先住民族関連ニュース

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国連特別報告者のコープスさん、辺野古訪問

2015-08-16 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス 2015年8月16日 12:54

座り込みをする市民を激励するビクトリア・タウリ・コープスさん=16日正午、名護市辺野古・米軍キャンプ・シュワブゲート前
【名護】先住民族の人権侵害などを調査する国連特別報告者のビクトリア・タウリ・コープスさん(62)が16日、名護市辺野古のテント村と米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪問した。
 大浦湾を視察後、テント村で会見したコープスさんは「先住民族には自分たちの土地をどのように使うか決める権利がある。日本政府は県民とより深く真剣に対話すべきだ」と述べた。
 県知事選などで示された新基地建設反対の民意が、政府に受け取られていない現状について「国際機関を通して県民の権利を主張し、注目を集めることが重要」と提言した。
 キャンプ・シュワブゲート前で座り込みをする市民らとも交流し「県民の権利が尊重されるよう、みなさんの行動を支援していきたい」と激励した。
 コープスさんは、きょう午後3時から沖縄大学で開かれるシンポジウム「沖縄における人権侵害―自己決定権の視座から―」で講演する。
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=128853

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国連人権理事会の特別報告者、来沖へ 辺野古視察も

2015-08-16 | ウチナー・沖縄
琉球新報 2015年8月15日 10:56
 「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の玉城義和事務局長らが14日、県庁で記者会見し、国連人権理事会の特別報告者ビクトリア・コープス氏(フィリピン)を招くことを発表した。同氏は16日に米軍普天間飛行場の移設が計画される名護市辺野古を視察し、沖縄大学で講演する。
 特別報告者は人権理事会や国連総会に報告書を提出するなどして、緊急事態に介入する権利を持つ。コープス氏は、自己決定権を含む先住民族の権利に関する特別報告者。2005~10年に国連先住民族常設フォーラム議長を務めた。講演は16日午後3時から。「沖縄における人権侵害―自己決定権の視座から」と題し、島袋純氏(同会議国連部会長、琉球大教授)と対談する。入場無料。
 会見で島袋氏は「国際社会に対し、沖縄問題を人権問題として認知させることができる。国内外の世論を喚起し、日本政府へのプレッシャーになるだろう」と話した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247326-storytopic-1.html

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白老滑空場で来月バイクイベント 試乗会や世界的元レーサー来町

2015-08-16 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 8/14)

多くのバイク愛好家でにぎわったBikeJIN祭り=2014年9月
 全国からバイク愛好家が集まるバイクイベント「BikeJIN祭り@HOKKAIDO白老」が9月5、6の両日、白老町で開催する。バイク月刊誌「BikeJIN」の主催で、初めて開かれた昨年は3000人超が集結し、大きな反響があった。今年も新車試乗会をはじめ、世界で活躍した元バイクレーサーらゲストが来町。町内の飲食店などによる軽食販売も予定されており、知名度向上と共に地域への経済効果も期待されるとして関係者も歓迎している。
 会場は町内北吉原の日本航空学園白老滑空場。昨年と同じく全長800メートルのスペースを活用し、外国メーカーを含む約10社の新車試乗会を開催。ステージイベントではアイヌ民族博物館の職員による伝統楽器の演奏をはじめ、かつてオートバイ世界選手権で戦った平忠彦さんや原田哲也さん、本道出身のプロレーサー武石伸也さんら豪華ゲストのトークショーも行われる。
 会場には、町内の事業者が多数出店し、食材王国白老の魅力を発信。前日にはポロトの森キャンプ場で前夜祭(要予約)も開かれ、希望する参加者にはジャパンBBQカレッジによる限定の「北海道BBQプレート」(要予約)を販売する予定だ。
 BikeJIN編集部では現在、誌面を通じてこのバイクイベントを積極的にPRしており、中村淳一編集長は「昨年と同じコンテンツを基本にイベント準備を進めている。当日は多くのライダーに集まっていただけるよう快晴を期待したいですね」と語る。
 昨年は道内各地をはじめ、道外組も含めバイクが約1800台、車500台が集結した。2年目の今年も多くのライダーが白老町に集まりそうだ。
http://www.tomamin.co.jp/20150829020

