先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

札幌市内3会場で雪上の熱戦 25日から「氷雪国体」

2010-02-22 | 日記
(BNN+北海道365  10年02月19日(金) 14時20分)
「夢に飛べ 北に 未来に 熱き鼓動」をスローガンに、アルペン、クロスカントリー、ジャンプの3競技を実施。
 第65回国民体育大会冬季大会「くしろサッポロ氷雪国体」は、先月末で釧路スケート競技会を終え、25日からは舞台を札幌に移す。
 札幌スキー競技会は、28日までの4日間、アルペン(サッポロテイネスキー場)、クロスカントリー(白旗山競技場)、ジャンプ(宮の森ジャンプ競技場)の3種目で熱戦を繰り広げる。大会スローガンは、「夢に飛べ 北に 未来に 熱き鼓動」。
 25日は午後1時から、札幌コンベンションセンター(白石区東札幌6条1丁目)で開会式を開催。アイヌの人々の和太鼓演奏と高校生のダンスパフォーマンスが共演、開会式から大会を盛り上げる。
 道内からは73選手が出場、競技は26日から開始。各会場の入場は無料。詳細は、下記HPを参照。(文、写真・久保)
くしろサッポロ氷雪国体 http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/bns/65kokutaitouki.htm

http://www.hokkaido-365.com/news/2010/02/post-812.html

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アイヌ協支部不正会計問題 返還請求へ

2010-02-22 | 日記
(朝日新聞 2010年02月19日)
■710万円返還請求へ
■道・国など
 社団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」(札幌市)などから助成事業の委託を受けた北海道アイヌ協会釧路支部が、物品購入や旅費などで不適切な会計処理をした疑いが強いことが18日、道の調査で分かった。道は週明けにも推進機構とアイヌ協会に対して改善指導する。国と道、道教育委員会は同支部やアイヌ協会などに約710万円を返還請求する方針。
 アイヌ協会釧路支部の会計処理をめぐっては、道議会委員会で昨年11月、「不適切な点がある」などと取り上げられたのを機に、道が調査を開始。2004~09年度の間、同支部が実施した事業を中心に関係者への事情聴取などを進めてきた。その結果、(1)謝金43件(2)旅費約130件(3)物品購入15件――など計200件近くの事業についての不適切な会計処理が判明したという。
 謝金や旅費では、事業に参加しておらず現金も受け取っていない人の領収書が作られ、推進機構に提出されていたケースがあった。物品購入では、領収書が提出されているものの、品物が購入されていない例があった。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001002190002

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不適切会計処理問題、アイヌ協会釧路支部

2010-02-22 | 日記
(釧路新聞2010年02月19日) 
アイヌ協会釧路支部(秋辺得平支部長)の事業をめぐる不適切な会計処理の問題で、道と道教委は18日、助成先のアイヌ文化振興・研究機構と北海道アイヌ協会に総額710万円余りの返還と、再発防止策など具体的な改善策を求める方針を固めた。22日の道議会環境生活委員会と文教委員会に報告する。
http://www.news-kushiro.jp/news/20100219/201002195.html

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アイヌ協不適切会計 ずさん使用浮き彫り 道、体制刷新求める

2010-02-22 | 日記
(北海道新聞02/19 07:28)
 道費を支出する北海道アイヌ協会とアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)の文化伝承事業をめぐる不適切な会計処理問題は、道の調査で、助成金がずさんに使用されていた実態が浮き彫りになった。道は総額711万円を返還請求する方針だが、返還請求額の95%は同協会釧路支部関連。道は悪質性を重くみて、同支部への助成を停止することで事実上の幹部刷新を求めていく考えだ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/216339.html

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2月の店主は管啓次郎さんです ヒトと動物の関係を考察

2010-02-22 | 日記
(読売新聞2010年2月16日)
 むかしアメリカ人の友人が、ウサギの足をもっていた。幸運を呼ぶお守りだとか。いつもポケットに入れていた。効果は知らない。また別の友人は、魚を食べるたび、きれいに身を食べ骨だけを残すようにしていた。それを「ピカソごっこ」と呼んでいたのは、そんな風にして魚の骨を両手でもって食べている、有名なピカソの写真のせいだ。
 二つの例をむすぶのは、動物の死、死体。人間の生活はいつも動物の死体とともにあり、こうした例に出会うたび、ぼくはまた新たに思い出し、考えこむ。動物たちが身をささげてくれたおかげでヒトはヒトになったのだという、ヨーゼフ・ボイスの言葉を。
 動物の死体の一部を、超自然の領域にむすびつけるか、美的対象にするか。あるいは実用品とするか(革のコートだの、鮫皮(さめがわ)の卸(おろ)し金だの)。利用法はいろいろあるが、もっとも端的で究極の利用法は、やはりその肉を食い、動物を同化することにつきるだろう。
 肉を食えば、摂取されたタンパク質はどんどん体内に吸収され、細胞にゆきわたる。食べれば私たちは、物質的に刻々と変わって行く。その根源にあるのがヒトと動物との関係で、この部分をめぐる考えが自分はあまりに弱いことを、最近よく痛感する。それこそ、たぶん、ヒトの自己認識の土台だというのに。
 それで、手がかりとなる本を探してみた。まずは五冊。日本列島の野生の領域の王は、熊。その熊たちが追いつめられ殺されてゆく現状、それは何を意味するかを知りたかった。ついで伝統的に狩猟がどんな倫理のもとに行われ、ヒトに何を与えてきたのかについて。そしてさらに根源的に、動物の命=肉との関わりの最前線を。
 動物たちには居場所がない。食物連鎖の頂点に立ち、自己家畜化をどんどん進めるヒトというわれわれは、自分たちの生存に適した気候風土の土地を、種として独占しようとする。だがそんな独占の陰には、どんな未来が待っているのか。
 ヒトが認可した動物だけが暮らせる島など、いかにもつまらない。さびしい。野生の領域との取り決めを、真剣に考えなおす時だろう。
 すが・けいじろう 1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学教授。近著に『本は読めないものだから心配するな』(左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト)。訳書にエイミー・ベンダー『わがままなやつら』(角川書店)など。
店主の一冊
 ●『クマは眠れない』(米田一彦著、東京新聞出版局、1238円)クマたちが殺される。害獣駆除の名の下に。一方、その死体は高値で取引される。クマ=森との共生こそ回復すべき伝統だ。野生の領域を考えるための必読書。
 ●『マタギを追う旅』(田口洋美著、慶友社、3800円)狩猟といえばマタギ、その生活を追った渾身(こんしん)のリポート。どんな掟(おきて)に従い、クマやカモシカを狩ったのか。貴重な写真多数。
 ●『聞き書 アイヌの食事』(萩中美枝ほか著、農文協、2762円)自然のすべてに神を見出す。世界の先住民が共有する感覚だ。アイヌの食べ物に焦点をあて、食=思想を考える。
 ●『ぼくは猟師になった』(千松信也著、リトルモア、1600円)痛快。京都市内でイノシシを、シカを獲(と)る。鉄砲は使わない。獲れば必ず食う。猟師に入門した若者の驚異の手記。
 ●『牛を屠(ほふ)る』(佐川光晴著、解放出版社、1500円)肉を食いながら私たちはその起源を知らない。卑劣な無知だ。十年あまり屠畜(とちく)場で働いた小説家のこの魂の書を、心して読もう。
※丸善丸の内本店(JR東京駅前)の2階で、近日中に管啓次郎さんの「空想書店」コーナーが登場します。
http://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/20100216bk03.htm?from=navlk

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道:09年度補正予算案 一般会計400億円 /北海道

2010-02-22 | 日記
(毎日新聞 2010年2月18日 地方版)
 道は17日、09年度補正予算案を発表した。一般会計は400億2974万円。公共事業費119億3159万円を計上するほか、地域医療の再生や緊急雇用創出事業など国の交付金269億7446万円を各基金に積み立てる。今年度の補正は5回目で、一般会計総額は3兆1281億円となる。このほか、23日開会の第1回定例道議会にはアイヌ民族の子弟に対する修学資金等の貸し付け事業で連帯保証人を義務化する条例改正案など計26条例案を提案する。
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100218ddlk01010240000c.html

