先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

西川商店日記

2019-12-13 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/12 16:00
 近江国(現在の滋賀県)にあった住吉屋西川家は、江戸期に松前藩の御用商人だった「商社」。アイヌ民族と交易する場所請負を経て拠点を広げた。
 小樽の忍路、高島、堺町に構えた店で1887年(明治20年)前後に編まれた「西川商店日記」は、滋賀大と小樽市総合博物館に計213冊残る。同博物館の所蔵は14冊。業務報告のほか当時の暮らしぶりも書き込まれ「つい『読まさる』んです」と学芸員菅原慶郎さん(32)は言う。
 85年(同18年)春の高島分店日記には、ニシンが取れ始めたのに15センチも降雪があったと記される。干してあった魚も覆われ「漠タル雪原ヲ望ムカ如シ」と、漢詩調に喪失感がのぞく。
 4年後、住吉神社例大祭当日の堺町分店日記には「オコハヂ川橋詰ニ高サ六間の大鳥居ニ模シタル者ヲ組立、是ニ四百余個ノ球燈ヲ建テ」とあり、高揚感が伝わる。
 当主だった十代目貞二郎は趣味人。伝記に、懇意の文人画家富岡鉄斎の体を気遣い道産の熊皮を贈ったとある。工夫好きで、孫にマッシュポテト入りまんじゅうなどを食べさせ、迷惑がられもした。
 小樽へ来た時は苦手な乗馬の最中に草履が脱げ、通りすがりの人に「拾え」と横柄に言ってあきれられた。尊大でも憎めない姿は日記の伸びやかさと重なり、「社風」を思わせる。
 95年(同28年)の火事で堺町の店を失ったのを機に、西川家は小樽市街地を退く。店周辺は今や市内一の観光名所。1世紀以上も前の勤勉な人々の姿を重ね、眺める楽しみもある。(中井理依)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/373959

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌとともに・カムイのいざない /下 熱狂ファンの東京の医師 芽生えた尊敬の念 聖地巡礼しマップ制作 /北海道

2019-12-13 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2019年12月12日 地方版
 「明後日から北海道に行きます」。東京都内在住の医師、林爽子さん(25)が家族に旅行の予定を告げたのは昨年10月。医師国家試験はわずか約4カ月後。周囲は目をむいたが、半年ほど入念に下調べした旅行は、林さんにとって念願の「聖地巡礼」だった。
 登場人物がそれぞれ出自や性的嗜好(しこう)、劣等感と向き合ってひた向きに生きている。そんな生き方を尊重した描き方で心躍る「ゴールデンカムイ」を紡ぐ作者を応援したい。まず週刊誌で読む。さらに単行本は普段用、保存用、外出用で必ず3冊以上、電子版も買う。筋金入り熱狂ファンだ。
 「もっと作品を味わい尽くしたい」。舞台となった場所や歴史、モデルの人物を調べ始め「聖地巡礼」に行き…
この記事は有料記事です。
残り775文字(全文1080文字)
https://mainichi.jp/articles/20191212/ddl/k01/040/022000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国金融機関、ヘンプ業者との取引が可能に

2019-12-13 | 先住民族関連
Forbes 2019/12/12 17:05
マリファナ(テトラヒドロカンナビノール(THC)含有量が15~40%の嗜好用大麻)は、連邦法ではいまだに規制薬物だ。一方、ヘンプ(THC含有量が約0.3%未満の産業用大麻)は、2018年に大規模栽培が合法化されている。
米規制当局は12月3日、ヘンプの栽培・生産を行う業者との取引について、金融機関にゴーサインを出す声明を発表した。
連邦準備制度理事会(FRB)、通貨監督庁(OCC)、連邦預金保険公社(FDIC)、金融犯罪捜査網(FinCEN)、州法銀行監督官協会(CSBS)は共同で声明を出し、金融機関は今後、顧客がヘンプを栽培・生産しているという理由だけで、疑わしい活動に関する報告(SAR)を提出する義務はないと述べた。 
金融機関は、ヘンプの栽培・生産業者と取引する際、銀行秘密法(BSA)の標準的手続きに基づいて、マネー・ロンダリング防止(AML)プログラムを定めて実施しなくてはならない。
連邦ならびに州の規制では、「ヘンプ関連企業との取引を決定する際、金融機関は、適用される規制の要件に従って、顧客の本人確認、疑わしい活動に関する報告、通貨取引報告、リスクをベースにした顧客調査活動に加えて、法人顧客の受益所有権に関する情報収集を実施しなくてはならない」と定められている。
共同声明は、ヘンプ栽培が可能となるのは、米農務省が発行した有効ライセンスを所持している場合、あるいは、同省によって認可を受けた、州または先住民族居住地域の行政機関によるプランに基づいた場合のみであることに言及している。
しかし、連邦法ではヘンプ栽培が合法であるにもかかわらず、州政府あるいは先住民族居住地域の行政機関が、ヘンプ生産を禁止している場合がある。
金融犯罪捜査網(FinCEN)は、ヘンプをめぐる米農務省の暫定最終規則案について、追加でガイダンスを公表する予定だ。
米農務省が今年10月31日に公表した暫定の最終規則案によると、州農務省ならびに先住民族居住地域の行政機関は、州内/地域内におけるヘンプ生産を監視・規制するための計画案を農務省に提出し、認可申請を行うことができる。
この最終規則案ではまた、米農務省から承認された独自計画を持たない州ならびに先住民族居住地域内でヘンプ生産者を管理するために、連邦政府が直接ライセンスを供与するプランも定められている。
翻訳=遠藤康子/ガリレオ
https://forbesjapan.com/articles/detail/31238

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化題材 15日にイベント 白老・コミュニティセンター

2019-12-13 | アイヌ民族関連
室蘭民報社 2019/12/11 10:19 (JST)
 「白老楽しく・やさしいアイヌ語教室」を主宰する大須賀るえ子さん(79)を話者に招いた「フチ・エカシのお話」(同実行委主催)が、15日午後2時から白老町コミュニティセンター1階の「かふぇピラサレ」で行われる。
 白老のフチ、エカシからアイヌ文化や昔の白老の様子などを聞くイベント。参加費は500円(ドリンク付き)。参加申し込み、問い合わせは米澤さん、携帯電話080・8016・0125へ。
https://www.oricon.co.jp/article/1020369/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化学べる「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が12月16日午前9時から学校団体予約受付を開始

2019-12-13 | アイヌ民族関連
教育家庭新聞 2019年12月12日
北海道白老町では、「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が2020年4月24日にオープン。学校団体予約の受付を2019年12月16日午前9時から開始します。
学校団体の利用は、メールによる事前予約が必要です。対象は、令和2年度(令和3年3月31日まで)に入場予定の小学校・中学校・高等学校・高等専⾨学校・養護学校・特別支援学校の学校行事です。
詳細は公式HPの「学校団体予約」ページをご覧ください。
https://ainu-upopoy.jp/school/
「ウポポイ(民族共生象徴空間)」はアイヌ文化復興等のナショナルセンターです。先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館である「国立アイヌ民族博物館」や、古式舞踊の公演や多様な体験プログラムが用意された「国立民族共生公園」など、アイヌ文化の学習機会を提供する複数の施設が開館する予定です。
https://www.kknews.co.jp/post_travel/アイヌ文化学べる「ウポポイ%ef%bc%88民族共生象徴空間

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

首里城再建、Tシャツで支援 大阪のゲーム会社 「サムライスピリッツ」のキャラをイラストに

2019-12-13 | アイヌ民族関連
琉球新報 12/12(木) 10:29配信
 ゲームメーカーのSNK(大阪府)は10日、首里城再建に向けたチャリティーTシャツの販売予約受け付けを始めた。Tシャツ前面には、琉球王国の神女という設定で対戦型格闘ゲーム「サムライスピリッツ」に登場するキャラクター「真鏡名ミナ」を中心に、ミナ専用ステージの首里城を背景にしたイラストが描かれている。1枚当たり千円を那覇市に寄付する。
 SNKはeスポーツの支援などを通じて県民との交流を進めてきたといい「沖縄のシンボルでもある首里城の再建を支援したい」としている。
 サムライスピリッツは侍や忍者のほか、アイヌの巫女(みこ)、フランスの剣士といったキャラクターが対戦する。ミナは褐色の肌に白髪で弓を操って闘うキャラクター。「チャンプル」という名のシーサーと一緒に登場する。Tシャツには弓を持ったミナが中央に配置され、SNKの格闘ゲーム「餓狼伝説」の人気キャラクター「テリー・ボガード」も描かれている。
 Tシャツは税込み1980円。サイズはS~XL。10日からSNKオンラインショップで予約販売を開始、来年1月31日まで。来年3月上旬に発送する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000009-ryu-oki

