先住民族関連ニュース

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アイヌのルーツ 宇梶さん舞台に 来月、東京と静岡で 「いつか北海道でも」

2019-08-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/31 05:00

アイヌ民具などを手に「永遠ノ矢」をPRする宇梶さん(後方左から4人目)ら劇団のメンバー
 俳優の宇梶剛士さん(56)が主宰する劇団が8月に東京と静岡で、アイヌ民族をルーツに持つ都会の青年を主役とした舞台「永遠ノ矢=トワノアイ」を上演する。自身と似た境遇の青年の悩みや葛藤を描いた作品で、「いつかは北海道で公演したい」と話している。
 宇梶さんは東京に生まれ育ち、母親がアイヌ民族の権利回復運動などに取り組む日高管内浦河町出身の静江さん(86)。来年4月に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」のPRアンバサダー(大使)も務める。
 1993年に「偽(にせ)エカシの筏(いかだ)」というアイヌ民族に関する舞台に挑戦したが、民族衣装の文様の使い方に関する指摘を受けて「容易に手を付けてはいけない」と感じた。その後、アイヌ民族関係者との出会いが重なり、「また手掛けたい」との思いが募った。
 「永遠ノ矢」は宇梶さんにとって31作目。主人公の青年は母子家庭の3人きょうだいの次男で、亡父の故郷北海道に住む長男を訪ねる旅の中で現代を見つめ、300年以上前の北海道にも思いをはせる。
 劇中では伝統舞踊やアイヌ料理も紹介し、宇梶さんもアイヌ民族として登場する。
 宇梶さんは「過去の上に今が立ち、今を生きるから未来を見つめられる。過去と今、未来のつながりを考えてほしい」と話す。
 8~12日に東京都杉並区の劇場「座・高円寺」で、21、22の両日に静岡市清水文化会館で行う。問い合わせは劇団パトスパック(電)080・1709・7235へ。(村田亮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330388

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アイヌルーツの若者描く 宇梶さんが作・演出の舞台

2019-08-01 | アイヌ民族関連
産経新聞 2019.8.1 06:00
 俳優の宇梶剛士さんが自身のルーツであるアイヌ民族をテーマに作・演出を手掛けた舞台「永遠ノ矢(トワノアイ)」が8月、東京と静岡で上演される。宇梶さんが主宰する「劇団パトスパック」の21作目で、アイヌのイソンクル(弓の名手)が天に放った矢(アイヌ語でアイ)を巡る、時代を超えたストーリーだ。
 物語はアイヌにルーツを持つ主人公海を軸に、現代の北海道と遠い昔のアイヌモシリ(アイヌ語で北海道を指す)を舞台に展開される。東京で暮らす海は、20年前に他界した父親の墓について相談するため、北海道に行ったきり戻ってこない兄一矢を訪ねる。北の大地で出会う人々との交流を通じ、自分の存在の不確かさに気付き葛藤する。
 タイトルにある「矢」について、宇梶さんは「人の思いの象徴。愛であったり怒りであったり、地球上に飛び交っている」と説明する。宇梶さんは端役に回り、演出に力を注いだ。
https://www.sankei.com/photo/story/news/190801/sty1908010001-n1.html

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ビキニ姿の観光客に困惑 台湾離島・蘭嶼の住民、現地尊重を呼び掛け