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白老・ポロト湖畔でイオル再生事業が着々と進む

2010-02-22 | 日記
【2010年2月18日(木)朝刊】
 白老・ポロト湖畔の約1万平方メートルで20年度から実施のイオル(アイヌの伝統的生活空間)再生事業は平成21年度、伝統的家屋・チセ2棟の復元、円形広場・ミンタラ、遊歩道整備などが進められている。

 「イオル再生事業・コタン整備工事」は、国の補助事業として財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)が発注、河川改修は道の補助を受けて町が実施している。地域特性を踏まえた「教育(学習)型」イオルを目指している。
 20年度に1棟復元したチセは21年度、2棟の復元を進めている。このほか、伝統舞踊などを披露する円形広場約31平方メートル、幅員3メートル、延長約361メートルの遊歩道の整備、アイヌの伝統的捕獲方法である「マレプ漁」体験を目指した河川改修などが進む。
 3カ年事業の最終年に当たる22年度は、湖畔の舟揚げ場、遊歩道舗装、チセなどの材料になる植物・カヤやガマの干し場、畑8カ所の整備、緑化などが予定されている。
 国や道が進めるイオル再生構想で平成14年に「中核イオル」に選定された白老町では、しらおいイオル事務所「チキサニ」を拠点に、情報発信、学習機会の提供、植物の試験栽培、体験交流などを繰り広げている。  (富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/02/18/20100218m_07.html

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リトルワールド:「アイヌの家」改築 アイヌ大工が伝統技法で--犬山 /愛知

2010-02-18 | 日記
(毎日新聞 2010年2月17日 地方版)
 ◇20日ごろ完成予定
 犬山市の野外民族博物館リトルワールドで「アイヌの家」を伝統的な技法で改築している。北海道・日高地方から招いたアイヌの大工7人が、くぎを使わずに柱を組み、かやをふく特色ある家を手際よく建てている。
 アイヌの家は人気のある展示家屋だが、傷みがひどくなり「ポロセチ」(本家)と呼ばれる1棟を建て替える。北海道平取町から柱やはりに使うニレ、タモの材木、屋根や壁にふくかやを11トントラック2台で運び、今月初めから工事を始めた。20日ごろに完成する予定。リトルワールドは「珍しい伝統的な家屋を建てている様子を見てほしい」と話している。【花井武人】
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100217ddlk23040190000c.html

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長老の智慧 佐々木高明

2010-02-18 | 日記
 その2【全4回】 世界の民族と付き合うために日本の異民族の再認識を

(東洋経済 10/02/17 | 08:10)
 日本は今人口がどんどん減っています。将来、たくさんの外国人を受け入れるかもしれません。現に今も看護や介護の分野で、フィリピンやインドネシアの方に来てもらっています。しかし、看護師の国家試験は、難しい漢字で書いてあり、外国人ではとても合格できません。
 このように日本が外国人に対して柔軟な対応ができないのは、明治以降作り上げた「日本は単一民族で、一つの文化しかない」という、ナショナルアイデンティティの殻の強さがあるからだと思います。
 日本にはもともと多様な文化があり、価値軸の多様性がありました。グローバル化が進む今、そのことを思い出す必要があります。
 「日本文化は稲作文化」と昔からいわれていますが、稲を作らない非稲作の文化を持つ山の村々はたくさんありました。焼き畑で雑穀を作ったり、狩猟や林業を営んだり。日本の3分の2は山地ですから、稲作とは異なる生業や文化を持つ村々が以前には数多くありました。
 また、日本列島の南と北、沖縄と北海道の伝統文化も本土のそれとは異なります。琉球王朝が栄えた南の島々。その基礎にある文化は華南や東南アジアに連なるものです。
 さらに北海道の先住民はアイヌの人たちで、本土の人たちとは言語も文化も異なる人たちです。明治以降、政府は北海道への大規模な移住と開拓を進め、アイヌの生活を支えてきた、川や海での漁労や林野での狩猟を事実上禁止しました。
同化政策を強行してアイヌ語を禁止し、伝統的な祭りや儀礼、古くから伝えられてきた習俗や生活慣行などを、野蛮なものとして否定しました。アイヌの人々は、糧を奪われ差別され、生活は著しく困窮しました。
 このような事態に対し1980年代からアイヌ民族の自立と権利を保障する「アイヌ新法」の制定を求める運動が起こりました。97年には「アイヌ文化振興法」が制定され、さらに国連で「先住民族の権利宣言」が採択されたのを受け、2008年には「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が国会で採択されました。
 このように日本列島にはもともと起源や伝統の異なるさまざまな文化があり、その中に少数先住民族のアイヌが存在していることを、再認識すべきだと思います。
日本文化の多様性を認め、日本国内の異民族ときちんと向き合うことなしに、世界のさまざまな異文化や異民族と、しっかり付き合うことはできないのではないでしょうか。
http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/ec156f3218ad3951add7a70d2e72cdd0/

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長老の智慧 佐々木高明 その1【全4回】

2010-02-18 | 日記
日本の文化は一つではない 世界化(グローバリゼーション)時代に必要な認識

(東洋経済 10/02/10 | 08:05)
 私は異端の学説から出発した民族学者です。「日本文化は一つのもので、日本人は単一民族だ」という考え方にずっと異論を唱えてきました。
 『稲作以前』という本を著したのは1971年。日本文化は稲作文化だとする当時の学界の常識に反し、「縄文時代にも非稲作文化があった」という仮説を発表し、考古学者などから、ずいぶん批判されました。
 しかし、その後、私の説を裏付ける遺物が次々に発見され、私の説の正しいことが証明されました。私は梅棹忠夫さんに続く2代目の国立民族学博物館の館長にもなりました。
 日本では最近、地方分権ということがやかましく言われています。昨年は政権交代があり、「地域主権」が現実味を帯びています。
 ところが、明治維新で廃藩置県が行われる以前は、幕藩体制で地方分権でした。各藩が裁判権を持ち、通貨も持っていました。その地方分権を必死になって潰し、近代統一国家を作ってきたのが明治以後の日本です。
 標準語を作り、義務教育制を施行し、近代的な軍隊を作りました。そして明治27~28(1894~95)年の日清戦争の頃に、日本人というナショナル・アイデンティティが出来上がりました。わずか30年ほどの間の変貌でした。
 近代化は西欧化であり、市場主義や民主主義が急激に進められました。けれども、こうしたヨーロッパ的な価値が普遍的なもので、それで世界を統一できるというのは大間違いです。
 今、グローバリゼーションによって、国や民族の枠を超えて経済や文化がつながる流れが強まっています。このことは多くの問題を引き起こしています。
 インドのノーベル賞経済学者、アマルティア・センは、相互扶助組織が消え、それに代わる社会保障制度が整わない国に市場原理が導入されると、貧困と飢餓が促進されると言っています。インドの農村にはそのようなところがたくさんあります。
 日本国内でも最近では同じように格差が拡大しています。伝統的な社会の組織が崩れ、多様な文化の生み出す豊かな価値観が失われる中で、市場主義、グローバリゼーションという一つの価値観で社会や文化が動かされていくのは、大変危険です。
 だからこそ今、「日本の文化は単一ではない」という、日本文化の多様性を認識することが、非常に重要だと考えているのです。日本にはもともと多様な文化があるのだということを、次回以降お話ししていくことにします。

ささき・こうめい
1929年、大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。立命館大学助教授、奈良女子大学教授、国立民族学博物館教授、同館長を経て、同館名誉教授。財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構理事長も務めた。専攻は民族学。
http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/20147f7fe61654a70d674b505a486e8b/

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新たに「南樺太」網羅 帯広 山田さん手製地図100作目

2010-02-18 | 日記
(十勝毎日新聞 2010年02月16日 14時23分)
アイヌ語地名の由来は−
 アイヌ語地名の由来を書き込んだ手書きの地図を独自に作製している山田治さん(75)が、新たに南樺太(現サハリン南側)の地図を完成させた。これまで道内の地名地図の改訂を繰り返し、北方領土についても作るなどし、南樺太が100作目となった。山田さんは「調べれば調べるほど新しい発見があり、やめられない」と話している。
 山田さんは市内で30年間にわたり個人タクシーを営み、運転手になる前から、観光客に北海道の歴史やアイヌ語地名について質問されるだろうと独自に調べた。営業後は乗車した客に、巡った観光ルートや立ち寄った名所、途中のアイヌ語地名の意味を、紙に手書きして贈った。
 退職した5年前からは「大きい方がたくさん地名などを書ける」と縦150センチ、横90センチの紙に北海道地図を書き、各地のアイヌ語地名と意味を表にして記入した。本や古地図などから地名を調べ、1枚の地図に書き込んだ地名は約1700カ所にも及ぶ。現在も改訂を繰り返し、管内の図書館などに寄贈している。
 今回、南樺太を手掛けたのは、住んでいた民族の違いから「サハリンの北側にアイヌ語地名がほとんどなく、南側に集中しているため」という。製作に当たっては、知人から譲り受けた1911年の20万分の1の地図や、30年に発行された樺太の地名の本などで調べた。
 町や村ごとに表にし、地名の読み、アイヌ語の意味などをまとめた。書き込んだ地名数は1401にもなる。また、アイヌ民族の重要な儀式の1つ「イオマンテ」(クマ送り)に関し、「いつもしていた所」という意味を示す地名がこれまで2カ所あることは知っていたが、「改めて調べると、もう1カ所が新たに分かった」という。「新しい発見があり、うれしかった」と話し、早速、次の地図製作に取り掛かっている。
 南樺太の地図は幕別町ふるさと館などに寄贈した。(平田幸嗣)
http://www.tokachi.co.jp/news/201002/20100216-0004394.php

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青森市所蔵作品展:色遣い特徴の絵画など80点--28日まで /青森

2010-02-16 | 日記
(毎日新聞 2010年2月16日 地方版)
青森市が所蔵する中から色をテーマに芸術作品や伝統工芸品を選んだ展示会が、同市合子沢の国際芸術センター青森で開かれている。アイヌの樹皮衣や絵画など時代やジャンルを問わず、色遣いに特徴のある作品約80点が並んでいる。
 会場の中でもひときわ目立つのは、南部地方の一般家庭で使用されていた裂織(さきおり)のこたつ掛け。さまざまな色の古着の布などで作られている。赤色は魔よけの意味があるという。
 他にも木の繊維でできたアイヌの伝統的な民族衣装など、時代を経ても斬新なデザインと色遣いの作品が楽しめる。28日まで。入場無料。問い合わせは同センター(電話017・764・5200)。【鈴木久美】
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100216ddlk02040005000c.html

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リオのカーニバル最高潮 観客にマドンナさんも

2010-02-16 | 日記
(朝日新聞2010年2月15日19時36分)
【リオデジャネイロ=平山亜理】南米ブラジルのリオデジャネイロで14日午後(日本時間15日午前)、カーニバルが最高潮を迎えた。12チームが2晩にわたって歌と踊りで競う真夏の祭典。リオ中心部にある専用会場では、各チームの計約4千人が華麗な踊りを次々と披露した。
 今年はリオデジャネイロからブラジリアに首都を移転して50周年。有力サンバチーム「ベジャフロール」が首都移転をテーマにパレード。先住民の神話にさかのぼり、植民者たちに虐殺される様子や、近代都市ブラジリアが建設される様子などを、九つの山車で表現する。
 真夏の30度を超える暑さの中、ステップを踏むダンサーの踊りを米国人歌手マドンナも観客席で見入った。一方、カーニバルに参加するはずだったブラジリアのアルーダ知事は、直前に汚職で逮捕され、地元紙は「カーニバルを獄中で過ごす知事」と皮肉っている。
http://www.asahi.com/international/update/0215/TKY201002150124.html

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NZの先住民がCMにクレーム 安室さん出演コカ・コーラ

2010-02-16 | 日記
【共同通信2010/02/15 19:00 】
 【シドニー共同】ニュージーランド・ヘラルド紙(電子版)が15日までに伝えたところによると、同国の先住民マオリの伝統的舞踊ハカを模したパフォーマンスを取り入れた日本コカ・コーラのテレビCMについて、マオリの一部族が「ハカを正しく伝えていない」と異議を申し立てた。
 同紙によると、歌手の安室奈美恵さんが出演し、日本で放映中の同社の炭酸飲料「コカ・コーラ ゼロ」のCMで、ニュージーランドのラグビー代表チーム「オールブラックス」のユニホームに似た黒いシャツを着た男性らが、安室さんと一緒にハカのような踊りを披露している。
 マオリ関係者は同紙に対し「日本のニュージーランド大使館を通じ、広告代理店からハカを使いたいとの話があった。まず、わたしたちに相談してくれと伝えたが、結局、相談はなかった」としている。
 ニュージーランドのラグビーユニオンも「オールブラックスの商標の扱われ方に問題がないか検討したい」としている。ハカはラグビーの試合前にも披露されている。
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021501000767.html

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マタギ魂“受け継ぐ”鈴木芙由子、“獲物”メダルは一発必中

2010-02-14 | 日記
(スポーツ報知2010年2月14日06時02分 )
 バンクーバー五輪は、きょう14日(現地時間13日)決勝のスキー女子モーグルで、上村愛子(30)に金メダルの期待がかかる。
 その上村愛子と同じく大会2日目に登場する女子バイアスロン代表の鈴木芙由子(21、自衛隊)は、東北地方の狩猟者集団「マタギ」を祖父に持つことで注目を集めている。3年半前に亡くなった祖父・市蔵さん(享年85歳)は、「マタギ」を約40年続けた名手。マイナス10度にもなる極寒の冬山で巨大クマなどを追い続けてきたマタギ魂で、初の五輪に挑む。
 日本の伝統的狩猟文化を継承する「マタギ」の語源は、アイヌ語で「狩猟」を意味する「マタンギ」がなまった、鬼よりこわい「又鬼」、など諸説ある。鈴木の生まれた北秋田市はマタギ発祥の地として有名。山間を走る秋田内陸線阿仁地区には「阿仁マタギ駅」という無人駅があるほどだ。
 マタギ歴40年以上を誇る阿仁地区猟友会・松橋光雄会長(70)によると、戦後もマタギ集団は夏には農作物を栽培し、冬は山中で狩猟。クマの毛皮などを高値で売ったり、物々交換した。しかし現在は、農作物の被害などから農家を保護し、動物の生息数の増減を調査しながら活動。狩猟時期は11~2月の間に限られる。秋田県内の猟友会員は2000人以上いるが、マタギだけで生活する人は1人もいない。
 従来、極寒の冬山へはクマの毛皮で作った羽織物をまとい、猟銃、やりなどを持って5~10人で入山した。体重150キロ超のツキノワグマを仕留めた経験がある松橋さんは「クマは最大の獲物。冬眠前のクマ肉が脂がのってて、鍋で食うのが一番うめえ」と絶賛する。
 中学時代はスキー距離で全国3位、高校時代はインターハイ出場した鈴木。市蔵さんは06年6月、他界したが、07年4月に自衛隊入りし、射撃を始めた。4か月後には大会で勝利、国際大会でも優勝するなど抜群の射撃センスを発揮。あれよという間に五輪初出場を決めた。
 鈴木は「じっちゃ(祖父)の血のおかげかな」。松橋さんは「冷静に獲物を射抜くマタギの精神で、金メダルを射止めてほしい」とエールを送った。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100214-OHT1T00056.htm

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