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「五稜郭残党伝」開幕、シライケイタ「ハードな温泉ドラゴンが帰ってきますよ」

2019-12-13 | アイヌ民族関連
ステージナタリー 12/12(木) 10:46配信
温泉ドラゴン「五稜郭残党伝」が、昨日12月11日に東京・サンモールスタジオで開幕した。
温泉ドラゴンの第14回公演となる本作は、佐々木譲の小説「五稜郭残党伝」(集英社文庫)を原作とした作品。原作では、戊辰戦争末期の北海道を舞台とした物語が展開する。旧幕府軍の蘇武と名木野は、自由を求めて五稜郭の陣を脱出した。2人はアイヌの土地を蹂躙する新政府の画策を知って義憤に燃えるが、彼らの背後には残党狩り部隊が迫り……。
開幕に際し脚本・演出を手がけるシライケイタは、「旗揚げ当初の、ハードな温泉ドラゴンが久々に帰ってきますよ。今どきこんなにカッコつけて、くさくて、切ない芝居もなかなかありませんぜ! 是非、体験して下さい!」と観客にメッセージを送っている。
上演時間は約2時間5分で、公演は12月19日まで。出演者には温泉ドラゴンのメンバーに加え、サヘル・ローズほかが名を連ねる。
■ 温泉ドラゴン 第14回公演「五稜郭残党伝」
2019年12月11日(水)~19日(木)
東京都 サンモールスタジオ
原作:佐々木譲「五稜郭残党伝」
脚本・演出:シライケイタ
出演:阪本篤、筑波竜一、いわいのふ健 / 植吉、宮崎恵治、五十嵐明、佐藤銀平、斉藤健、吉田裕貴、近藤修大、大塚航二朗、森永友基、山口祥平、遊佐明史 / サヘル・ローズ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000014-natalies-ent

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気候変動難民 移住迫られるアラスカの人々

2019-12-13 | 先住民族関連
日テレニュース 12/12(木) 14:13配信
移住を迫られているアラスカの先住民たち。
先住民「我々は…気候変動難民なんだよ。移住するほかに道はないんだ」
11月。この時期にはもう凍っているはずの海岸線。いまだに波が打ち寄せています。
アラスカ・キバリナ村の住民「今年は水ばかりで氷がほとんど見当たらないです」
海が凍ることで高波の浸食から守られてきたこの土地。陸地がどんどん削られている状況だといいます。
こちらは26年前に撮影された海岸線の映像。現在と比較すると四角い小屋の前の土地が大きくえぐられてしまっています。この家の隣は、海岸線ギリギリのところ。たくさんの大きな石で補強し、やり過ごしています。
この村で生まれ育ったエノックさん。
エノックさん「(Q:浸食があの家に到達するまで何年くらいかかりそうですか?)おそらく5年くらいで崩れてしまうね」
ここはアメリカ・アラスカ州の“キバリナ”。先住民族を中心におよそ500人が暮らす小さな村です。ほとんどの住民が狩猟や漁業で生計をたてています。
釣り人「暖かいね」「全然寒くない」
海が凍る時期は年々遅くなり、釣りのできる期間が短くなっているとのこと。今はアザラシ猟が本格化する季節。海が凍っていれば遠くの沖まで氷の上を移動し、猟ができたといいますが、今は陸から獲物を探すことしかできません。また氷の上はバギーで移動するのが常日頃ですが、バギーが氷を突き破って落下する事故も起きています。凍っている場所でも氷は薄い状態。
移住先として用意された場所があります。海に面した村からおよそ10キロのところ。アラスカでは少なくとも12の村がすでに移住を決めたり、検討したりしています。
【the SOCIAL futureより】
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191212-00000304-nnn-int

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする