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台湾のお年寄りに「立ちやすいスツール」 高さ安定性重視 普及目指し、初 港区の医療・福祉関連会社 /東京

2018-03-20 | 先住民族関連
毎日新聞2018年3月20日 地方版
 医療・福祉関連プロジェクトを手がける会社「観察の樹」(港区三田)が、台湾でお年寄りが玄関で腰掛けに使える木製スツールの普及に取り組んでいる。靴を脱いだり履いたりした後、立ち上がる時に踏ん張りやすいよう、高さや安定性を重視。座面に台湾先住民族の伝統織を使うなど、台湾産にこだわった。1月には台北で初めて展示会を開催。同社アートディレクターの黒坂昌彦さん(45)は「台湾でお年寄り向けに安全な家具を提供したい」と意気込む。
 医療・介護関連広告の仕事をしていた黒坂さんは2012年、会社の同僚で台湾生まれの庄司佳代さん(41)に誘われ、初めて台湾を訪れた。台湾社会は日本と同様に急速に高齢化が進む。黒坂さんは、訪れた家の玄関で滑ったりした体験などから、日本だけでなく台湾でも、家の中に潜む危険性が少なくないと感じた。台湾に通い、高齢者を取り巻く環境を調べ始めた。13年、庄司さんとともに同社を設立し、家具造りを始めた。
残りあり(全文788文字)
https://mainichi.jp/articles/20180320/ddl/k13/100/029000c 今回展示した「Kino Stool

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松前城資料館が開館 展示内容大幅リニューアル【松前】

2018-03-20 | アイヌ民族関連
函館新聞2018.03.19

縄張図を解説する佐藤学芸員
 松前城資料館(町松城)が18日から、展示内容を大幅リニューアルして開館している。北海道命名150年を記念して、城の縄張り図を発掘調査資料、絵図などと合わせて一堂に展示し、「最後の日本式城郭」の築城から終焉までを紹介する。また、松前神楽の国指定重要無形民俗文化財指定を記念し、神楽関係資料を新たに展示している。12月10日まで無休。
 松前城の復興天守を展示空間とする同資料館は、地階がアイヌ関係資料、1階が松前藩関係資料、2階が前藩主の御座船だった「長者丸」関係資料などを展示してきたが「城そのものの展示を充実させてほしい」という来館者の声が多かったのを受け、展示内容を大幅に見直した。
 地階には、城の設計図として作られた「福山城縄張図」と安政元年(1854年)完成時の「福山城見分図」、城の前身である幕領時代の松前奉行所の絵図(いずれも複製)をまとめて掲出。町教育委員会の佐藤雄生学芸員は「城の変遷をこれほどの規模で一望できる展示は、今回がおそらく初めて」と胸を張る。
 1階には刀剣や書状などの旧藩資料、蠣崎波響の掛け軸作品10点のほか、今回新たに松前神楽の特別展コーナーを設置。社家佐々木家に伝わる寛政11年(1799年)の翁面、清部八幡神社の獅子頭、1950年代に撮影された神楽舞のカラー写真や、神楽を描いた江戸時代の絵図などを展示する。
 2階にはアイヌ民族資料と長者丸関係資料、3階展望台には明治初期から戦後の天守閣焼失、復興に至る写真資料24点を掲示している。
 同館の開館時間は午前9時から午後5時まで(最終入館は同4時半)、入館料は大人360円、小中学生240円。佐藤学芸員は「観光客の方々に城を知ってもらえるのはもちろん、地元の人にも郷土を見直してもらえる機会になるのでは」と来館を呼び掛けている。問い合わせは同館(0139・42・2216)へ。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/5266

