鬼ヶ島通信 70 + 2 が届きました。特集 幼年童話
表紙、野見山響子さんです。f書店のボジョレーの会の常連でした。
こんなところでも活躍。すごいです。いい絵だなって思いました。
まだ全部、読んでませんが、あまんきみこさん、やえがしなおこさんと編集長那須田淳さんとの対談がすごくよかったです。
これは、幼年童話を書きたい人、必見でしょう。
わたしがもやもやしていて、言葉がさがせなかったようなところがうまくつまっていて、ああ、こうだったのねと納得の連続。だからといって、すぐ書くことにはつながらないのですが、ゆっくり捜さなきゃだめだなっと改めて気付きました。
佐藤さとるさんがいった幼年童話は短距離走。簡単にみえてだれにでもできるように思われるが、最後の一秒をつめるのがとてもむずかしいってところ、そのとおりだと思いましたよ。すごい表現ですよね。
また、あまんさんの表現の美しさ、やえがしさんの書く姿勢にも感銘をうけました。物語を紡ぐ、幼年童話にはこの表現がぴったりです。
幼年童話の創作では、石井睦美さんの「赤い実」がとくに心に残りました。
鬼の創作道場はあいかわらず厳しかった。
厳しいところが厳しいままあることがいいなっと思います。