赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

昭和のドラマがおもしろい!

2012-02-13 09:05:20 | 日記
今期、同じ年代の友だちとあって話すのは、「運命の人」がおもしろいという話題です。6チャンネル、もっくんが主役。沖縄返還密約疑惑とたたかった新聞記者という役どころです。原作は山崎豊子。



この前なんて、友だちと駅から20分の距離を歩きながら、ずっとこの話をしていました。恋愛ばかりでなく、殺人事件ばかりでなく、こういうドラマを待ち望んでいたと、その友だちはいいます。わたしも目が離せない。

もうひとつ、話題になっているのが、朝の連ドラ「カーネーション」。デザイナーのコシノ三兄弟を育てたお母さんの人生を描いているのだが、こちらも大変おもしろい。
この前、お昼の人気ラジオ・キラキラの中でも取り上げられ、業界の人たちの中で話題になっているといっていました。演出がうまいそうです。言いすぎないで、ちゃんと演技で見せている所が。

「あ、撃たれた」といって、倒れる人、「ちこく、ちこく」と言いながら駆けて行く人。
今のドラマは過剰に説明をいれて、わかりやすさ追求していて、そのためわざとらしいものが多く、それが鼻についてきていました。そこにいくと、「カーネーション」の演出は、抑えたものが多く、そこに情感のような味わいがうまれています。

これは文章でも同じこと。声にだして説明しないと落ち着かなくて、つい、「こわい」とか「うれしい」言わせてしまいます。児童文学だからと、わかりやすさを重要視しなきゃならない時もありますが、わたしもなまけてないで、もっと、地の文を鍛えなきゃね!