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今年のハラル輸出5%増、五輪で日本向けも

2018-03-20 | 先住民族関連
NNA.ASIA 2018/03/19(月)
マレーシアのハラル開発公社(HDC)は、今年のハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)製品の輸出額が2017年比5%増の450億リンギ(約1兆2,150億円)に達するとの見通しを示した。拡大する市場として、アフリカ大陸と20年に東京五輪が開催される日本に注目が集まっている。国営ベルナマ通信が16日伝えた。
HDCのジャミル・ビディン最高経営責任者(CEO)は、「アフリカ大陸は5億人のイスラム教徒を抱え、多くの市場が未開拓である点が魅力」と説明する。日本に関しては、「20年に東京五輪が迫る中、海外からの訪問客を見据えたハラル産業が活気づいている」と期待を寄せた。
同CEOはハラル製品の輸出増加に向けて、中小企業(SMEs)とブミプトラ(マレー系と先住民族の総称)企業の伸びしろを指摘する。現状、輸出額に占めるこれら企業の割合は1割にとどまる。また、ハラル製品は非イスラム教圏で盛んに開発され、マレーシアを除くイスラム教国家は、製品を消費する側に回っているのが実情だという。
17年の輸出額は、仕向け先別ではシンガポールが最も多い49億リンギ。以下、中国(48億リンギ)、日本(28億リンギ)が続いた。
https://www.nna.jp/news/show/1739333

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プレアヴィヒア寺院に博物館が3月20日に開館 カンボジア[観光]

2018-03-20 | 先住民族関連
カンボジアビジネスパートナーズ2018年3月19日

(c)Khmer Times
 フン・セン首相と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は、3月20日にプレアヴィヒア世界遺産博物館を正式に開館する。クメールタイムズ紙が報じた。
 プレアヴィヒア州当局の文化芸術担当の責任者は、「この博物館は、フン・セン・エコ・グローバル博物館と名付けられ、現地や外国人の観光客を誘致する。世界遺産の背景にある歴史や文化を学ぶことができる」と述べた。
 博物館は、177ヘクタールの敷地に、プレアヴィヒア寺院、絶滅の危機に瀕した植物や動物、先住民族の生活風景等が展示される。
 このプロジェクトは、クメール古代文明を反映した新しい文化機関として、2008年5月に発足され、カンボジア政府とユネスコの支援で、国際的な専門家が何年もフィールドワークを重ねていた。
http://business-partners.asia/cambodia/kankou-20180319/


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苫小牧民報2018/3/19

2018-03-20 | アイヌ民族関連
アイヌ語絵本を制作 「シコッコタンのモシリとレラ」-千歳アイヌ語教室

 千歳アイヌ語教室(中村勝信代表)は子供の頃からアイヌ文化に親しんでもらおうと、絵本「シコッコタンのモシリとレラ」を制作した。100年前のアイヌの生活、子供たちの遊びなどを物語にした絵本で、アイヌ語、日本語、ローマ字で表記した。18日に発刊記念会を西洋軒=千代田町=で開き、中村代表(73)は「子供たちがアイヌ語に気軽に触れてくれれば」と話している。
 同教室の生徒や講師ら12人が2016、17年度の約2年間掛かりで制作した。アイヌの伝統的な生活や遊びをを舞台にした物語を創作し、生徒たちがアイヌ語辞典で翻訳した。絵は全道展会友の北島裕子さん(62)が担当し、併せて物語を読んだCDも作った。出版費用はアイヌ文化振興・研究推進機構の全額助成で、A4判、28ページを200冊作成。市内の小・中学校をはじめ、石狩、胆振、日高の図書館などに寄贈する。
 同教室がアイヌ語絵本を作るのは初めて。子供の頃からアイヌ文化に親しみをもってもらおうと16年から物語の創作を始め、昨年4月から千歳方言のアイヌ語に翻訳。物語の内容は「シコッコタン」(アイヌ語で千歳村)で暮らす主人公の2人、「モシリ」(同大地)と「レラ」(同風)が子供の頃を思い出す内容。サケ採りやかんじき履きなど、四季に分けてアイヌの生活や遊び、自然や神々に感謝する様子などを紹介した。
 絵本はアイヌ語、日本語、ローマ字で表記し、中村代表は「例えば『プ』でも大きい字と小さい字では発音の仕方が違うことを説明したかった。小さいプは発音するかしないか無声音に近い」と説明する。絵は北島さんが柔らかく温かみのあるタッチで描き、「アイヌ文化を伝えるために自分も勉強し直した」と振り返る。平取町の二風谷アイヌ文化博物館まで足を運んだといい、「絵本は子供でも入っていきやすい。絵本でアイヌ文化が伝われば」と願いを込める。
 夫婦で教室に通う渡辺日朗さん(63)、美智子さん(66)は物語の秋を担当。アイヌ語の歴史や文化などを学び直しながら、言葉を一つ一つ辞書で引き、「絵本作りに関われて幸せ。アイヌの暮らしや考え方により関心を持てた」と笑顔。冬を担当した田中史郎さん(78)は「自分にとっても勉強。言葉の意味など教えてもらった方が多い」と控え目に話しつつ、「絵本ができてよかった」と喜ぶ。朗読のCD録音も担当した渡邉圭さん(48)は「子供たちがアイヌ語を話せるようになってくれたら」と期待している。
https://www.tomamin.co.jp/news/area1/13424/

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総合政策部長に小野塚氏 道人事 経済部長は倉本氏

2018-03-20 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/19 23:56 更新
 高橋はるみ知事は19日、4月1日付の道部長級人事を決めた。教育長に就く佐藤嘉大総合政策部長(60)の後任に小野塚修一農政部長(58)を、副知事に昇格する阿部啓二経済部長(60)の後任に倉本博史経済部次長(56)を登用する。部長級46人中29人が交代する大規模な人事となる。
 農政部長は梶田敏博十勝総合振興局長(58)。監査委員になる渡辺直樹建設部長(59)に代わり岡田恭一人事委員会事務局長(59)を充て、その後任は山口修二日高振興局長(58)。小玉俊宏環境生活部長(58)は会計管理者兼出納局長に移り、環境生活部長の後任には渡辺明彦上川総合振興局長(58)を起用する。
 道議会事務局長は森田良二食の安全推進監(58)、監査委員事務局長は佐藤和彦少子高齢化対策監(58)、教育部長は坂本明彦宗谷総合振興局長(58)。総務省から出向中の中野祐介総務部長(47)、佐藤敏保健福祉部長(57)、幡宮輝雄水産林務部長(58)は留任する。
 JR北海道の路線見直し問題を担当する黒田敏之交通企画監(57)も続投。アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」の開設に向け新設するアイヌ政策監には長橋聡政策局長(55)が就く。食の安全推進監に甲谷恵文化・スポーツ局長(57)を充て、女性の部長級を2年ぶりに復活させる。空港民営化を担当する空港戦略推進監に経済産業省から出向中の豊島厚二総合政策部次長(47)を起用する。
 職員監は山岡庸邦企業局長(56)、観光振興監は本間研一胆振総合振興局長(58)、食産業振興監は中田克哉根室振興局長(57)。少子高齢化対策監に粟井是臣地域医療推進局長(56)、建築企画監に平向邦夫住宅局長(57)、労働委員会事務局長に成田祥介法務・法人局長(57)、企業局長に根布谷禎一オホーツク総合振興局長(57)。
 総合振興局長は、胆振が山口修司水産局長(54)、上川が佐藤卓也林務局長(55)、宗谷が朝倉浩司環境生活部次長(57)、オホーツクが藤田二農村振興局長(57)、十勝が三井真食関連産業室長(56)。
 振興局長は、石狩が佐藤哲夫国際局長(57)、日高が松浦英則人事局長(57)、根室が大内隆寛交通政策局長(56)。
 札幌道税事務所長は阿部浩文航空局長(58)。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/173243


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「近くて遠い島」が抱える「重い歴史」

2018-03-20 | アイヌ民族関連
J-CASTニュース 2018/03/18

書名 サハリンに残された日本
サブタイトル 樺太の面影、そして今
監修・編集・著者名 斉藤マサヨシ
出版社名 北海道大学出版会
出版年月日 2017年9月21日
定価 本体4200円+税
判型・ページ数 B5判・88ページ
ISBN 9784832933965
BOOKウォッチ編集部コメント
 「工場マニア」「廃墟マニア」――工場や廃墟を撮るのが楽しいという人たちだ。本書『サハリンに残された日本』(北海道大学出版会)は、そういう人にとって極めて興味深いのではないか。なにしろ工場や廃墟が次々と出てくる。ただし、それらの大半は「重い歴史」を背負っている。
巨大な煙突が今も立ち尽くす
 著者の斉藤マサヨシさんは写真家。1955年、北海道稚内市生まれ。東京写真大学短期大学部(現東京工芸大学)を卒業して稚内市役所に勤務、観光交流課長、教育部長等を歴任し2015年退職。写真工房Westenを主宰している。稚内で生まれ育ち、今も稚内で暮らしている。
 稚内の宗谷岬に立つと、彼方に横たわるサハリンの島影が見える。直線距離で40キロほど。斉藤さんは子どものころからその姿を見慣れ、行ってみたいと思っていた。しかし、行けなかった。
 1991年のソ連崩壊で「近くて遠い島」が近い島になる。98年には稚内とサハリンの定期航路も開設された。斉藤さんは夏休みの一週間、必ずサハリンに出かけ、あちこち足を延ばし写真を撮った。それをまとめたのが本書だ。
 冒頭に書いたように、まず目に付くのが古い工場や廃墟だ。サハリンは、かつては樺太と呼ばれ、1905年から45年まで北緯50度以南を日本が統治していた。最盛期は日本人が40万人も住んでいた。製紙会社や石炭会社の大きな工場があり、鉄路が敷かれ、郵便局や学校などの社会施設も整っていた。林業が主要な産業だっただけに旧王子製紙の工場跡はあちこちにある。戦後も旧ソ連が利用していたものの、さすがに現在は朽ちた。しかし巨大な煙突が今も立ち尽くしている。
過ぎ去った時間の静かな息遣い
 70年余り前まで確かにそこにあった「古き日本」。その姿の残影を目を凝らすと見つけることができる。そこではまた、樺太開発に情熱を注いだ人たちの思いを感じ取ることもできる。
 意外なほど残っているのが旧日本人小学校の奉安殿だ。天皇と皇后の写真(御真影)と教育勅語を納めていた建物だ。神社の鳥居や石段、横倒しになったお地蔵様なども含めて当時の日本人たちの精神的なよりどころが、遺物として戦前の人々の営みを伝える。
 女優の岡田嘉子が国境を越えて逃避行を決行した50度線。妹を亡くした傷心の宮沢賢治が訪れ、「銀河鉄道の夜」を構想したという白鳥湖。間宮林蔵が樺太は半島ではなく島だということを確認した海峡。日本人やロシア人よりもずっと昔からこの地で暮らすウイルタやエベンキなど先住民族たちの集落。横綱大鵬の生まれ故郷の町に建つ立派な銅像。
 終戦の混乱で、迫りくるソ連兵から逃れられないと日本人看護婦が大勢自決した場所もあれば、日本人が、朝鮮人27人を虐殺した村も。数万頭のオットセイが生息する無人島なども紹介されている。
 本書は何かを声高に主張しているわけではない。丁寧に撮った写真に、短い説明が付いているだけ。寡黙な一枚一枚の写真から、著者の謹直さと、過ぎ去った日々の静かな息遣いを感じ取ることができる。
https://www.j-cast.com/bookwatch/2018/03/18007051.html

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台湾 先住民伝統の結婚式 日本人カップルも参加(動画)

2018-03-20 | 先住民族関連
毎日新聞2018年3月18日 15時30分
 【屏東(台湾南部)福岡静哉】台湾の先住民、パイワン族の伝統的な結婚式が17日、台湾南部・屏東県の三地門地区であった。色鮮やかな装飾の衣装に身を包んだ10組が式に臨み、永遠の愛を誓った。日本からのカップルも初めて参加した。
 新郎新婦は、タカの羽毛とイノシシの歯で装飾された帽子をかぶり、銅や貝殻で色鮮やかに飾られた手織りの衣装に身を包んで登場。花嫁たちはみこしに乗り、花婿の先導で式典会場の公園へ入った。誓いの杯は、アワを原料にした伝統酒。家族や親戚、地域の人らが踊って結婚を祝い、山里に歓喜の歌声がこだました。
 東京都から参加した吉田俊明さん(36)と上野なつみさん(35)は「絶対に忘れられない思い出になりました。大勢の人に台湾の文化の魅力を知ってほしい」と話した。
 パイワン族は台湾南部を中心に約10万人おり、台湾行政院(内閣)が認定した16先住民族の中で2番目に人口が多い。蔡英文総統もパイワン族の血をひいている。
https://mainichi.jp/articles/20180318/k00/00e/030/190000c


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先住民スタイルの合同結婚式に日本人が初参加 満場の祝福受ける/台湾

2018-03-20 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾2018/03/17 18:19

潘孟安・屏東県長から祝福される日本人カップル(右から1人目と同2人目)
(屏東 17日 中央社)南部・屏東県で17日、先住民パイワン族の伝統にのっとった合同結婚式が行われ、日本人カップル1組が参加した。ブランコに新婦を乗せ、新郎がロープを引っ張るクライマックスの儀式を無事に終えて幸せをかみしめる2人に、満場の拍手と祝福が送られた。
東京在住という2人は昨年、同県を旅行で訪れたとき台湾の多様な先住民文化に触れ、その魅力に強く引かれたのがきっかけで式に応募したという。主催の茂林国家風景区管理処によると、今回の式に参加した10組のうち唯一、かつ開催13年来初めての外国人カップルだった。
パイワン族の婚礼では、新婦がかごに乗って伝統的な「石板屋」からブランコのある広場まで移動したり、アワ酒で乾杯するなど、台湾でも珍しい儀式が繰り広げられる。終盤では親族らが輪になって踊り、式はにぎやかに幕を閉じた。
朝から正午まで続いた式を終えた2人は、時間が長くて大変だったと振り返りながらも、帰国後は友人にも参加をすすめたいとにこやかに語った。
(郭シセン/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201803170005.aspx


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日本で暮らすムスリムを撮る北大出身の写真家 田川基成(たがわ・もとなり)さん

2018-03-20 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/18 09:37
 札幌市教育文化会館(中央区北1西13)で21日まで、写真展「ジャシム一家」を開いている。首都圏で暮らすバングラデシュ出身のイスラム教徒(ムスリム)の家族のもとに5年間通った記録写真。スーパーで買い物をする様子や公営団地の台所で食事を作る後ろ姿など、6人家族に密着して撮った45点が並ぶ。「同じ日本で暮らしている彼らの日常生活を、同じ目線で見て、伝えたかった」と話す。
 長崎県西海(さいかい)市沖の3キロ四方の人口千人に満たない島の出身。高校生の時、家族で訪れた札幌で見た広大なキャンパスに憧れて北大農学部へ進んだ。2度休学し世界を旅した。「東洋でも西洋でもない独自の文化」を持つイスラム世界と出会い、日本で暮らすムスリムにも関心を持った。「モスクを中心にしたコミュニティーは、島のお寺と同じように地域をつなぐ役割を果たしていて、懐かしく感じた」
 北大卒業後、雑誌編集者と業界紙記者を経て写真家に。「写真は情報量が限られる分、見た人の想像力をかき立てることができる」と魅力を話す。
 東京在住。32歳。今後は「長崎と北海道を撮りたい」と言う。キーワードは「移民」だ。江戸時代以降、長崎にたどり着いたキリスト教徒や、戦後のベトナム難民。道民も先住民族アイヌの人たち以外は元をたどればどこかから移ってきた人たちだ。「『移民』をそれぞれの土地の風土や文化とともに写真で記録したい」(関口裕士)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/172976

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【映画】民族文化映像研の2本 「生活」の変化探る

2018-03-20 | アイヌ民族関連
中日新聞2018年3月17日

作品「うつわ-食器の文化-」で、クバの葉で作った鍋で湯を沸かしている場面=(C)民族文化映像研究所
25日、金沢で上映
 農山村や漁村の生活や文化を映像で記録している「民族文化映像研究所」(東京)の作品二本が二十五日、金沢市内で上映される。上映会を企画したグループの吉田健二さん(36)=同市=は「今と昔の生活は大きく変わった。作品を通じ、生活とはどういうことか考えられたら」と話している。
 研究所は、山村文化をフィルム映像で記録していた故・姫田忠義さんが一九七六(昭和五十一)年に設立し、映画百十九本、ビデオ作品約百五十本を制作してきた。
 「うつわ-食器の文化-」(七五年、41分)は、器の源流を探ろうと沖縄から北海道まで六十一カ所以上の旅の記録で、縄文土器や漆器、焼きもの、アイヌ民族が木の皮で作ったわんなどが出てくる。
 「奥会津の木地師」(七六年、55分)は、福島県南部地方で山から山へと移りながらブナを材料にわんを作っていた木地師たちの暮らしを再現した。こうした生活は昭和初期まで続いていたという。
 吉田さんは建築設計に携わり、町家の再生にも関わった経験から、生活の変化に関心を持った。「祖父母の見てきた風景や生活が知りたかった。現代は便利になり、生活するということの意味が変わってきたことに不安感も覚えている」とも話した。
 上映会は金沢市長町のバー「KIRIKOU」(キリク)で午後一時半開演。参加費千五百円(お茶、菓子付き)。定員二十人で要予約。問い合わせは吉田さん=090(3501)7872=へ。 (押川恵理子)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201803/CK2018031702000211.html

