先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

キュンちゃん新バージョン 道観光機構、アイヌ文化発信へ制作

2015-08-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞 08/07 05:00
 北海道観光振興機構は、アイヌ語のあいさつを北海道のおもてなしの合言葉として広める「イランカラプテ(こんにちは)キャンペーン」の一環として、同機構のキャラクター「キュンちゃん」の新バージョンを制作した。8月中旬からPRグッズなどで活用し、観光業界全体でアイヌ文化の発信に取り組む考えだ。
 札幌市内で道が6日に開催した企業や関係団体との連携会議「アイヌ文化情報発信ネットワーク会議」で報告した。新バージョンはアイヌ民族の「アツシ」(樹皮衣)を身に付け、「トンコリ」(五弦琴)や「ムックリ」(口琴)を手にした3種類。
 ステッカーやポケットティッシュなどのPRグッズが完成次第、キャンペーンに参加する各地の観光協会などに配り、イベントで活用してもらう。同機構の担当者は「ハワイの『アロハ』や沖縄の『めんそーれ』のように、イランカラプテを定着させたい」としている。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0165607.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化に親しむ ポロトの森自然体験キャンプ

2015-08-07 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 8/6)

仮小屋づくりを体験する子どもたち
 自然と触れ合いながらアイヌ文化に親しむ「ポロトの森自然体験キャンプ」(白老観光協会主催)が4、5両日、白老町のポロト自然休養林キャンプ場で行われた。町内や苫小牧市、登別市の小学生23人が参加。白老モシリをはじめ、アイヌ民族博物館、自然観察教室一樹会などが協力し、テントに宿泊しながらアイヌ民族の伝統食や楽器制作、狩猟体験などを体験。夏休みの楽しいひとときを友だちと一緒に過ごした。
 キャンプ場に到着した子どもたちはオリエンテーションを受けた後、早速アイヌの伝統料理で昼食。「チマチェプ」と呼ぶサケの串焼きの下準備を体験し、「オハウ」と呼ばれるサケの塩汁などと一緒に味わった。
 午後からは狩猟や川遊びなどを体験。仮小屋づくりに参加した苫小牧西小4年の大浅愛生(まなせ)さん(10)は、木の枝を格子状に組んだ骨組みにフキの葉を乗せる作業に「茎を引っかけるのが難しかったけど、小屋の中は涼しかった」とにっこり。
 アイヌ民族博物館でアイヌ文化の担い手研修を受けている木幡弘文さん(28)は講師役として参加。子どもたちとの触れ合いを楽しみながら「こういった機会が数多くあれば、多くの子どもたちが成長する過程でアイヌ文化を理解してくれると思う」などと感想を語っていた。
http://www.tomamin.co.jp/20150828717

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする