先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

日立製車両デザインの人気投票開始=台湾・新北メトロ三鶯線

2018-03-11 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾2018/03/10 19:34

(新北 10日 中央社)新北市政府捷運工程局は、市内で建設が進む新規の高架路線、新北メトロ(MRT)三鶯線の車両デザインについて、最終候補となった3種類を公開し、10日から人気投票を実施している。9日に開かれた記者会見では、朱立倫市長が3種類のデザインを紹介し、投票を呼び掛けた。
三鶯線は台北メトロ板南線の頂埔駅(土城区)と三峡区、鶯歌区約14.3キロを結ぶ路線。2016年に着工しており、2023年の完成を目指している。
車両は日立製作所傘下の日立レールイタリア(HRI)製で、プロトタイプは2019年にイタリアで完成し、同国での試験を経て2020年末までに台湾に運ばれる予定。全自動無人運転で、2両1編成。29編成が導入される。
自然に恵まれた三峡、鶯歌の風情や特色を取り入れたというデザイン候補は▽白とライトブルー(青空をイメージ)▽白い車体の先頭部に鷹をモチーフにした赤い翼の模様(三峡の鳶山を象徴)▽赤を基調に青ライン(赤は地元在住の先住民アミ族を代表する色)の3種。
インターネット投票(10~20日)のほか、24、25両日には台北大学、鶯歌老街など三鶯線沿線の16カ所でも投票を受け付ける。
(黄旭昇/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201803100005.aspx

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闘魂か差別か 米スポーツ界と先住民族との深い溝 ニューヨーク・タイムズ

2018-03-11 | 先住民族関連
朝日新聞2018年3月9日18時01
 米イリノイ大学のスポーツチームの象徴となってきた「イリニウェク首長(Chief Illiniwek)」が引退したのは、2007年だった。
 羽根の頭飾りに、ビーズをあしらったシカ革の衣装をまとった先住民族のマスコットキャラクター。試合の合間にバンドの演奏にあわせて踊り、応援を盛り上げてきた。ところが、先住民族や全米大学体育協会(NCAA)から、(訳注=先住民族の文化とかけ離れた差別的なパフォーマンスだとして)抗議が続くようになった。その引退は、当時の大学関係者が「これを機に本校をさらに前進させよう」とあえて誓ったほどの重大な決定だった。
 ところが、イリニウェク首長は、今もキャンパスに生き続けている。「非公式」な存在として2017年10月、大学チームの凱旋(がいせん)パレードに出ようとしたところ、反対派が阻止に動いた。2018年1月には、キャンパスのバスケットボール競技場で、反対派の教授が逮捕される騒ぎがあった。首長がトイレにいるのではないかと探していてのできごとだった。
 大リーグ機構は2018年1月29日、クリーブランド・インディアンスが来季から、「ワフー首長(Chief Wahoo)」のロゴをユニホームから外すと発表した。似たような試みは近年、全米のプロチームや大学が続けている。しかし、なかなか思ったような成果をあげられないでいるのが実情だ。米国の先住民族への差別や偏見を助長するとの懸念から、関連キャラクターの使用中止を決めると、今度はファンや同窓生団体との長期戦が待ち受けていた。チームのシンボルへの愛着だけではない。先住民族に敬意を表しているのに、なぜいけないのかという主張がよく登場した。
 ノースダコタ大学の場合は、スポーツチームの愛称「戦うスー族(Fighting Sioux)」をやめようとしたところ、ノースダコタ州議会の議員が反対し、とげとげしい論争が長く続いた。ウィスコンシン州ミルウォーキーのマーケット大学では、大学の評議員会がチーム名を「ゴールド(the Gold)」に変えようとして笑いものにされた。これまで使われてきた「ウォリアーズ(the Warriors)」の名称復活を同窓生側が求めたのに対して示した代案だった。
 イリノイ大学のイリニウェク首長はその後、ある種の「隠れた存在」になっていた。公式に認められることも、消え去ることもなかった。引退が正式に決まったときは、今の学生たちは小学生だった。それでも、この間、戦意を高揚させる首長のパワーは、少しも失われることがなかった。
全文:3207文字
https://www.asahi.com/articles/ASL2M3TJYL2MULPT003.html?iref=com_fbox_d1_01

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボリビアの巨大湖から水が消える 先住民の生活にも影響

2018-03-11 | 先住民族関連
財経新聞2018年3月9日 22:36
 南米・ボリビアで2番目に大きかった湖、ポーポ湖から、水が消滅したという(ナショナルジオグラフィック、日経スタイル)。
 ポーポ湖は90km×32kmという広い面積を持つ湖。上流にはチチカカ湖があり、デスアグアデロ川を経由してポーポ湖に水が流入するが、高地でかつ気温が高いことから湖水の蒸発は激しく、流入する水量が減ると水位がすぐに低下してしまうようだ。そのため、気候の変動によって湖水面積が変動しやすく、2015年にはついに湖が完全に干上がる事態になったという。
 2017年初頭には降雨で水位が回復したものの、2017年10月にはまた消失寸前にまで水位が下がっていたようだ。このような湖の消失は世界中で危惧されており、生活を湖に依存している先住民などの生活に影響も出ているという。
 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球
https://www.zaikei.co.jp/article/20180309/430812.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする