北海道新聞 2025年1月21日 21:36(1月21日 22:31更新)
【標茶】厳しい寒さが続く塘路湖の凍った湖面に、珍しい「氷丘脈(ひょうきゅうみゃく)」が出現している。寒暖差で氷が収縮と膨張を繰り返すことによってできる氷の丘で、18日に観察会が開かれた。参加者は「湖の上に白蛇が現れたよう」と印象を語っていた。
同行した釧路湿原パークボランティアレンジャーの佐藤光則さんによると、アイヌ語では「カムイ・パイカイ・ノカ(神が歩いた跡)」と呼ばれる。長野県の諏訪湖では「御神(おみ)渡り」として広く知られる。
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