会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月7日 地方版
北海道白老町でコミュニティーカフェ「ミナパ チセ」を営む田村直美さん
古くからアイヌ民族が住む白老町でコミュニティーカフェ「ミナパ チセ」を営む田村直美さん(49)は、一度は距離を置いた民族のルーツを受け入れ、店を拠点にアイヌ文化を広めて次世代につなぐ活動をしている。学校でいじめを受けた経験から、障害者など全ての人に優しさあふれる居場所を提供する。
白老町生まれ。両親がアイヌの血を引くことを知らずに育ち、自分は和人(アイヌ以外の日本人)だと思っていた。
中学生の時、突然いじめが始まった。「アイヌ、ばい菌がうつる」「あ、イヌだ」。「ア」や「イヌ」と聞くだけでびくつく日々。彫りの深い自分の顔が嫌いだった。
この記事は有料記事です。
残り428文字(全文698文字)
https://mainichi.jp/articles/20210107/ddl/k01/040/047000c
北海道白老町でコミュニティーカフェ「ミナパ チセ」を営む田村直美さん
古くからアイヌ民族が住む白老町でコミュニティーカフェ「ミナパ チセ」を営む田村直美さん(49)は、一度は距離を置いた民族のルーツを受け入れ、店を拠点にアイヌ文化を広めて次世代につなぐ活動をしている。学校でいじめを受けた経験から、障害者など全ての人に優しさあふれる居場所を提供する。
白老町生まれ。両親がアイヌの血を引くことを知らずに育ち、自分は和人(アイヌ以外の日本人)だと思っていた。
中学生の時、突然いじめが始まった。「アイヌ、ばい菌がうつる」「あ、イヌだ」。「ア」や「イヌ」と聞くだけでびくつく日々。彫りの深い自分の顔が嫌いだった。
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