昨日、題の映画をみてきました。とても映像がきれいでした。
最初、学生の花がおおかみ男と知り合うところが、国立の大学通り。一ツ橋大学の感じや、大学通りのクリスマスのイルミネーションの感じ、白十字のケーキやなど、とてもリアル。ジブリの映画かと思うくらい、ていねいに取材されて描かれていました。
でも、そのていねいな描き方でつむぐ、ストーリーは所々、ご都合主義がみえます。
突然、おおかみになって走りだすけど、その時、洋服は? パンツは? など、いろいろ考えてしまいます。けど、それを払しょくするくらい、雪の表情はかわいらしく、山々や木々や、古民家など、ありありと書いてあります。
ファンタジーほど、細部が大事だと教わったことがありますが、絵としての細部は申し分なく美しく、観客を酔わせてくれました。
ただ、ただです。ストーリーは、あれでよかったのでしょうか?
おおかみのおとうさん、子どもが生まれて喜ぶシーンがあります。自分の生い立ちと重ねて不安になったりはしなかったのでしょうか? そもそもどうして、おとうさんは、東京で暮らすことを選んだのでしょうか? おおかみの野生の本能は、あの程度なのでしょうか? いろいろ疑問がわき起こってしまいます。そんなこと考えずに、ストーリーを受け入れればいいのに、なまじファンタジー好きだったりすると、いろいろ考えてしまうものなのです。
この作品も見てよかったと思ったのですが、昨年の「サマーウオーズ」のほうが、突拍子もなくて、新しくて、わたしにとっては刺激的だった気がします。みなさんは、どのように見られたでしょうか。
さて、明日から諏訪に向かいます。夫の親たちといっしょに諏訪湖の花火大会を見てきます。高速道路がこまないことを祈っています。
最初、学生の花がおおかみ男と知り合うところが、国立の大学通り。一ツ橋大学の感じや、大学通りのクリスマスのイルミネーションの感じ、白十字のケーキやなど、とてもリアル。ジブリの映画かと思うくらい、ていねいに取材されて描かれていました。
でも、そのていねいな描き方でつむぐ、ストーリーは所々、ご都合主義がみえます。
突然、おおかみになって走りだすけど、その時、洋服は? パンツは? など、いろいろ考えてしまいます。けど、それを払しょくするくらい、雪の表情はかわいらしく、山々や木々や、古民家など、ありありと書いてあります。
ファンタジーほど、細部が大事だと教わったことがありますが、絵としての細部は申し分なく美しく、観客を酔わせてくれました。
ただ、ただです。ストーリーは、あれでよかったのでしょうか?
おおかみのおとうさん、子どもが生まれて喜ぶシーンがあります。自分の生い立ちと重ねて不安になったりはしなかったのでしょうか? そもそもどうして、おとうさんは、東京で暮らすことを選んだのでしょうか? おおかみの野生の本能は、あの程度なのでしょうか? いろいろ疑問がわき起こってしまいます。そんなこと考えずに、ストーリーを受け入れればいいのに、なまじファンタジー好きだったりすると、いろいろ考えてしまうものなのです。
この作品も見てよかったと思ったのですが、昨年の「サマーウオーズ」のほうが、突拍子もなくて、新しくて、わたしにとっては刺激的だった気がします。みなさんは、どのように見られたでしょうか。
さて、明日から諏訪に向かいます。夫の親たちといっしょに諏訪湖の花火大会を見てきます。高速道路がこまないことを祈っています。