2019-08-01 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2019年7月31日 17:31

チヌリクランが停泊する蘭嶼の海岸を観光する女性たち=Na Woodさんのフェイスブックから
(台東 31日 中央社)台湾東部の離島・蘭嶼で、ビキニ姿で島を散策する観光客に対し、困惑する声が上がっている。地元住民は、現地の風習や民情を尊重するよう呼び掛けている。
地元住民の一人はフェイスブックに、台湾原住民(先住民)タオ族の伝統的木造漁船「チヌリクラン」が停泊する海岸や港をビキニ姿で観光する女性の写真を投稿。「蘭嶼人の文化や慣習は保守的だが頑迷固陋(がんめいころう)とまではいかない。でも皆さんが露出の多い格好でうろつくのを受け入れられるほどオープンではない」とつづり、苦言を呈した。
投稿者によると、チヌリクランが停泊する海岸はトビウオ漁の儀式が行われる神聖な場だという。トビウオ漁は蘭嶼に暮らすタオ族の人々にとって最も重要な伝統行事で、毎年3月から6月にかけて行われる。
この投稿に対し、「現地の先住民を尊重してください」「宿泊施設には観光客へのマナー啓発を強化してほしい」など投稿者に同意を示すコメントが多数寄せられている。一方で、「悪くはないと思う」「よその人はたぶん(現地の文化を)知らないから、悪気はないはず」などビキニ姿の観光客を擁護する意見もあった。
蘭嶼郷のシャーマン・ガラムー(夏曼・迦拉牧)郷長は、島の高齢者はまだ保守的で、女性がビキニ姿で歩き回るのはあまり受け入れられないと説明。ビーチやシュノーケリングポイントなら問題ないが、街や朝食店、港、チヌリクランが停泊する海岸は不適切だとし、宿泊業者に対し、マナー啓発の強化を呼び掛けた。(盧太城/編集:名切千絵)
https://www.excite.co.jp/news/article/Jpcna_CNA_20190731_201907310004/

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教授動静 第14回──坂本龍一、台湾の少数民族に出会う ‎

2019-08-01 | 先住民族関連
GQ JAPAN 2019‎年‎7月‎31‎日By 吉村栄一
“教授”こと坂本龍一の動向を追うライター・編集者の吉村栄一による「教授動静」。第14回は、台湾滞在の様子を詳しくお届けする。(この連載は、毎月末に更新します。お楽しみに!)
3つの映画音楽プロモーション
5月末、シンガポールの“エスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイ”で今年唯一となるコンサート『FRAGMENTS with SHIRO TAKATANI』を行なった教授は、その余韻も冷めやらぬまま台湾に向かった。
5月末から6月上旬までの台湾滞在は、主に自身のかかわった3本の映画のプロモーションなどが目的だ。
ひとつは、現在日本でも公開中の半野喜弘監督による『パラダイス・ネクスト』のプロモーション。この映画では半野監督からテーマ音楽を依頼され、自信作を送ったにもかかわらずボツになってしまったことから、教授の反骨心に火がついたとのこと(教授動静第12回参照)。
7月中旬に行われた試写会での半野監督のトークよると、そもそもこの映画の随所にはいわゆる映画音楽らしからぬヴォーカル曲が音楽として使用されている。そこで、1曲だけ、これぞ映画音楽という曲が欲しくて教授にテーマ曲の依頼を行なったという。
「最初に半野監督からテーマ曲を1曲作って欲しいという依頼があり、編集が終わった映画の映像を観ながら、このシーンにこんな音楽があるといいんじゃないかと作って出したのが、わりといまのぼくの音楽っぽい作品。ミニマルで、メロディよりもサウンドを重視したもの。ところが、それを提出したら『もっとトラディショナルな映画音楽が欲しい』というボツをくらいまして、ちょっとムッとしつつ(笑)、書き直しました。むかしの『ラストエンペラー』のような映画音楽らしい映画音楽は、書こうと思えばそれらしいものは書けますが、いまはそういう気がない。こういう機会がなければ書かなかったかもしれない。ムッとしたことで書けた曲とも言える。監督のそういう作戦だったのかな(笑)」
ともあれ、書き直した曲は映画の重要なシーンで、美しく荘厳に響くことになった。教授も、ニューヨークでレコーディングしたこの曲はお気に入りとのことだ。とくに、ストリングスのプレイヤーたちがいい演奏をしてくれており、聴きどころのひとつだという(配信で発売中)。
そして、2つめの映画はツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督の『Your Face(あなたの顔)』。教授が全編の音楽を手がけたこの作品は、7月半ばに発表された第21回台北映画賞で最優秀監督賞、最優秀ドキュメンタリー賞とならび、めでたく最優秀音楽賞も受賞した。
「このツァイ監督の作品はかなり抽象的、アヴァンギャルドな映画で、12人のお年寄りの顔のアップが順番に映され、それぞれ5〜6分ずつひとり語りをしていくというもの。みんな市井(しせい)のふつうの人びとで、身の上話をする人、ハーモニカを吹きだす人、なかには途中で眠っちゃうおじいちゃんもいて(笑)。そんな映画がドキュメンタリー賞、監督賞、それに音楽賞の3つを獲った。すごいことだと思いました」
台湾滞在中の印象によると、この国でも映画の主役はやはりメジャーなハリウッド映画やアニメーション映画などで、アート映画の居場所はあまりないらしい。
「まったくエンターテインメント性がない映画なので、向こうでもアート映画専門の小さな劇場だけで公開されていました。ぼくの書いた音楽は、お年寄りひとりにつき1曲を想定して、12の断片的なサウンドを録音したもの。順に使ってくれても、バラバラにしても、全部使わなくてもいい、好きに使ってくださいと渡しました。メロディもないし、“音楽の彫刻”とまではいかないけれど、曲というよりもサウンドに近いものです。こんなの映画音楽じゃないという批判もあるだろうし、この映画自体からして、これは映画とは言えないと主張する人がけっこういたそう。そんななかでの3部門の受賞は本当に驚きです」
この『Your Face』の日本での一般公開はまだ未定(昨年の東京フィルメックス映画祭で特別上映されている)だが、一風変わったこの作品、ぜひ観てみたい。
若者たちの教授人気はどこから?
さらにもう1本、台湾ではスティーヴン・ノムラ・シブル監督のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』の上映と、上映後の質疑応答のトーク・セッションも行われた。去年の韓国、中国、5月のシンガポールもそうだったが、アジアの坂本龍一ファンの年齢層はとにかく若い。
「トーク会場のひとつが元はタバコ工場で、いまはカフェやギャラリーが入った文化施設になっている“松山文創園”という建物。早めに行ってぶらぶら歩いていたら、ファンの人たちが集まってきて、サインしたり一緒に写真を撮ったりしていたのですけど、いきなり10歳ぐらいの男の子が「坂本龍一(バンブンロンイー)!」と叫びながら抱きついてきて、戦メリのメロディを口ずさむんですよ! これまで見ず知らずの10歳の子に抱きつかれるなんて経験はなかったから、びっくりしましたよ。すごいカルチャー・ショックを受けました」
この10歳のファンというのは極端な例だが、なぜアジアでは若いファンが多いのだろうか? 教授自身は、大陸中国の場合は日本文化の解禁と流入が近年になってからで、それ以降に音楽や映画『戦場のメリークリスマス』のテレビ放映などで存在を知った層が多いからではと推察するが、台湾や韓国でなぜ若い層が多いのかがわからないと言う。
「台湾だと昔からリアルタイムで日本文化に触れているはず。それでも若い人が多いというのはなぜなんだろう。それもこんなおじいさんに関心があるのはなぜかと不思議ですね(笑)」
そうした映画の仕事の合間に、ヴェネツィア国際映画祭グランプリの『非情城市』(1989年)などで知られる台湾映画界の巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督と会食も行なった。監督の映画音楽も手がけている音楽家のリン・チャン(林強)、脚本家のチュー・ティエンウェン(朱天文)も同席した。
尊敬するホウ監督との会話も弾んだが、初めて会うチューさんの知性と聡明さにも大きな感銘を受けたという。監督たちとの会食をアレンジしてくれたリンさんとは今年の3月にも東京で会っていて、いずれふたりでなにかしらのコラボレーションをしたいという希望もあるそうだ。
「ぼくは以前から、気に入った場所にすこし長く住んで、その街や場所で感じたものから音楽を作れればいいなと思っているんです。今回、台湾にひさしぶりに行ってみて、この国に最低1カ月は滞在して音楽を作ってみたいと思いました。アイスランドや香港もその候補ですが、街をぶらぶらして感じたことを作品にしたい。そういうことをリンさんとできたらいいなと思って提案もしました。いつそれができるか、1カ月滞在はスケジュール的に可能なのかという問題はありますけれど……」
教授がひとつの街に落ち着いて、その街での暮らしや日常を反映した作品を作ってみたいと最初に思ったのは遠い1980年代。
1982年に、フランスの偉大なシンガー・ソングライターであるピエール・バルーは、日本で教授らとレコーディングを行い、『花粉(Le Pollen)』というアルバムを制作した。そのとき、バルーが教授に向かって「詞を書くためにブラジルに3カ月滞在したんだ」と言ったことが強烈な印象に残っているという。
「その当時は、ぼくは人生でいちばん忙しい頃で、毎日スタジオの掛け持ちをして、他人の曲の編曲をしたり、自分の録音をしたり、取材もあったり、もう大変な状況でした。詞を書くためだけに数カ月どこかに行くなんてことを聞いて、ぼくは青天の霹靂というか、蒙を啓かれて、自分もそういうことをしなきゃダメだなと思ったんです。それがずっとできないまま、いまに至ってしまっている」
実現はいつになるのだろうか?
ブヌン族訪問
台湾の少数民族に出会う
また、スケジュールの合間を縫って台湾の東側(太平洋側)にある花漣県の玉里も訪問した。花漣は映画『パラダイス・ネクスト』のロケーション撮影も行われたところだ。台湾島は南北を縦断する大山脈によって西と東の地域が隔てられている。中国大陸に近い西側(台北、台中市など)の経済発展にくらべ、この台東は遅れているぶん、以前からの伝統的な文化が残り、先住民族も多く暮らしているという。
「花蓮はそんな台湾の東に位置する県で、少数民族の人たちがたくさんいます。現在、台湾政府が公式に認めているだけで16の少数民族がいますが、その多くはこの台湾の東側に住んでいます。日本の統治時代は、それらの部族をまとめて高砂族と呼んでいましたが、みんなそれぞれちがう民族。昔は部族同士で戦争をしていたくらい。ぼくは今回、ブヌン族の人たちが住んでいる地域に行きました。半日ほど滞在して、彼らの民族音楽の演奏を聴いたらとてもユニークで衝撃を受けたんです」