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白老・アイヌ協会がシンヌラッパ、厳かに先祖を供養

2015-08-16 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年8月13日(木)朝刊】


 白老アイヌ協会(長谷川邦彦会長)主催の先祖供養祭「シンヌラッパ」が10日、白老町高砂町の白老アイヌ民族記念広場で開かれ、関係者約100人が先祖の霊をなぐさめた。
 毎年この時期に実施している伝統行事。アイヌ碑が設置されている同広場に会場が移ってからは11回目の開催となった。新井田幹夫さんが祭司を務め、先祖に供物をささげる儀式などが厳かに行われた。
 長谷川会長は「今後ともアイヌ文化の保存、伝承に努めてまいります」とあいさつ。戸田安彦町長は白老に開設される象徴空間について触れ「皆さま方の協力と知恵を拝借したい」と祝辞を寄せた。
 交流会ではムックリ演奏や苫小牧アイヌ文化保存会と静内民族文化保存会による古式舞踊が披露されたほか、チマチェプ(サケのくし焼き)、チェプオハウ(サケと野菜の汁物)といったアイヌの伝統料理が振る舞われた。
(富士雄志)
【写真=厳かに執り行われた先祖供養祭】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/08/13/20150813m_08.html

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先住民族内で増える糖尿病 食生活の変化が影響

2015-08-16 | 先住民族関連
サンパウロ新聞 2015年8月13日
全国平均4倍の罹患率
 内分泌医でパウリスタ医学大のジョアン・パウロ・ボテリョ・ビエイラ・フィーリョ助教授の調査によると、先住民族(インジオ)シャバンテ族が居住するマット・グロッソ州のサングラドウロ居住区とサン・マルコス居住区では、糖尿病の先住民が人口の28.2%に達している。伯国内の平均罹患率は7%だという。9日付フォーリャ紙が報じた。
 身体的な強健さと戦士の血を受け継いでいる事で知られているシャバンテ族の間では、現在糖尿病が静かに広まっている。
 以前はサツマイモ、カボチャやキャッサバなどの伝統的な食べ物が主流だったというが、糖尿病の罹患率の急増は、食生活の大きな変化にある。特に清涼飲料水に依存するようになっているという。
 特にコカコーラを好むというが、価格面でさらに安いメーカーの清涼飲料水を購入しているという。
 この両居住区の4000人以上の先住民の半数は肥満者で、「以前のような力はもはやなくなった」と1ヶ月前に妻を糖尿病で失ったドミンゴス・マホロ酋長(58)は肩を落としている。
     ◎
 シャバンテ族が、ゲネラル・カルネイロ市のサングラドウロ集落に入植するようになったのは1957年で、当時は体つきが細くて痩せており、強健だったという。
 ビエイラ・フィーリョ助教授は、76年以来毎年同居住区を訪れているといい、当時は国立インジオ保護財団(Funai)が食糧不足を解決するため、「ライスプロジェクト」を創設した。そのため、主食だった玄米を食べなくなったという。
 さらに同助教授は、「このプロジェクトの後、先住民達は畑で働かなくなった。そして、焙煎イナゴ、アリや蛆虫などのタンパク質が豊富な伝統的な食べ物がメニューから消えていった」と述べている。
 そして、80年から90年の間に清涼飲料水が普及するようになった。2000年には、政府がグアバ菓子や砂糖、パスタ、小麦粉の入った食料品バスケットを支給していたという。
 これにより、シャバンテ族の体質が変化した。同助教授によると、食糧が不足していた時代にエネルギーを維持する遺伝的な体質が発達していた為、食生活の変化と共に、肥満や糖尿病に罹りやすくなっているという。
 年金や家族手当の支給を受け、サングラドウロ居住区から50キロ離れた都市までの往復に加えて、様々な種類の加工食品の購入も容易になっている事も原因の一つとなっている。
http://saopauloshimbun.com/?p=44757

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マウント・プレザント市と友好50年 記念彫刻の除幕式

2015-08-16 | 先住民族関連
長野日報-:2015-8-13 6:00
 岡谷市と米国ミシガン州マウント・プレザント市の姉妹都市提携50周年を記念して、マ市から贈られた彫刻の除幕式が12日、岡谷市の岡谷湖畔公園であった。両市合わせて約100人が参加し、互いの友情を確かめ、さらなる友好親善を願った。
 湖畔に設置した彫刻の作品名は、「50Years of Friendship(50イヤーズ・オブ・フレンドシップ)」。マ市の彫刻家タイバー・ニューカマーさん(35)と、コゼット・フィリップスさん(39)夫妻が共同制作した。アルミニウムと透明樹脂を使い、輪切りにした2本の木をイメージ。彫刻の外枠は、両市を象徴するイチイと松の木肌模様を施し、年輪の数で50周年を表す。
 除幕式で、今井竜五市長は「50年の友好や結束を表現した彫刻。両市の象徴である木々から彫刻という新しいシンボルが生まれたことをうれしく思う。マウント・プレザント市の皆さまの心遣いに敬意と感謝を表する」とあいさつ。マ市のジェームズ・ホルトン市長は「友好を築いた長い歴史だけでなく、さらに友好親善を深めたいという意が込められている。将来にわたり両市の絆を思い起こさせる作品」と語った。
 閉式後は、マ市訪問団のジュディ・パンプさん(55)がマ市に自治区のある先住民族の伝統儀式「水の儀式」を披露した。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=34902

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