先住民族関連ニュース

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人生の歩み知って アイヌ伝統歌のグループメンバー、マユンキキさんが個展

2021-01-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 01/20 19:39

会場でチラシを手にするマユンキキさん
 アイヌ民族の伝統歌ウポポを歌う女性ボーカルグループ「マレウレウ」メンバーのマユンキキさんが、「シンリッ アイヌ女性のルーツを探る出発展」と題した個展を、札幌市中央区のアートギャラリーCAI03(南14西6)で開いている。自身の思いをつづったエッセーや、家族と友人にインタビューした映像などで半生を紹介している。
 国がアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を胆振管内白老町に開業し、アイヌ民族に注目が集まる中、今の時代を生きる姿に目を向けてもらおうと企画。「シンリッ」にはアイヌ語で「植物の根」や「祖先」の意味があり、自身の育った環境や家族を通じ、多様な生き方を知ってほしいとの願いを込めた。
 マユンキキさんがアイヌ語や音楽について自身の思いをつづった文章のほか、家族と友人の計5人にインタビューした約1時間の映像を上映。マユンキキさんは「美化せずに日常の姿を表現したので、足を運んでほしい」と話している。
 30日までの午後1~7時。24、25の両日は休館日。入場無料。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/503036

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アイヌ関連資料 情報共有化へ

2021-01-21 | アイヌ民族関連
NHK 01月20日 20時22分

胆振の白老町にある国立アイヌ民族博物館は、全国の博物館や研究機関とアイヌ民族に関する資料の情報を集めた新たなデータベースをつくり、研究の強化などに取り組むことになりました。
これはウポポイの中核施設、国立アイヌ民族博物館が全国およそ300の博物館や大学に呼びかけて始める取り組みで、連携を強めるという願いを込めてアイヌ語で植物のつるを意味する「プンカラ」と名付けられました。
国立アイヌ民族博物館では、全国の博物館などが所蔵するアイヌ民族の生活道具など、資料の情報を共有するデータベースをつくることにしています。
そして、博物館の垣根を越えて資料の貸し借りを行うなどして共同研究を進めるほか、展覧会や学芸員の研修会の開催を目指すことにしています。
国立アイヌ民族博物館研究交流室の担当者は「全国の博物館に保管されている貴重なアイヌ民族の資料を共有し、今後の共同研究や展示に役立てたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210120/7000029602.html

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アイヌ誇りに生きる 差別・闘病・コロナ…苦境にも前向く 帯広で居酒屋、豊川さん 

2021-01-21 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月20日 地方版

© 毎日新聞 提供 コロナ禍で客足は遠のいたが、屋台「ポンチセ」の中で開店準備に追われる豊川純子さん=北海道帯広市で2021年1月12日午後5時22分、鈴木斉撮影
 新型コロナウイルスの感染拡大で北海道内の観光、飲食業界は深刻な影響を受けている。帯広市の観光名所の屋台村「北の屋台」も例外ではなく、アイヌ居酒屋「ポンチセ」は売り上げが激減した。だが、経営者の豊川純子さん(44)はアイヌの血を引くゆえの差別、離婚、闘病を乗り越え、出自に向き合い開店に踏み切っただけに「店はアイヌとしての自分の一部。簡単に心は折れない」と苦境にも前を向く。【鈴木斉】
 ポンチセはアイヌ語で「小さな家」で、2017年4月に開店した。アイヌ文様ののれんをくぐると、壁の手書きのメニューやアイヌを題材にした映画のポスターが目に入る。店内はわずか約3メートル四方。カウンター席と奥に厨房(ちゅうぼう)があるだけだ。検温と1時間ごとの換気、消毒とマスク着用など感染防止策を徹底。8~9席だった座席も6席に減らしたが、満席になることはなく、客がたった1人の日もあったという。
 帯広出身の豊川さんは母親がアイヌ。幼少期から差別と偏見を肌で感じ、出自を隠し続けた。高校卒業後、オーストラリアに留学。現地で知り合ったインドネシア人と結婚。ジャカルタで暮らし、2人の娘に恵まれたが離婚。帰国し東京でアジア雑貨の店や飲食店で働いていたが、2016年夏に乳がんを宣告され、摘出手術を受けた。闘病生活の中で自分を隠さずに生きたいと思い、屋台出店はアイヌとして生きる決意の一歩だった。
 開店当初は「ちょっと腕見せてよ。アイヌは毛深いんでしょ」などと、客から心ない言葉を浴びせられたこともあったが、「隠すことに必死だった頃に比べ、自分の気持ちが随分、楽になった」とめげる様子はない。
 「アイヌ文化を継承しているわけでもない自分が、いきなり店を出すってどうなのかな。誰かに嫌な思いをさせていないだろうか」と考えたこともある。そんな時、「来店したアイヌの人から『アイヌと言って店を出すのはすごいね』と声を掛けられた。認められたようで一番うれしかった」。
 以前の自分同様、アイヌを隠して暮らしている人も訪れた。「語り合ううちに、アイヌであることをマイナスに考えないで生きていくと言ってくれた」。店をやっていて良かったと思った瞬間だ。
 小路を挟んで20店が軒を連ねる「北の屋台」は20年4月と11月、関係者の感染判明などで2~3週間の全店休業を余儀なくされた。先行きは見通せない中でも訪れてくれる人がいる。店は「何とかやっている」状況だが、いろいろな経験や充実感を味わわせてくれた店をやめる気は豊川さんになかった。
 豚骨を長時間煮込み、骨ごとスープとして提供するアイヌの家庭料理「ポネオハウ」が店の人気メニューだ。「ずっと楽しくやってきたから、これからも頑張る」と笑顔を見せる豊川さん。厨房で豚骨を煮込みながら「小さな家」を訪れる人を待っている。
https://mainichi.jp/articles/20210120/ddl/k01/040/036000c

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ウポポイ PRトークイベント

2021-01-21 | アイヌ民族関連
NHK 01月19日 07時51分

去年オープンしたアイヌ文化の発信拠点、ウポポイをPRするイベントが胆振の白老町で開かれ、中国の少数民族出身の女性タレントが、ウポポイの魅力や、文化を伝えていくことの大切さを語りました。
このイベントは、去年7月にオープンしたウポポイや、白老町の魅力をPRしようと町が開いたものです。
イベントでは、中国の少数民族、「トゥチャ族」の出身で、日本を拠点に活動するタレント、ロン・モンロウ(龍夢柔)さんが、初めてウポポイを訪れた際、木や魚の皮で作られたアイヌ民族の衣装の展示に驚いたというエピソードなどを紹介しました。
そして、「アイヌの文化や歴史を勉強できたし、おいしい料理も食べることができました。ウポポイができてよかったです」と施設の持つ魅力や文化を伝えていくことの大切さを語りました。
ロンさんは、イベントのあと、「私も少数民族なので、自分の民族の文化やダンスがあります。今回は、日本で、アイヌ民族の文化を知り、とても親近感を感じました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210119/7000029542.html

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知られざる忍者部隊「早道之者」 弘前藩でのミッションとは? 謎多き歴史を掘る

2021-01-21 | アイヌ民族関連
東奥日報 1/20(水) 18:18
 黒ずくめの装束、運動能力に優れ、敵の城や屋敷に潜入し、忍術を操り手裏剣などの武器を使い戦う…。漫画やアニメの影響か、こんなイメージがつきまとう忍者。伊賀国(現三重県北部)の伊賀流、近江国甲賀郡(現滋賀県南部)の甲賀流が有名だが、実は、弘前藩(現青森県西部)に甲賀流の流れをくむ「早道之者(はやみちのもの)」と呼ばれる忍者集団が存在した。果たしてその任務は…。早道之者については、同藩の歴史などを記した各種史料を照らし合わせることで浮かび上がってくる。早道之者創設の鍵となるのは、中川小隼人(なかがわこはやと)。4代藩主信政が1673(寛文13)年に甲賀流忍者である小隼人を召し抱え…(この記事は2021年1月4日、東奥日報に連載されたものです。肩書き、年齢等は掲載当時のものです)
購入後に全文お読みいただけます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dfa396bfe276cbc2401c52917c59efc10438807

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映画で痛感した自然の尊さと、私の小さな第一歩。【VOGUEエディターの #ChangeChallenge】

2021-01-21 | 先住民族関連
VOGUE 2021年1月20日 BY AIRI NAKANO
エディターたちが生活の中で取り組むサステナブルな行動についてお届けする本連載。私は前回の記事でもお伝えしたように、定期的に環境問題を題材にした映画を観て、行動のインスピレーションを得ています。
私が最近よく観ているのは、自然や農業をメインテーマに扱ったドキュメンタリー映画。世界の広大な自然を目にし、さらにそれを守るために奮闘する人々の姿を観ていると、微力ながら私にも何かできたら……という気持ちが自ずと芽生えてきて、観終わった後しばらくはパソコンの検索画面に齧りついています。
自然と共存することの真の意味。
https://www.youtube.com/watch?v=Zf_vCU4hue8&feature=emb_logo
『カナルタ 螺旋状の夢』(東京ドキュメンタリー映画祭2020上映作品)予告編
まず最初にご紹介するのは、太田光海さん初監督作品のドキュメンタリー『カナルタ 螺旋状の夢』。監督自身が約1年もの間現地に住み、エクアドル南部アマゾン熱帯雨林に住むシュアール族の夫妻、セバスティアンとパストーラに密着したこの作品。彼らと長期間にわたり生活を共有し、関係性を築いたからこそ映し出せる貴重な瞬間が詰まっています。
彼らにとっての森は保護すべき“対象物”ではなく、自分たちの一部、生活そのもの。森で得たものを食べ、毒味をしながら薬草を見つけ、木や葉で家を建てる。生活のすべての瞬間に自然が存在しています。
そんな彼らにも現代文明の影響は及んでおり、映画中では先住民たちが対峙する水質汚染の問題も描かれています。彼らの住む地域の水も汚染されつつある今、それを解決するために結局、現代文明の技術に頼らなければならない。そのためにお金が必要となれば、自分たちの唯一の財産である自然を切り売りしなければならないときもある ── 先住民族がそういった矛盾に苦しめられているという側面にも気付かされます。
ネットで読んだ監督の言葉の中に「他者を理解するのではなく、他者と共有するために」というフレーズがありました。東京に住む私が彼らのように生きることは出来ないけれど、少しでも彼らの森を守るために何かできないか。元来もつべき人間と自然との繋がりから、あまりにもかけ離れてしまわないように、生活の意識を変えられないか。この作品は、そういったことへの気付きの種になりました。
東京ドキュメンタリー映画祭2020で上映されて以降、今現在は視聴できる方法がないのが残念なのですが、何かの機会で観れることになった際にはぜひ一度ご覧になっていただきたい一本です。
環境保護への多様なアプローチ。
https://www.youtube.com/watch?v=5W6tlcykKSY&feature=emb_logo
Trailer FILM SEMESTA - Tayang Terbatas 30 Januari 2020 di Bioskop
次にオススメするドキュメンタリー映画『スムスタ -地球を守る7つの知恵-』では、インドネシアの7つの地域における環境保護への取り組みが、すごく分かりやすくまとめられています。伝統や宗教、先住民族としての誇りなど、背景やアプローチはそれぞれ全く異なるのですが、どの地域の人々にも共通しているのは自然への深い愛と敬意。
この映画で心に残ったのは、自然と人間の間に立ち現れる犯してはならない境界線を決して超えまいとする人々の凛とした姿勢です。たとえ隣村の先住民は伐採していても、たとえ海洋生産物が捕れずに生活が逼迫しようとも、象が村を荒らそうとも。
過度に自然を切り売りしたり、生き物を乱獲したり、ましてや攻撃することは絶対にしない。そういった自然とともに生きる者としての矜持を垣間見るにつけ、自然保護という言葉が意味するものの厚みと重みに背筋が伸びる思いでした。
この映画はNetflixにて配信中。地域ごとの取り組みが約10分ずつでコンパクトに要約されており、とても観やすいので気軽にクリックしてみてください。
具体的な行動のアイディアを得た一本。
https://www.youtube.com/watch?v=K3-V1j-zMZw&feature=emb_logo
Kiss the Ground Film Trailer (2020)
スムスタの中でも登場する「持続型農業」というキーワードについてより深く学べるのが、ドキュメンタリー映画『キス・ザ・グラウンド: 大地が救う地球の未来』。前出の2作品を観た後に、自分には何が出来るんだろうか……と考えていたときに出合った一本です。
この映画のテーマは「大地こそが我々を救う」ということ。いたってシンプルかつ一貫した内容を、非常にわかりやすくそして時にポップな演出とともに伝えてくれます。
温室効果ガス削減の取り組みが叫ばれて久しいですが、大地は大量の温室効果ガスを閉じ込めて気候を安定させてくれて、かつ私たちに恵みをもたらしてくれる偉大な存在。ですが、現代の工業型農業は、土地を耕起し化学肥料や農薬を使用することで土壌に大きな負荷をかけています。
映画ではその悪影響を実例を交えて訴えるとともに、大地を健全化させるための解決策として再生(REGENERATION)の考えに基づく農法を提唱。実際に環境再生型農業に取り組む農家が紹介されています。
今すぐ農業を始めることはできないけれど、そういう取り組みを行う農家を支援するために野菜の買い方を変えることはできるかも! と思い立ち、行動に移してみることにしました。
有機栽培の野菜を食べるという選択。
今さら何を…と思われる方もいるかもしれませんが、私は今まで有機栽培=健康に良いという程度の認識でした。私たちの身体に良いということは、即ち地球にも優しいということ。そんな当たり前のことを、真剣に受け止められていませんでした。
でも映画を観て循環型農業を少しでも支援したいという意識が芽生えたからには、もう有機野菜に切り替えるしかない! と決意。とはいえ、いつもそういったスーパーに通うことは難しそうだったので、思い切ってサブスクにトライしてみることにしました。
色々調べてみて私が選んだのは「ビオ・マルシェ」。有機野菜やオーガニック食材を週に一度、宅配してくれます。
「セットをご購入いただくことで、育てるのにすこし手間と時間のかかる有機野菜をしっかり計画して栽培することができ、有機の畑がひろがることにつながります」というHPの文言もまさに私の意図するところだったのと、セットを選べるので野菜の量が多すぎて困ることもなさそうだったのが決め手でした。
私はまず、お得な初回限定のお試しセットを注文。今後も続けていきたいと思っています。
そして私が心待ちにしているのが、ほぼ日が1月27日に発売開始する「畑deしぼり」。農薬を一切使わない健康的な土壌づくりをモットーにする、つくば市の「ベルファーム」の方々が育てた野菜を100%使ったフレッシュジュースです。
「畑の栄養をまるごとしぼる」というコンセプトのもと、最初に登場するのは「にんじん」2種類と「ハニーケール」(青汁)。にんじんは正直あまり得意ではないのですが(笑)、さらっとした飲み心地&甘みがあるようですので、トライするのが楽しみです。
1月23日(土)から1月31日(日)まで、渋谷PARCOで開催中の「ほぼ日のおやつ展。」で先行販売されるようですので、私はそこを狙おうかなと思ってます!
次買うボディソープは「ドクターブロナー」で決定。
最後に、今使用中のボディソープやリップが無くなったら買おうと思っているのが、「ドクターブロナー」の製品。ドクターブロナーは工業型農業がもたらす危機に警鐘を鳴らしている企業の一つ。以前編集部の名古さんが記事で書いていた「B Corporation認証」の企業でもあります。
「環境再生型オーガニック認証」の設立を目指すと同時に、ドクターブロナー製品の主要原材料が認証を取得することを目標にしているそう。前述の映画を観た後に色々と調べていて、その事実に行き着きました。
リップバームやトゥースペーストなど色々あるようなのですが、私はまず代表商品であるというマジックソープを買ってみようと思っています。使用感は、また追って別の記事でご報告させてください!
#ChangeChallenge
https://www.vogue.co.jp/change/article/change-challenge-regenerative-agriculture-airi-nakano

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