北海道新聞 01/20 19:39
会場でチラシを手にするマユンキキさん
アイヌ民族の伝統歌ウポポを歌う女性ボーカルグループ「マレウレウ」メンバーのマユンキキさんが、「シンリッ アイヌ女性のルーツを探る出発展」と題した個展を、札幌市中央区のアートギャラリーCAI03(南14西6)で開いている。自身の思いをつづったエッセーや、家族と友人にインタビューした映像などで半生を紹介している。
国がアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を胆振管内白老町に開業し、アイヌ民族に注目が集まる中、今の時代を生きる姿に目を向けてもらおうと企画。「シンリッ」にはアイヌ語で「植物の根」や「祖先」の意味があり、自身の育った環境や家族を通じ、多様な生き方を知ってほしいとの願いを込めた。
マユンキキさんがアイヌ語や音楽について自身の思いをつづった文章のほか、家族と友人の計5人にインタビューした約1時間の映像を上映。マユンキキさんは「美化せずに日常の姿を表現したので、足を運んでほしい」と話している。
30日までの午後1~7時。24、25の両日は休館日。入場無料。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/503036
会場でチラシを手にするマユンキキさん
アイヌ民族の伝統歌ウポポを歌う女性ボーカルグループ「マレウレウ」メンバーのマユンキキさんが、「シンリッ アイヌ女性のルーツを探る出発展」と題した個展を、札幌市中央区のアートギャラリーCAI03(南14西6)で開いている。自身の思いをつづったエッセーや、家族と友人にインタビューした映像などで半生を紹介している。
国がアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を胆振管内白老町に開業し、アイヌ民族に注目が集まる中、今の時代を生きる姿に目を向けてもらおうと企画。「シンリッ」にはアイヌ語で「植物の根」や「祖先」の意味があり、自身の育った環境や家族を通じ、多様な生き方を知ってほしいとの願いを込めた。
マユンキキさんがアイヌ語や音楽について自身の思いをつづった文章のほか、家族と友人の計5人にインタビューした約1時間の映像を上映。マユンキキさんは「美化せずに日常の姿を表現したので、足を運んでほしい」と話している。
30日までの午後1~7時。24、25の両日は休館日。入場無料。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/503036