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東京)新宿でアイヌアート展はじまる

2018-03-20 | アイヌ民族関連
朝日新聞社2018/03/17

 現代のアイヌ工芸作家9人の作品展「オルタナティブアート」が15日、新宿区のヒルトン東京地下1階のヒルトピア・アートスクエアで始まった。20日まで。
 札幌市を中心に活動する「アイヌアートプロジェクト」が毎年開いている。例年は京橋の画廊で行っていたが、今回は会場を変えて拡大した。約200点の版画やアイヌ文様の着物、切り絵が並ぶ。
 代表を務める札幌市の版画家結城幸司さん(53)は、シマフクロウのカムイ(神)が谷間を飛んでいる姿を描いた木版画「タニワタルカゼ」や、彫刻刀の代わりに黒曜石を使った版画「シロカニペランラン」(銀の滴降る降る)などを出品。「今を生きるアイヌの工芸と世界観をみてほしい」と話している。
 同じく札幌市の早坂ユカさん(48)は伝統の渦巻きの魔よけの文様(モレウ)を使った刺繡(ししゅう)の伝統工芸家。金の糸を使った雪の結晶の壁掛けや着物を出品し、「アイヌ文様のきれいさを感じてほしい」と話していた。入場無料。(青木美希)
https://www.asahi.com/articles/ASL3H4GDLL3HUTIL01H.html

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銃剣とブルドーザー=米軍に美田奪われた伊佐浜移民=(3)=「犬コロのように追い払われた」

2018-03-20 | ウチナー・沖縄
nikkeyshimbun.jp2018年3月16日

 銃剣を構えた米兵とブルドーザー、クレーン、ダンプカー、トラックが現れたのは、7月19日のまだ日の昇りきらない早朝4時半のことだった。接収は前日の18日に予定されていたので、地主の一人は「予期はしていたが未明には思わず油断していた」(『琉球新報、55年7月19日夕刊』)とコメントしている。
 午前5時には農地の周囲に鉄条網を張り巡らす作業が始まり、支援者や新聞記者たちははじき出されてしまった。農地に踏み入った米兵たちは住民たちの訴えに全く聞く耳を持たず、座り込んでいた老人たちは簡単に持ち上げられ、その場からどかされた。
 抵抗すると銃尾で叩かれ突き飛ばされた。新聞記者が写真を撮ろうとしたが、米兵がフィルムを没収した。カメラごと奪い取られた記者もいた。当時23歳の澤岻さんも必死の抵抗を試みたが、数人の米兵に抑えられなすすべもなかった。
 澤岻さんはここまで話を進めると少しの沈黙のあと、「四等国民は本当につらいものです」とつぶやいた。戦前の日本では琉球人、アイヌ人、朝鮮人、台湾人などを二等、三等国民と呼び、差別していたと言われる。
 記者が「四等国民ですか」と繰り返すと、澤岻さんは「だってそうでしょう」と言葉を強めて返した。「話すら聞いてもらえない。私たちは人間扱いされていなかった。三等国民じゃない。四等国民だよ」とうつむきがちに言った。
 住民たちの必死の抵抗も虚しく、午前10時ごろには家屋がブルドーザーで破壊され、田畑には海岸の砂をポンプで流し込まれ、24世帯が土地も家も失い、家は残ったが田畑を全部奪われたのは30世帯だった。澤岻さん一家は近くにあった父親の家に移り住んだが、田里家など32家族は近くの小学校で寝泊まりすることとなった。
 「伊佐浜難民」は小学校の後、戦争引揚者の一時滞在場所だった「インヌミヤードゥイ」へ移住。石ころだらけで畑地には適しておらず、急づくりの木造トタン葺きの家々は台風に弱かった。56年9月のエマ台風で14戸のうち、5戸が全壊、8戸半壊、無事だったのは1戸のみだった。
 伊佐浜は風光明媚で沖縄の三大田園に数えられていた。水が豊富に湧き出て、良質の米が取れる肥沃な土地だった。「インヌミヤードゥイ」以外の移住地も探したが、伊佐浜に見合うどころか、より劣悪な環境しか見つからなかった。
 こんな実態から、琉球政府は伊佐浜に住んでいた家族をブラジルに移住させる計画を立て、10家族が渡伯を決めた。1957年の夏、チチャレンカ号で神戸からサンパウロ州サントス市に向けて出発した。
 澤岻さんは「沖縄に残って、やっていくって気持ちはもうなかった。田畑は砂で埋められてしまっていて、もう何もなかった」と肩を落とす。「酒場で飲んでいると犬コロが寄ってくると、人間がそれを追い払うでしょ。それと同じように、米軍は私たちを追い払った」と続けた。
 「私たちは沖縄県人で、沖縄は私たちの島なのに、アメリカの奴らは私が近づいただけで『Get away here!(ここから立ち去れ!)』と怒鳴ったんだ。自分の生まれ育った場所なのになんでそんなことを言われなくてはならないのか。本当に辛かった。きっとあなたにはわからんでしょう」と絞り出すような声で言った。(つづく、山縣陸人記者)
http://www.nikkeyshimbun.jp/2018/180316-61colonia.html

