北海民友新聞-(2月19日付け)
第29回北方圏国際シンポジウムの分科会・第20回氷海の民シンポジウムが17日、市文化会館で行われた。アイヌ民族出身のミュージシャンとして活躍するOKI(オキ、本名=加納沖)さんが出演し、アイヌの民族楽器トンコリを演奏。アイヌの伝統音楽を基調にしながら、ロックやブルース、ジャズも取り入れた自由で大胆な演奏を繰り広げた。北の文化シンポジウム実行委員会(原誠委員長)が主管した。
樺太アイヌに親しまれてきた5弦の琴「トンコリ」を駆使し、ソロやバンド「オキ・ダブ・アイヌ・バンド」の活動で知られる。世界最大規模のワールドミュージック・フェスのWOMADにも出演。国内ではフジ・ロック、ライジングサン・ロックフェスなど大規模な野外フェスティバルにも出演している。
平成9年の第3回氷海の民シンポジウムで演奏を行っており、17年ぶりの紋別ライブとなった。
コンサートの前半はサハリン州出身の女性トンコリ奏者、西平ウメさんが演奏した曲を中心に演奏。同じメロディのパターンを繰り返しながら、演奏者自身が内省を深めていくようなスタイルで、観客を引きこんだ。
後半では、強烈なグルーブに満ちた「サハリン・ロック」などオリジナル曲も披露。叩きつけるようなシャウトが会場に響き渡り、観客も手拍子を刻みながら演奏を楽しんでいたア。イヌの伝統楽器・ムックリ(口琴)も演奏。倍音が変化し、シンセサイザーのような宇宙的なサウンドを聞かせ観客を驚かせた。
(トンコリを奏でながら、シャウトするオキさん=写真=)
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/140219_3.htm
第29回北方圏国際シンポジウムの分科会・第20回氷海の民シンポジウムが17日、市文化会館で行われた。アイヌ民族出身のミュージシャンとして活躍するOKI(オキ、本名=加納沖)さんが出演し、アイヌの民族楽器トンコリを演奏。アイヌの伝統音楽を基調にしながら、ロックやブルース、ジャズも取り入れた自由で大胆な演奏を繰り広げた。北の文化シンポジウム実行委員会(原誠委員長)が主管した。
樺太アイヌに親しまれてきた5弦の琴「トンコリ」を駆使し、ソロやバンド「オキ・ダブ・アイヌ・バンド」の活動で知られる。世界最大規模のワールドミュージック・フェスのWOMADにも出演。国内ではフジ・ロック、ライジングサン・ロックフェスなど大規模な野外フェスティバルにも出演している。
平成9年の第3回氷海の民シンポジウムで演奏を行っており、17年ぶりの紋別ライブとなった。
コンサートの前半はサハリン州出身の女性トンコリ奏者、西平ウメさんが演奏した曲を中心に演奏。同じメロディのパターンを繰り返しながら、演奏者自身が内省を深めていくようなスタイルで、観客を引きこんだ。
後半では、強烈なグルーブに満ちた「サハリン・ロック」などオリジナル曲も披露。叩きつけるようなシャウトが会場に響き渡り、観客も手拍子を刻みながら演奏を楽しんでいたア。イヌの伝統楽器・ムックリ(口琴)も演奏。倍音が変化し、シンセサイザーのような宇宙的なサウンドを聞かせ観客を驚かせた。
(トンコリを奏でながら、シャウトするオキさん=写真=)
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/140219_3.htm