東京藝術大学時代の教授は、民族音楽の大家である小泉文夫の薫陶も受けた。
「小泉文夫さんも台湾の少数民族の音楽をずいぶん研究していました。ぼくもそれに影響を受けて、台湾の音楽と日本の音楽の関連性、あるいは台湾と南西諸島の音楽の関連性などにずっと関心があったんです。彼らの暮らしや文化、歴史に関してより深く知りたいと思うようになった。で、気づいたのは、台湾では少数民族の日常の暮らしと固有の文化や伝統の保存がちゃんと両立していること。差別が続いた日本でのアイヌ民族の置かれた状況にくらべて、すばらしいなと思いました。ぼくは台湾映画が好きなので、台湾の歴史や現在を知ることで、映画に対する理解もさらに深まりますし、いい経験になりました」
フライング・ロータス宅1日目
充実した台湾滞在を終えて、6月中旬にアメリカに戻った教授は、ニューヨークでイタリアの映画監督フェルディナンド・チト・フィロマリノの新作『Born To Be Murdered』の音楽作りに励んでいるほか、ロスアンジェルスでフライング・ロータスともセッション。このセッションはまだ先行きや発表の予定が決まっていないそうだが、楽しみだ。
この後、ニューヨークに戻り、『Born To Be Murdered』の作業をしつつ、参議院選挙の在外投票もすませ、いよいよ8月は日本各地を飛び回るさまざまな活動を行う予定。
次号では、主にこの日本での活動についてお伝えします。
写真・KAB America Inc. Ryuichi Sakamoto
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20190731-sakamoto-dousei-14

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近藤重蔵、松浦武四郎、英国人バード 平取歩いた探検家を紹介するパネル展