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カナダで新10ドル縦型札 黒人女性肖像画を初採用

2018-03-20 | 先住民族関連
バンクーバー経済新聞 2018/03/16

黒人女性人権活動家のヴァイオラ・デズモンドさんが描かれた縦型新10ドル紙幣(Images from Bank of Canada)
 カナダ中央銀行は3月8日、黒人女性人権活動家のヴァイオラ・デズモンドさんが描かれる新10ドル紙幣を発表した。
 カナダ紙幣で初めて民間女性が描かれる新紙幣。黒人の肖像画が紙幣に採用されるのも初。カナダのウィリアム・フランシス・モルノー財務大臣は「デズモンドさんの勇気と尊厳に満ちた行動は、カナダ人に大きなインスピレーションを与え、1人の人間の行動が世代を超えて世の中を変えるきっかけになると力強く教えてくれる」とその功績をたたえる。
 紙幣はポリマー製で初の縦型。裏面には「カナダ人権博物館」と先住民族の人々の権利と自由への道を象徴するワシの羽、カナダ人権憲章からの抜粋が記されている。
 流通開始は2018年後半の予定。
https://vancouver.keizai.biz/headline/2467/


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慰霊モニュメントお目見え 白老・民族共生象徴空間

2018-03-20 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2018/03/15

【白老】政府がポロト湖畔に開設するアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」で建設している慰霊施設のモニュメントが姿を現した。アイヌ民族が祈りの儀式で用いるイクパスイ(捧酒べら)をモチーフにした高さ27メートルの塔で、月内に完成する予定だ。
 モニュメントは鉄骨製で、全国の研究機関で保管されているアイヌ民族の遺骨を集約する慰霊施設の象徴として設置。魔よけの意味があるアイヌ文様をあしらい、先祖の魂が安らかに眠れるよう願いを込めた。
 開発局によると、モニュメントを建てる工事は今月5日から始まった。塔を4分割にした状態で北広島市の工場からトレーラーで運び、クレーンで組み立て、11日までに作業がほぼ完了した。今後は、モニュメントの装飾の微調整や周辺整備などをしていく。
 慰霊施設はポロト湖東側の高台約4・5ヘクタールに、「墓所」となる建物や慰霊行事を行う施設などを設け、19年度中に完成する見通し。象徴空間の中核施設となる国立アイヌ民族博物館と、国立民族共生公園は2020年4月に開設する予定だ。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/172161

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