクエアで行なわれます。
 
 演出家、フィルムメーカーとして活躍してきたラリー・リードは、インドネシアのバリ島で伝統的な影絵を学び、影絵専門のプロダクションを設立。オリジナリティあふれる作品を発表してきました。彼の作品が日本で公演されるのは今回が初。11月のはじめから旭川に滞在し、アイヌ神話として伝えられる半神半人の主人公が魔神と戦う壮大な作品をOKIとともに制作しています。また、今回の公演では影絵の上演とあわせて、ウポポ(アイヌの伝統的な歌)の再生と伝承をテーマに活動を続ける女性グループ、マレウレウのライヴもあり。
 
 今回の初演に続き、年明けに日本各地および海外での公演も行なわれる予定です。
<アサヒ・カフェ・ナイト~アイヌ影絵プロジェクト『ポロ・オイナ~アイヌラックル伝』>
●日程:2011年12月15日(木)
●時間:開場18:00/開演19:00
●料金:予約 \\3,500/当日 \\4,000(税込)
●会場:アサヒ・アートスクエア
 
影絵演出:ラリー・リード Larry Reed
ストーリー原案:OKI
構成、脚本:小谷野哲郎
影絵デザイン:OKI、川村亘平斎
音楽:OKI&マレウレウ
影絵パフォーマンス:ウロツテノヤ子バヤンガンズ(小谷野哲郎、川村亘平斎、山岸テムペイ、上原亜季)
 
問合せ:P3 art and environment
[Tel]03-3353-6866 (平日12:00~19:00)
[URL]www.p3.org/aas/index.html

http://www.cdjournal.com/main/news/oki/41406

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【白老】アイヌ料理サークルの手作り 「エントのお茶」発売

2011-11-09 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 11/8)

 白老町内の高齢女性によるアイヌ料理サークル「ポロトの母さんの会」(大須賀るえ子代表、会員10人)は、ナギナタコウジュ(シソ科)の葉から手作りした「エントのお茶」を8日、発売した。ナギナタコウジュは利尿・解熱効果が高く、アイヌ民族の間で重宝されてきた野草。同会は「特に風邪や二日酔いにお勧め。先人の知恵を健康づくりに生かしてほしい」と話している。
 〝エント〟はアイヌ語でナギナタコウジュの意味。アイヌの人々はその強い香りが病魔を遠ざけると考え、お茶やおかゆに混ぜるなどして使ってきたという。
 母さんの会は、町内のイベントでアイヌ伝統料理を振る舞うなど長年活躍していたが、活動拠点だったポロト湖畔の民芸会館「ミンタラ」が2009年10月に閉館。以来、「家に閉じこもることが多くなってしまった」(大須賀代表)と言うが、再起を誓い、今回の商品開発に至った。
 ナギナタコウジュは昨秋、会員らが町内で収穫。乾燥やティーパック詰め作業、ピリカメノコ(美しいアイヌの娘)をイメージしたパッケージのデザインも全て自分たちで行った。
 「エントのお茶」は10袋入り1箱525円(税込み)で、限定100個の販売。アイヌ民族博物館入り口前の売店(若草町)、しらおい発掘堂(大町)で店頭販売するほか、白老観光協会のインターネット通販サイト「北海道白老ねっと商店」でも購入できる。問い合わせはポロトの母さんの会 電話0144(85)2522。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11110801.html

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峰崎座長代理が白老視察、「象徴空間早く整備を」

2011-11-09 | アイヌ民族関連
【室蘭民放 2011年11月8日(火)朝刊】

 政府のアイヌ政策推進会議の座長代理を務める峰崎直樹内閣官房参与(参議員、北海道選挙区)が7日、「民族共生の象徴となる空間」整備地に決定した白老町を訪問、アイヌ民族博物館などポロト湖畔を視察した。
 峰崎座長代理は「歴史的にも自然環境的にも適地ではないかと印象を深くした」としたうえで「(同会議座長の)官房長官や関係者にできるだけ早く整備するように話をしていく」と述べた。
 象徴空間整備に向けた来年度の動きについては「予算編成でどの程度まで財政的な裏付けができるか、国交省を中心にして財務省とやり取りをして、そのなかでしっかりと設計など準備を進めていけるよう頑張っていく」と意欲を示した。
 アイヌ民族博物館では古式舞踊や展示物を見学、ポロト湖畔では伝統的家屋復元などが進むイオル再生事業などを視察した。加藤忠北海道アイヌ協会理事長、飴谷長蔵町長、村木美幸アイヌ民族博物館副館長らの説明に耳を傾けた。
 峰崎氏は野田内閣発足後に同推進会議座長代理に就任。座長は藤村修内閣官房長官。
 同推進会議は今年6月、アイヌ文化復興の拠点となる中核施設整備地として「白老町がふさわしい」とする報告書を了承。博物館を中心に調査研究、文化伝承者などの教育機能を併せ持つ施設やアイヌ人骨の慰霊施設、広場やモニュメントなどを想定しており、国が主体的に整備する。(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/11/08/20111108m_08.html

