週末読んだ本がおもしろかった
今年の課題図書(中学生)に選ばれた一冊
舞台はアメリカ。原爆投下の是非を中学生たちがディベートする。
一気読みした。こういう書き方もあったのかと、目がさめる思いがした。
ラストにむけての心変わりなど、意見がわかれるところもあるだろう。それでも、ぜひ、多くの人に読んでほしいと思った。
アメリカという国ではこういう勉強もされているのかと、わたしには新鮮だった。
小手鞠るいさんは、アメリカ在住。だからこそ、書けた物語だと思う。
ネコがすきで、もっとふわふわした文体でも書ける作者だが、今回は討論に集中させて緊迫感をだしていっている。
さて、週末産経新聞にわたしが書いた『同潤会代官山アパートメント』の書評。
ここにリンクをはりました。→書評はこちら