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さっぽろ雪まつり:アイヌが伝統儀式“クマ祭り”披露 1961年

2014-02-01 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2014年02月01日
1961年の第12回大会前夜祭で披露されたアイヌ伝統の“クマ祭り”。動物園から借りてきた2歳の雄クマが主役を務めた 「さっぽろ雪まつり」では、雪氷像の展示だけでなくさまざまなイベントが行われる。第12回大会では、アイヌが参加して伝統儀式“クマ祭り”(イヨマンテ)が披露された。
 1961(昭和36)年2月3日の毎日新聞は儀式の様子を「男たちはサバウンベ(ぼうし)にクマの皮でつくったケリ(くつ)をはき、腰にはソリの深い山刀を手ばさんで……クマとキツネの頭ガイ骨が飾られて一種不気味なフンイキ」と詳しく報じている。
 現在では漢字やひらがなで書く部分をカタカナで記す点に時代が感じられる。
 ちなみに、儀式で神々にささげられる役を務めたクマは、動物園から借り出してきた2歳のオスだったとか。動物園がイベントにクマを貸し出す時代でもあった。
http://mainichi.jp/feature/news/20140201mog00m040002000c.html

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アイヌ遺骨:新たに岡山理科大で1体発見

2014-02-01 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2014年01月31日 20時56分
 アイヌの遺骨が人類学の研究名目で収集され各地の大学で保管されている問題で、文部科学省は31日、新たに岡山理科大(岡山市)で1体の遺骨が見つかったと、東京で開かれたアイヌ政策推進会議作業部会で報告した。保管はこれで北海道大や東京大など12大学1636体となった。
 新たに見つかった遺骨は頭部だけで、男性とみられるが個人を特定できる資料はないという。保管されていた木箱には収集場所とみられる「樺太 栄浜」の地名が記されていたが、収集時期は不明。文科省は全国の国公私立大を対象に調査したが、岡山理科大は学内での周知が遅れ、今回の報告となった。【千々部一好】
http://mainichi.jp/select/news/20140201k0000m040123000c.html

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