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【白老】アイヌ民族博物館でチプサンケ

2011-11-09 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 11/7)

 白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)は5日、隣接するポロト湖で丸木舟の進水儀式「チプサンケ」を行った。
 丸木舟はアイヌ語で「チプ」と呼ばれ、サケ漁などに用いられた。今回は国のイオル(伝統的生活空間)再生事業の一環として、同館では4年ぶりに舟を新造。富良野産・樹齢250~280年のカツラを素材に、職員が手作業で、長さ6.5メートルメートル、幅0.9メートルのイタオマチプを作り上げた。
 儀式には民族衣装を着た職員や来賓が参加。火の神、湖の神へ祈り言葉をささげた後、人間と神を仲介するへら状の祭礼具「イクパスイ」を使って舟にトノト(お神酒)を満遍なく掛け、いざ進水。フチ(アイヌ民族の老婆)らによる祝いの歌が響く中、舟をこぎだした先には紅葉を鏡のように映す湖面が広がり、儀式は幻想的なフィナーレを飾った。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11110703.html

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「登別アイヌ語地名巡り」行われ参加者が歴史や由来学ぶ

2011-11-09 | 日記
【室蘭民報 2011年11月7日(月)朝刊】

 NPO法人知里森舎(横山むつみ理事長)主催の2011年フィールド・ワーク「登別アイヌ語地名巡り」がこのほど、登別市内で行われ、参加者がアイヌにまつわる地域を巡り歴史と地名の由来を学んだ。
 登別、室蘭から約20人が参加。アイヌ民族が大切にした「自然に触れ、自然の息吹を感じる」がテーマ。講師は「いぶり自然ガイドの会」の宗広光明会長が務めた。
 一行は登別本町の「知里幸恵 銀のしずく記念館」をバスで出発し、倶多楽湖展望台へ向かった。硫黄のにおいを感じながら宗広さんが周辺の野草などを紹介した。
 この後、紅葉が鮮やかな登別温泉の日和山や大湯沼川の天然足湯で一休み。札内原野(開拓の碑)、金成マツの墓石がある富浦墓地、登別小学校前の知里真志保の碑などを巡り、参加者がアイヌと登別の密接な関わりを肌で感じていた。(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/11/07/20111107m_06.html

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白老のアイヌ民族博物館で秋のコタンノミ、恵みに感謝

2011-11-09 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年11月6日(日)朝刊】

 白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)で5日、「秋のコタンノミ」(集落の祭り)が行われ、職員が自然の恵みなどに祈りをささげた。
 関係者約30人が出席した。ポロチセの外のヌサ(祭壇)には、13神がまつられ、山丸郁夫伝承課長が祭主を務めた。
 儀式では、厳粛な雰囲気の中、ハルエオンカミ(食物による礼拝)、シラリエオンカミ(酒かすによる礼拝)などの神事が行われ、祭りに集った出席者の健康や今季の集落の安全、自然の恵みへ祈りをささげた。
 この日は、イオル空間形成事業で製作した丸木舟の進水式(チプサンケ)も行われた。舟は長さ6.5メートル。富良野の東大演習林から伐採した樹齢250~280年のカツラ(直径約90センチ)を使い、職員が35日間を掛けて仕上げた。
 進水式は湖畔で行われ、トーコロカムイ(湖の神)、ニマムカムイ(舟の神)などに安全を祈った。民族衣装に身を包んだ職員がゆっくりと湖面へ舟を出し、観光客の目を引き付けていた。
 コタンノミは、かつて北海道や樺太のアイヌ集落で行われていた祭り。同館では平成14年から春と秋の年2回、伝統儀式の復元として年中行事に取り入れている。
(高橋昭博)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/11/06/20111106m_07.html

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2011台湾アミ族の歌を熱唱 石垣島まつりで莫言さんら

2011-11-09 | 先住民族関連
八重山毎日新聞 11月6日

 台湾の先住民族(原住民)の1つ、アミ族のミュージシャン、莫言(モオ・イエン)さんらが5日、石垣島まつりに出演し、ビギンの「三線の花」を日本語で歌って会場を沸かせた。「きいやま商店」とも共演した。莫さんらは6日には午後12時30分から市役所前で演奏を行うことになっている。
 莫さんは、二胡奏者の何佩(ヘ・ペイチ)さん、太鼓奏者の凃凱傑(トォウ・カイジエ)さんとともに登場し、祖先の魂の叫びをアミ族の言葉で歌ったオリジナルソングと、台湾の先住民族のなかからアミ、プユマ、パイワン、ルカイ、ツオウの5族の歌を組み合わせたメドレーを披露。
 このあと、「三線の花」があり、「2週間かけて覚えた」という日本語の歌詞で莫さんが歌い出すと、会場からは歓声が上がった。
 莫さんは「『三線の花』の歌詞とメロディーに共感し、歌いたいと思った。日本の広い舞台で日本の歌を歌うことに意義があると思う」と話していた。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19653/

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