2019-08-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 08/01 05:00
 【平取】宮崎県から町に3月末に移住したコンサルティング業、菊川雅己さん(49)が、幕末前後に町を歩いた近藤重蔵ら探検家3人の系譜をパネルでたどる特別展「平取町の伝説と記憶」を義経資料館(町本町)で開いている。探検家ゆかりの地を訪ねるなどし、人物像を分かりやすく紹介して、町の歴史を掘り下げている。
 菊川さんは今春まで、宮崎県都城市でまちづくりのコンサルティング会社を営んでいた。町本町の義経神社の宮司で、以前宮崎県に住んでいた楡田(にれた)美浩さん(42)と旧知の仲。2年前に平取で再会した際に、楡田さんが生き生きと働く姿に刺激を受け、自然豊かな平取の景観も気に入り、自身も今年3月末に移住した。
 義経神社には源義経の木像があり、択捉島への探検で知られる近藤重蔵(1771~1829年)がアイヌ民族との友好の証として寄進したものとされる。菊川さんはその歴史に興味を抱き、木像の一般公開(7月20日~9月1日)に合わせた近藤らの企画展を思いついた。
 近藤重蔵の東京の別邸跡や滋賀県の墓などを訪ね、武士でありながら商売に手を出して没落した経緯や、学問の指導で地域に親しまれた晩年の様子を関係者から聞き取った。
 このほか、沙流川水系のスケッチやアイヌ語地名を書き残した松浦武四郎(1818~88年)の足跡も調査。明治初期に道内を旅し、平取も歩いて旅行記にまとめた英国人の女性旅行家イザベラ・バード(1831~1904年)については、町内の歴史研究団体から資料提供を受けた。
 菊川さんは聞き取った情報や資料を元に、人物像や功績をまとめたパネル10枚を作成し、7月20日から展示している。菊川さんは「探検家の人物像や生き方の一端に触れることができる。将来は座談会の開催なども検討したい」と話す。
 無料。9月1日までの午前9時~午後5時。月曜日、8月14~16日は休館。(川崎博之)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330673

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支笏湖を望む絶景の宿が誕生 「しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座」

2019-08-01 | アイヌ民族関連
CREA WEB 7/31(水) 7:00配信
室レイクビューのスイート仕様贅を極めた日本旅館 札幌から車で約1時間、北の玄関口である新千歳空港から約40分。日本屈指の水質を誇る神秘の湖、支笏湖(支笏洞爺国立公園内)のほとりに、2019年5月「しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座(あおのざ))」がオープンした。
 全25室の客室は、全室100平米超のスイートルームという贅沢な造り。
 各部屋に完備された広々としたプライベートスパ(温泉露天風呂&ジェットバスの内湯) からは、“支笏湖ブルー”はもちろんのこと、湖畔の風不死岳(ふっぷしだけ)、恵庭岳、樽前山などの雄大な景観を眺めることができる。
 さらに別棟には、別荘感覚で利用できる、プライバシーを重視したエグゼクティブヴィラ4室も。
 料理には、季節の地の食材を丁寧に吟味。
 丹精込めて調理されるひと品ひと品が、目にも美しい懐石料理となって振る舞われる。そのテーマは、北国の食の歳時記をあますところなく、独創的に表現すること。
 北海道に根付く、素材の旨みや奥深い魅力を引き出し、ゲストを新たな食の世界へと誘ってくれる。
 贅なる客室や料理のほか、この宿で注目すべきは、旅の思い出に“日本の心”や“北海道の文化”を感じられる施設、あるいは体験ができることにもある。
 1階に設えられた「カルチャーラウンジ」では、本格的な藍染め体験ができる。藍は、最古の染料であり、その色は日本を象徴する色“ジャパンブルー”とも呼ばれている。
 また、伝統的なアイヌ民族衣装や、和装着物の着付けなどの体験も可能だ。
 ゆったりとした滞在に欠かせない、スパも魅力的だ。スパサロン「トリートメント 玉青」では、お茶文化からインスピレーションを受けて誕生したトリートメントメニューを用意している。
 お茶エキスがもたらす癒しにより、身体だけではなく精神面の美にも着目。経験豊かなセラピストが、癒しのひとときを約束してくれる。
 この「しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座」を運営するのは、道東、サロマ・オホーツク、道央、函館・大沼に、13の温泉旅館とビュッフェレストランを展開する鶴雅リゾートだ。
 いずれも国立・国定公園内の豊かな自然を背景に、それぞれの“地の物語”を届けている。北海道を旅する際は、鶴雅リゾートの他施設も合わせてチェックしたい。
しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座
所在地 北海道千歳市支笏湖温泉予約専用ダイヤル 0123-25-6006(9:00~20:00)https://www.aonoza.com/
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190731-10023265-creaweb-life

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日本のアイヌ民族、ハバロフスクで開催されるフェスティバルに出演

2019-08-01 | アイヌ民族関連
RBTH 2019年7月31日 ロシア・ビヨンド
アイヌの衣装を着ている人たち。北海道。
 8月9日から10日にかけて、極東ハバロフスクで大規模な民族音楽フェスティバル「極東のリズム」が開かれ、アムール州、ザバイカル州、カムチャツカ州、ハバロフスク地方のアーティスト、そして日本に住むアイヌ民族が参加する。ロシアのメディアが伝えた。
 フェスティバルは国際先住民族の日に合わせて開かれるもので、30以上のグループとソロ音楽家が出場する。フェスティバルでは音楽以外にも、ワークショップや民族的なスポーツ競技の大会、民族的なゲーム、装飾工芸品の展示販売会、ナナイ族の夏の移動式住居ホモランの建設コンクールなど、さまざまなイベントが実施される。
 なお、このフェスティバルは極東に住む少数民族の伝統文化の維持と発展を目的に行われている。
https://jp.rbth.com/arts/82364-nihon-no-ainu-minzoku-fesuteibaru-ni-shutsuen

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網走で「オロチョンの火祭り」

2019-08-01 | アイヌ民族関連
NHK 07月30日 07時05分

昔ながらの道具を使って火をおこし、燃え上がる炎の周りを輪になって踊る「オロチョンの火祭り」が29日の夜、網走市で行われました。
「オロチョンの火祭り」は戦後、樺太から引き揚げてきた人たちから習った儀式を取り入れ先祖の魂を慰め、豊かな秋の実りを願う祭りとして昭和25年から毎年、行われています。
祭りでは昔ながらの道具を使って火をおこして祭壇にささげた上で5世紀から10世紀ごろにかけて栄えたオホーツク文化を代表する遺跡、「モヨロ貝塚」でおこした火とあわせて1つの炎にします。
そして会場の中心に積み上げた松の葉や枝に火をともすと夏の夜空に勢いよく炎が上がり、その周りをさまざまな衣装を身にまとった人たちが輪になって踊っていました。
オロチョンの火祭り伝承保存会の山中博一さんは、「観光客の人たちも一緒に踊ってくれてとても嬉しいです。保存会の仲間たちも高齢化するなかで1人1人少なくなってさびしいけれど、なんとか頑張って続けていきたいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190730/7000012302.html?fbclid=IwAR3_mOQ4CmcBLX5LN559U3N7aHPG5n2zJ6QBkEI8gIQrlgNHIgSNiigDXOw

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釧路川河口、ライトアップ強化 市“夜の観光地”で海外客にPR 年内にもタンチョウの影絵も

2019-08-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/31 05:00
 夜間の観光スポットを充実させて観光客の宿泊日数増加につなげようと、釧路市は釧路川河口の幣舞橋周辺のライトアップを強化し、タンチョウなどの影絵を投影する事業を年内にも始める。撮影スポットとして「KUSHIRO」の文字が照明によって浮かび上がるモニュメントを設置し、会員制交流サイト(SNS)での発信を促すことも検討している。
 影絵はアイヌ民族のカムイ(神)をテーマとしており、タンチョウやヒグマ、シマフクロウなど6種。絵柄を自動で変えられる影絵用の投影機2台を用い、1台はタンチョウ、もう1台は残り5種の影絵を順番に、釧路フィッシャーマンズワーフMOO横の川沿いの歩道に映し出す。投影機は照明総合メーカー「ウシオライティング」(東京)が市に寄付し、取り付けも同社が無料で行う。
 「KUSHIRO」の文字モニュメントは土台を含めて高さ2メートルほどで、鉄製の白いモニュメントに土台部分から発光ダイオード(LED)の光を当て、光をさまざまな色に変える方法を想定している。神戸港(神戸市)にある文字モニュメント「BE KOBE」がインスタ映えするスポットとして集客に成功している事例を参考にした。ただ、設置には概算で1200万円かかるため、実際に設置するかも含め市や商工会議所などで検討を進める。
 市の2018年度の外国人観光客の延べ宿泊人数は約16万人。市は滞在型観光地を目指し、20年度には11万人多い約27万人まで増やす目標を掲げている。市観光振興室の菅野隆博室長は「夜景は特に外国人に人気がある。夜間の見どころを充実させることで、観光客が滞在時間を延ばして宿泊を増やしてくれれば、大きな経済波及効果がある」と話す。(五十地隆造)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330346

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